元スッチード現在無職!のお部屋へようこそ

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• いざ故郷へ。

  故郷といっても10年住んだ街のことで、日本ではありません。　日本にも行きたいのですが、まだ9月に行く航空券すら購入してません。　今回は以前の業界で働いていたときの上司が結婚することになり、結婚式の参加のためにXX語の州へ行くことになっていました。　会社にお願いすると、他社便がスタンバイですが割引料金で利用できるので行く時には割引を使い、帰りはスタンバイで乗れないと次の日からのフライトに影響する可能性もあったので、別の他社さんの正規料金で航空券を購入しました。　スタンバイなので空港に到着してからも緊張。　もし満席だと乗れない可能性もあるし、それによってはかりる予定の車もキャンセルしなくてはならないし、友達のおうちにステイする予定なので友達にも迷惑がかかってしまいます。　空港に到着したら『間違いなく乗れるから安心して大丈夫。』と言われましたが、それでも座席はゲートで割り当てになるのでちょっと緊張。　ゲートで無事に席をもらえてようやく搭乗になりました。　前日はあまり寝ていなかったので機内に入ったとたんに眠りこけて5時間のフライトもあっという間。　空港に到着して車を借りて、友達のうちに行く途中でメッセージが。　『鍵は見つけにくいところに隠してあるから見つけて家に入ってね』とのこと。　見つけにくいところと言って、もし本当に見つけにくかったら私が家に入れないのに、と思ったけれど、その後で別のメッセージで『XXXXXXに隠してあるからね』とちゃんとフォローがありました。　友達のご主人と息子さんはご主人の実家へ帰郷していて、私と友達2人。　土曜日に結婚式があるので明日は飲みに行こうということで、私は到着してから少し休憩していました。　友達が仕事から帰ってきて2人でおしゃべり。　夜中12時近くになったので寝ることに。　友達は明日も仕事で、私は日中は髪を切りに行ったり（とはいっても10日前にきったばかりだけど）、買い物の行って時間をつぶすことにしています。　【終】

  2007.07.05

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• ご心配をおかけしました!

  しばらく時間がとれずに日記もアップできませんでしたが、これから順次にバックデートで書いていきます。　メールを下さった方までいて、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。　引っ越しが落ち着いてきて、でもまだまだやることがたくさんありすぎて毎日毎日ヘトヘトになっています。　5月31日に元ベースを出発して、その日はこちら、楓国西玄関口ベースの空港近く及びに新居から歩いて5分というホテルに滞在し（ルームメートの元彼が出て行けなかったので）、フライトへ出かけて、4日にようやく新居に入りました。そして10日間ほど休みがあるから、と思いゆっくりと新居での生活の準備を整えられる、と思っていたらスケジューラーから電話。　『どうしても、どうしても人がいないからフライトに出て!』私はすっぱり、『引っ越してきたばかりで何も準備もできてないから、行きません。』そして数時間後、マネージャーから電話。　『ねぇ、どうしてもお願いできないかしら?　人が居なくて困っているのよ。　お願い!』考えさせて、と言って電話を切ったらまたスケジューラーから。　『どうしても人が足りなくて、どのスケジュールを組み替えてもどうにもいかないから、お願い!』あぁしつこい、と思いつつ『じゃぁ、来月からも私の好きなスケジュールだけ入れてくれるなら良いよ。　後、希望する休みを全てくれること、そして美味しいスケジュールを入れること、が交換条件だけど。　え、無理?　そう、なら良いよ。　フライトしないから。　じゃあね。』と言って電話を切ろうとしたら、『わかった!　わかったから、フライトに出て!』とスケジューラー。　『もし希望条件をかなえてくれなかったら、これからもし同じようなことがあっても、知らん振りするからね。』と私。　てなわけで10日間のお休みがわずか5日間に減ってしまいました...。　今日は家具をまた少し購入。　家具を購入しても組み立てるのは自分だから、かなり時間がかかります。　それに掃除をしたり、荷物を整理したり、と1日はあっと言う間に過ぎてしまっています。　で、たいてい1日が終わればぐったりしているので、新品の大きなベッドでゆっくりとお休みさせていただきます。　【終】

  2007.06.13

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• 花の都。　

  今日は女王陛下国の首都から他社便で移動してきて花の都へステイ、という日程。　新人さんに聞いてみたら『あまり無い機会かもしれないから、一緒に街へ出かけましょう』ということに。　西玄関口ベースは花の都便があってもステイが大変短いので、街へ出かけることなく過ぎてしまいます。　だから今日は新人さんを引き連れて街へ。塔が良く見える広場へ行くと新人さん達は感動しまくり。　1日パスを購入していたので地下鉄とバスに乗りまくって、短時間の間に見所をささっと見て、ディナーへ。　ラテン街とぞくに呼ばれている地域のレストランで夕食。　まぁまぁのディナーでしたが、ワインはやっぱり美味しかった!　時間を見たらすでに2時間半が経過していたので、大急ぎでホテルへ戻ることに。　電車に乗るのにパスを使用したらなぜか無効になっていたので、新人さんの1人にくっついて改札を通りました。　そしたら運悪く警察が!　しかも4人も...呼び止められたので『このチケット今日買ったのに無効になってるんだけど!』と言い返したら、『楓国から来たんでしょう!』と大爆笑されました。　『何でわかったの』って聞いたら、　『何というアクセントなんだ!』とまた笑われました。　しかも、『日本人ならちゃんとした綺麗なXX語を話すようにしたら?』とまで。　で、新人の女の子3人と歩いていたので『彼女達もそうか?』と。　明らかに女の子達を誘おうとしている様子。　で、3人とも『早くして帰りましょ!』と言うと警察さんがゲートを開放して私を通してくれました。　電車の中では1日の疲れがドッと出て、ホテルへ帰るまでの道のりが長～く感じられました...　おかげで今日も良く眠れそうです。　【終】

  2007.06.03

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• 早速仕事です。　

  1日から仕事というのは好きではないパターン。　1日にお財布を開けないようにするのと同じ感覚なのでしょうか、1日から仕事をするとその月は忙しくなるような気がして嫌なのです。　それにクルーリストを見ても、新人さんばかり。　あぁどうなるんだろ。　午前中はルームメートに電話。　そしたら自分で荷物を運ばないといけないと思っていたのに、彼女が迎えに来てくれることになりました。　車で2分のところだけど...。　でもスーツケース3つはちょっときついかと思っていたので大助かりです。　その後、ルームメートの元彼を待つこと1時間。　彼が帰ってこなければロビーの鍵が受け取れないので、私がフライトに出かけて戻ってくるときに困ることになります。　待つだけというのもなんなので、2人でホテルに戻ってランチ。　そしたら彼が帰ってきて『どこに行ってるんだ!』。　さっき電話したときは出なかったのに、なんとも勝手な人だねぇと2人で話をし、私はホテルの部屋へ。　ルームメートは自宅へ帰っていきました。　あまり寝られないだろうと思っていたけれども、十分すぎるくらいのお昼寝をして空港へ。　新人さん4人。　古株は1人も無し、全員経験2ヶ月未満というクルー構成でした...　しかも私が1番年上!　やられたぁ...。　私よりも年上の人はいっぱいいるのに、これだけ若いクルーを集められるとちょっと凹みます。今日は女王陛下国の首都空港へ向かう便です。　フライト中は何もなく、皆ちゃんと仕事をしているようでした。　たぶん私の見ていないところでは怠けているのかもしれませんが、ちゃんと新人さんは最初から最後まできっちりと仕事。　怠けているのは2ヶ月前に入社してきた人が殆どで、会社でも問題になっているほど。　そのたびにレポートに書いたり会社へ報告するのですが、クビになることなく次のフライトにも乗ってくるので、たぶんレポートも報告も意味をなしていないのではないだろうか、と他のパーサーも言っていました。とにかく新人さんはちゃんと働いてくれたので安心です。　【終】

  2007.06.01

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• いよいよ引っ越し!

  何とも、この日がやってきました。　もう10年も住んだこの街を離れる日です。　空っぽになったアパートを見渡して、『ようけ我慢して住んできたなぁ』という思いでいっぱいでした。　前から引っ越ししたかったので（アパートが古くて...）、丁度良い機会かとは思いましたがまさか転勤するとは思っていませんでした。　午前中は最後の荷物を郵便で送ったり、銀行の口座の住所変更に行ったりして午後になり、テレビも電話も何もない部屋でゴロゴロ。　午後5時に友達から電話があり空港へ。　でも何だか引っ越すという実感は全く無く、またフライトに出かけるような気分でした。　友達とさよならをしたけども、7月にまた戻ってくる予定になっているからそんな悲しいわけでもないし、同じ国に住んでいるんだし飛行機で5時間しかかからない所に引っ越すだけだから、なんともさっぱりした感じです。　他社便にお世話になり（航空券は自分で購入）、あっという間に到着。今晩は新居の近くにあるホテルへ滞在です。　ルームメートの元彼が2日に出ていくことになっているので、とりあえず新居の近くに滞在して明日からのフライトで必要なものをホテルへ、必要ないものは新居へ運ぶことにしました。　なんとも長い1日だったのでぐっすり寝られそうです。　【終】

  2007.05.31

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• あぁ大変!

  結構な量の荷物を送ったと思って安心していたのに、どうしても次から次へと出てくるものがあって、郵便で送ることに。　ダンボール２箱で、さらに１箱は送らないといけなさそうな感じです。　いつも引っ越しのときに同じことがあるから『今度こそはちゃんとなるべく多くのものを送って楽しよう!』と思っていたのに、また同じ事の繰り返し。　嫌になってきます。　でなんとなくすっきりしてきた部屋ですが、毎日使うものは送れないし、もっていく荷物もあるし、で前より散らかってきたような感じ。　後３日間しかないのに～とあせっている今日この頃です。　【終】

  2007.05.28

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• 今日も夕食へ。　

  今日は別のお友達が『最後になるんだし、夕食食べにいらっしゃいよ』と誘ってくれました。　長い間お世話になった友人ですが、１児の母です。　子供も私によくなついているし、子守も頼まれるほど。　子供はちゃんと３ヶ国語理解していました。　すごい!　私なんて日本語すら怪しいのに...　なんとも、日中預けている託児所での言葉、母が話す言葉、お父さんが話しかける言葉全て違うので理解するのはわかりますが、友達が心配しているのは『話しかけて理解してもらえてもその言葉をちゃんと話せるようになるには時間がかかるし、私が英語で話しかけたらきっと日本語で返してくるし、お父さんが別の言葉で話しかけても英語で返してくるようになる』ということだそうです。　だから子守をするときも必ず日本語。　他に周りで日本語を話している人が大勢いる環境ではないから、少しでも日本語に触れさせたいのだそうです。　何だか大変そう...　『でねぇ私の友達は全部の言葉をちゃんと話せるようになって欲しいからってちゃんと３ヶ国語で話しかけていたら、１つのセンテンスを話すのに全ての言葉を使って３回同じ事を言うようになっちゃったのよねぇ』。　なんとも、お疲れ様でございます。　でもちゃんと３ヶ国語話せるのなら、もしどれか１つの言語を聞き逃したとしても後の２つで何を言っているのか解かるからこっちとしては聞き直さなくても良いから助かるね、ということになりました。　こちらでの子育ては色んな意味で大変そうです。　おいしいディナー、それにデザートまでご馳走になりました。　で私も使わなくて捨てるような調味料や未開封のものを全て彼女のお宅へ置いてきて、家の中が少し片付きました。　【終】

  2007.05.27

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• おでかけ。　

  今日はお友達と夕食へ。　この街に引っ越してきて以来の長年のお友達で、送別会を開きましょう、と日本食レストランへ行きました。　私のお気に入りの日本食レストランでした。　送別会といってもしみじみするわけじゃないし、ただいつものように飲んで飲みまくって、料理を堪能して、という感じ。　話しもよ～く続きました。　とはいってもいつも電話で１時間は話しをしてしまう友達なのですが...　夜１１時頃にバーで飲むことに。　外は日中は暖かかったので外で飲もうということになりテラスで飲んでいたら寒くなり（そりゃぁ、まだ夏じゃないから）、引き上げました。　寒さで酔いもさめるかと思うほど。　でも気温にしたら１４度はあったみたいですが。　あぁ早く暑い夏がきて外で思いっきり飲みたい!と言ったら友達が『いつもどこでもどんな天気でも飲んでるやん。』とあっさりと言われてしまいました。　ま、確かに。　【終】

  2007.05.26

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• 今日もレッスンです。

  今日はこのクラブでの最後のレッスン。　なんだか今まで本当に頑張ってきたなぁという実感がわいていました。　何かに没頭してこんなに続くとは思ってもいなかったし（飽きやすい性格なので）、そして技術もちゃんと上達しているし、コーチのおかげでした。　でも最後のレッスンは厳しくて途中で棄権したくなるほどの練習量。　それに加えてバレエのおさらいもあり、帰ってくる電車の中では座ったら根が生えるんじゃないかと思うくらい体が重かったのです。　しかも電車を降りたらエスカレーター動いてないし。　それも１つなら良いのですが、私が普段使っている駅はエスカレーターを３つ乗り継いでようやく地上に出れるというくらい深い駅なので（核シェルターになるくらい!）、その全部が止まっていました。　後ろを歩いていたおばちゃんも『あぁ～嫌になるわぁ!』。　私もそう思いましたよ...　家に帰ってきてからも部屋の片付けをしようと思っていたのに、疲れていてシャワー浴びてからすぐ寝てしまいました。　【終】

  2007.05.25

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• レッスン。　

  今日はスケートのレッスンの日。　午前中から部屋の中を片付けてレッスンへ。　でも公共の交通機関が時間限定でストライキをしているので早めに自宅を出発し、カフェで時間でもつぶそうと考えていました。　そうしてリンクの近くに到着したら本屋さんが目に入り、雑誌を立ち読みしながらあさっているうちにもうレッスンの時間に!　できなかったジャンプができるようになって（この歳で...）、これからの先を考えてコーチとも長話し。　『プロコーチになるという方法もあるし、今のルールだったらプロコーチでもレッスンをとったりテストを受けたり大会にも出られるから良いんじゃないの?』とのことで夏の間にプロコーチになる第一歩の講習会の参加を考えました。　後は仕事のスケジュールの都合がつけば...という感じです。　日本の仕組みとはちょっとこちらは違い、コーチの資格をとるのにはレベル１を取るのに１年かかります。　そのレベル１の中にも３段階あり、その１つ１つをクリアしていかなければレベル１の資格を完全にとることができないので、レベル１の最初の講習を受けた段階で【レベル１のパーシャル資格】という形になります。　ま、とりあえず第一歩から始めるんだし、何事も最初の１歩から、と考えてこれからお勉強していこうと思った今日でした。　それにしても、この歳でまだ技術が向上するのなら、もっと小さい頃にしっかりとレッスンを受けていたら...と悔やみそうになりますがそれも人生でしょう。　【終】

  2007.05.24

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• 引っ越し屋さん到着。　

  昨日地元ベースに帰ってきて電話のメッセージでトラック会社から今日来る、とのことで朝から忙しく荷物をまとめました。　午後になってトラックが到着。　書類を作成してから荷物を運び出し、ものの30分で終了。　なんともあっけない荷物運び出しでした。　部屋の中は散らかりっぱなし。　それを片付けているうちにフライトの疲れもあってか、昼寝をしたら夜7時。　ご飯をつくってからもまだ疲れているのか、眠たくなったのでそのまま就寝でした。　【終】

  2007.05.23

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• 帰国便。

  先日あれだけキツく新人さん達に言ったのが効いたのか、全員時間通りにショーアップ。　やはりチーフ【婆さん】という年頃になってきたのでしょうか。　ブリーフィングも済ませ、搭乗開始。　ほぼ席で、もちろんカーゴもいっぱい。　ありがたやぁ。　サービスが始まってから全員が働く様子を観察していたら、明らかに行きのフライトとは違う感じ。　しっかりと基本を守りつつ、さらにサービス精神旺盛な様子が伺えました。　ちょっと感心。　手順もシニアクルーと変わらないし、ギャレーに配属した新人Eちゃんもしっかりと仕事してました。　もちろん後方ギャレーのP君もしっかりと仕事してました。　飲み物のサービスをしていたらふとお客さまに『パーサーが良いとクルーも良くなるのかしら。』とお言葉をいただきました。　有難うございます!　で、理由を聞いてみたら、彼女が花の都へ行く便のクルーは『仕事をしたいと思っているようには見えない態度でパーサーもやる気がなさそう』だったそうな。　お客さまは良くみていらっしゃるんだよねぇ、そういうところ。　どのパーサーがすごく気になったんだけど、背格好と髪の毛の薄さをお客さまが説明したところで『あぁあのパーサーか』とわかりました（笑）。　しかもその表現が微妙に良いツボを付いて思わず噴出してしまいました。　お客さまの前では同僚の悪口なんて言えないから、うまくごまかしましたが、それでも可笑しくてしょうがありませんでした。　そんなこんなでお客さんとお話しをしながら飲み物サービスを行っていたせいで時間がかかりましたが、何せ１０時間のフライト。　ゆったりとした中でテキパキとした親切なサービスをしていくのが好ましいフライトと私は思っているので、私も楽しみながらフライトできました。　フライト中も新人さんたちは頑張って仕事してました。　お客さんの中にもクレームをあげてくる人もいなかったし、終始楽しく過ごされているようでした。　そして途中の経由地に到着。　９時間１５分かかり、そして地上で４０分過ごしてこの街で降りるお客さんが全員降りてから給油した後に楓国西玄関口へ。　フライト時間は１時間。　もちろんジュースのみのサービスです。　昨日のフライトのようにフルの飲み物サービスをしようかとも思ったけれど、そこまで張り切るにももう飲み物自体の在庫が少なかったのでジュースサービスのみ。　到着してお客さんを出口で見送っていたら殆どの人がちゃんと有難う、と挨拶をしていくのにちょっと感激。　全員が降りた後で反省会。　『皆さん、よくできました。　詳細は後でメールするからねぇ』で終わり。　フライトの後は全員疲れているだろうから２０分も３０分も引き止めたくないのです。　私だって早く帰りたいし。　それに何か問題があったら後で解決策を見つけるよりもその場で解決しないと遅い場合が殆どなので、その場、その場で忠告するから、わざわざフライトの後で時間をとって同じことを繰り返し言うのは嫌なんです。　だから良いフライトのときはフライト中に褒めるし、何かあればその場で解決なので、終わる頃には『良いフライトでした。　さいならぁ～』というのが一番。　最後まで延ばして嫌なフライトの終わりにしたくないし。　でも今日は皆良く働いてくれました。　ホテルに入り、すぐ寝て夜１０時に起床。　異動の後ルームメートとなるJちゃんが私の荷物をとりにわざわざホテルまで来てくれるので、その準備。　１１時頃、他の同僚クルーと車でやってきてくれて私のスーツケースを持っていってくれました。　そう、今回のフライトが地元ベースでの最終フライトで、今度のフライトからは西玄関口ベースとしてのフライトになります。　そして１週間の引っ越しのための特別休暇。　さ、また荷造りに励まなければ。　【終】

  2007.05.21

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• はぁ飲みすぎ。　

  この日は他社さん1つの世界加盟女王陛下国社さんの便を利用して女王陛下国首都から花の都への移動日でした。　昨日は早めに寝たのに午前5時に起床。　なぜだか目が覚めてしまったので、そのまま起きて支度することにしました。　起床時間になっても起床報告の電話がかかってこないので機長に電話したら『かかってきたよ』。　他のクルー数名に電話したらその数名はかかってきたというのでロビーに降りて、移動便のチェックインをウェブサイトで済ませることにしました。　とはいっても前日から機長にやっておけ、と言われていただけ。　『もう、お給料払ってよ!』と言いたくなるのをこらえて全員分のチェックインを終了。　そしたら別便のクルーも出発するようでロビーに降りてきたのでコーヒーを飲みながらおしゃべり。　しばらく会っていなかった人達に会えるんだけど、同じ国に住んでいながら女王陛下国でしか会ったことない人、さらには同じベースで割りと近所に住んでいても、やはり海外でしか顔を合わせない人も大勢います。　そしてバスが2台到着して私たちは出発。　バスでおよそ1時間で空港へ到着です。　チェックインは済ませてあるので荷物を預けるのみ。　そしたら『あなた達、早く到着しすぎてるからあと30分待ってからまた来て頂戴。』とのことだったので、外へ出て新鮮な空気をすうことにしました。　セキュリティを越えて、朝食をとり搭乗。　私は花の都の中心部へ出かけたかったので、明日のフライト用の書類を用意。　短いフライトでちょうどいい感じの込み具合でお客さんが乗っていました。　しかもクルーも7人!　シングル通路のA３２１で７人とはちょっと驚きました。　しかもサービスも、ドリンクのカートが全部で４台!　それが通路を通る前にサンドイッチ配る人が最初にダーッと最前列から最後尾まで行き、エコノミー席では３台のドリンクカートが次々にサーブしていくというやり方で私はびっくり。　何もそこまでして短いフライトのサービスしなくても...と思ってしまった私はやっぱり格安航空会社です。　フライト時間は55分でした。　ちなみに私達の会社では海外から海外へ飛ぶ1時間程度のフライトの際は法令でカートを開けてはいけないことになっているので開けても良いカートに入っているジュースのサービスだけ。　到着してからホテルに行き、部屋に荷物を置いてからすぐに街へ出発。　6人で出かけたけれども私とS君、そして機長と副操縦士と新人Jちゃん、元同じベースで今は引っ越した別のS君とCちゃん、という3グループができました。　それぞれみたい場所が違うから別行動することに。　私と出かけることにしたS君は『じゃ、飲みに行こう』というのでバーへ。　お決まりのクラブが開いていたのでそこへ。　ドリンクが他の国よりも高いような気がしたけれども、やはり飲み出せば止まらない私。　明日のフライトがあるのでちょっとは控えて飲みましたが...S君は地元の人とお知り合いになったみたいで、３人で日本風レストランへ。　あまり日本食という気分ではなかったのですがS君が知り合った彼が日本びいきだそうな。　でもレストラン、日本食じゃなかったような...　やはり『もどき』でした。　で私はその頃にはヘロヘロに疲れていたのでホテルに戻ることにして電車で帰ってきました。　もちろん１人で。　駅に着いたら運よく空港行きのノンストップが来たので飛び乗り、空港でおりたらそこでも運よくホテルへ行くシャトルバスが到着。　通常だと２～３０分待たなければならないのでラッキーでした。　ホテルに入ったら『S君はどうしたの?』と聞かれ、そのままを話すと『じゃ置いてきたの?』。　そこでようやく（そういえばホテルに戻ってくる方法知ってるんだろうか?）と思いましたが、そんな大人の面倒まで見てられません、ということで日本の衛星放送を見ながら就寝。　あぁしんどかった。　【終】そう、私は誰とも知り合いになりませんでしたよ、と付け足しておきます。

  2007.05.20

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• フライトも終わり．．．

  悪夢のようなフライトも終わりホテルへ。　バスの中でミーティングをすることに。　ホテルまではバスで15分くらい。　フライト中の色んな点を指摘して、最後に『新人さんはまだ試用期間なんだからそのことをしっかりと頭の中に入れて仕事するように』と締めくくりました。　そしたら1人が『試用期間の間って?』だって。　ほんと頭悪い!と言いそうになりましたが（ってきっと私のことだから表情に出ていたと思う）、『試用期間中は何か問題があれば即解雇ってことです』と私（ひぇーっ、恐いパーサーだ）。　シニアのクルーも『そうだよねぇ、今まで何人もクビになってきたし。』と後押し。　『そうなりたくなかったら今回のレイオーバー中にマニュアルをしっかり読んで、サービス手順を押さえて、もう1度、雇われたときのフレッシュな気分に戻ってちゃんと仕事するように。』と言っているうちにホテルに到着。キャプテンがディナーに行く予定を立てたので私は参加。　今回のキャプテンは同じ地元ベースでよく知ってる人だし、彼の奥さんにも何度も会ったことがあるので気兼ねなく接することができるのでディナーに行くことにしました。　新人さんたちは1人を除いて全員ホテルに居るというので合計6人で待ち合わせ。　時間になったのでロビーに降りていったら別便のクルーも居ました。　でも彼らは長いレイオーバーで明日の出発が早いのでディナーには出かけずにホテルに居るというので出発。　レストランではキャプテンが気を利かせてくれてワインをボトルで注文。　でもこのキャプテン、全くといっていいほどの下戸なのでちょっと心配。　そしたらやっぱりグラス1つも終わることなく全て私に回ってきました...　ま、ありがたいことです。　ディナー後はホテルに戻って副操縦士さんとキャプテンと私の3人で軽く１杯。　明日は花の都へ移動なので出発が早いのと、到着してから一睡もしてないので１杯だけでやめることに。　キャプテンは飲めないのでミルクとケーキというデザートを頼んでました。　レストランではワインをおごっていただいたのでミルクとケーキは私へチャージしてもらうことに。　しばらく話をしてから部屋に行きましたが、午後10時。　ちょっと早いかなと思ったけれども、明日の起床が早いのでお風呂に入り、たっぷりと保湿クリームを塗ったくって寝ました。　【終】

  2007.05.19

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• 仕事へ出発。　

  昨日移動してきて今日は出発。　夜9時発という遅い便で、空港へも余裕を持って到着。　なのに2人がまだ到着せず。　時間を過ぎても到着しないからスケジューラーさんへ電話したら『1人はまだ自宅でタクシーを待っているみたい』だって。　タクシー使うくらいなら余裕を持って出て来い!と言っておいてちょうだい、マネージャーにも連絡するように、とお願い。　うちの会社ではこういうことがあるとすぐにマネージャーに連絡が行くようになっていて、3回くらいのミスで言い訳無用の即解雇、となります。　私は時間にうるさいから、こういうクルーがいると超不機嫌になります。　もう1人は島のほうからやってくるからフェリーに乗らなければならず、それが遅れている、とのこと。　でも仕事なんだから前もって前泊するとか、遅れないように到着するのが本当でしょう、って感じ。　それを言い訳にしているようで、頭の中いかれてるんじゃないの?と思いました。　　到着してたクルーと機体に向かい待っていると時間がとられるからブリーフィング開始。　新人さんが4名というちょっと大変なフライト。　他のパーサーさん達から嫌な前評判を聞いていたけど、これほどとは思いませんでした。　何だか先が思いやられそう...。　遅れてきた2人は謝ることなくブリーフィングに参加。　他のクルーはちゃんと時間通りに来ているんだから時間を守るように、そしてこのことはすでにマネージャーに連絡が行ってるからね、と脅して業務開始。　フライト中も、前評判通り、自分達から何かをしようとする姿勢が全く見られない!　そんな事なんかを全てメモに取っておいて、フライトの後のミーティングで指摘することに。　サービスとサービスの間には機内を回るんだけども、それすらしないし、ラバトリーチェック（トイレットペーパーや紙の点検）なんかも全くしてないし、全て私ともう1人のシニアクルーですることに。　いちいち口で言ってもしないから、私たちがやってるとこを見せないとということになりました。　そんなこんなでめちゃくちゃ疲れたフライトでした。　あぁ新人さん、もっとちゃんと仕事してよ!と怒鳴りたくなるフライトで、6月からのベース変更でこういう人達と働かないといけないなんて、ちょっと後悔です。　【終】

  2007.05.18

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• 有給も終わり。　

  いらない有給休暇でしたが、会社によって決められた以上、とらないわけにもいかず、とか行ってどこかへバカンスに行くということもなく終わります。　とにかくベース変更による引っ越しが下旬に近づいているので荷造りに終われ、そして家具を引き取ってもらう人たちの行き来があったりと落ち着きなく過ごしていましたが、今日は明日からのフライトに備えてゆっくりさせてもらいました。　明日は移動日。　地元ベースから西玄関口ベースへ他社便で移動。　次の日の夜にそこから国の北地方のとある街経由で女王陛下国の首都へ向かうというものです。　到着日はそこで休み、次の日には女王陛下国一つの世界会社の便で花の都へ向かい、そこで1泊。　次の日に楓国に帰ってくるというフライト。　うちの会社はこのダブルストップと呼ばれるフライトが非常に多く、経由地でもお客さんは機内にいるために忙しいフライトでもあります。　今月はこの仕事だけで22日に帰ってきたら引っ越しのための特別休暇があるのですが、来月はこのダブルストップだらけ。　疲れる月になりそうです。　で、今日は何をしていたかというと、髪を切りに行き、それだけ。　家に帰ってきてからは会社とのメールのやりとりがたくさんあり、欧州内の便のコンファメーション番号やらクルーが変更になった、そのためにまたコンファメーション番号が来た、VIPのインフォ、新機材のことなど、面倒くさいことが多くてメールを返信したりした後は昼寝をしてしまいました...　昼寝と思っていたのに起きたら夜8時。　もうこりゃ完全に夜眠れない...と思い日記をまとめてアップ。　そう、今日のことのように書いている日記も実は数日後に書いています。　アップできるときはアップしているのですが、何せ面倒くさいことが大嫌いなので時間のあるときにやってます。　ですから今回のトリップが終わってから後でまとめて日記を書きますので、更新は来週火曜日以降となりますのでご了承ください。　（荷物が多いのでラップトップはもっていきません...）　【終】

  2007.05.16

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• マッサージセラピスト

  昨日の練習がハードだったので今日は一日ゆっくりすることに。　右足の太ももが痛いのでセラピスト（Physio)へ予約を入れていきました。　マッサージさんは前からお世話になっている人でコーチの知り合いです。　到着したら『さっきコーチから電話があったよ』とのこと。　私が昨日の練習の後で痛いからマッサージに行くといったのを覚えていたのでしょう。　ゆっくり時間をかけてマッサージとリハビリ。　これが気持ち良いのです。　リハビリは気持ちよくないのですが、色んな体勢でその部分部分を伸縮させるものです。　ちょっと言葉では表し難いのですが...　しかもマッサージは会社の保険で全額保障つき。　そのときに治療費は払いますが、後から保険会社が払い戻しをしてくれるので助かります。　そんなこともこの業界にいて良かったと思えるときです。　しっかりとした保険があるので困ることはないし、保険に入っていない場合の医療費は異常に高額なので安心です。　前にアジアのビーチリゾートに行って大怪我をしてしまった人のニュースを見ましたが、何と帰国して治療を受けるのに1500万円かかると言ってました。　あぁ恐ろしや。　帰宅後はテレビを見ながらのーんびり。　そのうち引っ越しの荷物がまとまっていないので慌ててはじめましたが、もう最近は『どうせ使ってないものだから、向こうでも使わないだろう。　だったら誰かにあげてしまおう』と思ってしまうので、進まないのです。　同僚の子がベッドやキッチンテーブル等、殆どのものを引き取りにくるのが来週、引っ越し屋さんが来た後なので、今週末の仕事が終わったらあわくっていることでしょう。　それにしても右太ももが痛い...　【終】

  2007.05.15

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• 飛べた!

  先週購入した新しい靴。　木曜日に一度履いて滑ってみたのですが、硬いなぁと印象。　さらに足首の骨の部分がなぜか型を取ってもらって自分の足と同じようにフィットするように作ってもらったのに、骨が当たってめちゃくちゃ痛く、少し滑っただけで断念してました。　今日もレッスンがあったのでリンクに行きましたが、行く前から体の調子がよくないかも、と思っていたのですがとにかく行くことに。　なぁーんか不安な予感というか心配というか、もやもやした感じでした。　でレッスン開始。　氷の上におりてみてちょっと滑ってみたら木曜日よりは感触は良かったのですが、それでもまだ硬い。　新しい靴に慣れるには少し時間がかかるのは解かっているのですが、引っ越してからも週2回以上レッスンを受けられるのかちょっと不安。　滑らなければ靴に慣れるにも時間がもっとかかるし。　最近はジャンプも同じものばかり練習していたし、スピンも同じものばかり。　何だかこのまま練習していても向上しないなんて、と思っていました。　さらに仕事のスケジュールと大会の日程が合わないから頑張って練習していた大会にも出られなくて残念な思いだったし、このままスケートから身を引くことになるのかなぁと思っていました。　さらにできないジャンプも2種類。　どうしても練習してもできないジャンプで、片足で着地できなかったのです。　空中での体勢が悪いのとタイミングと、体を締めるタイミングが合わないからバランスが取れた着地ができないでいました。　それでも練習は続けていました（ほんとはこの練習が一番嫌でした）。　そして今回の春期講習からコーチは2人。　1人はスピンとスケーティング・エッジワーク。　もう1人はジャンプとアイスダンス。　今日もその2人に教えてもらうことになっていました。　先週木曜日にスケート靴が合わなくて痛くて練習できなかった分、今日は練習しなければなりませんでした。　氷の上でも違和感はありましたが、そんなこと容赦なくコーチはレッスンを続けます。　スピンは以前は軽くできて問題なかったジャンプスピンすらどこへ行ってしまったのかという感じ。　そのうち練習している間に慣れてきたのか、ちょっとだけ調子はあがりましたが...。　その後はジャンプ。　ジャンプなんてこの新しい靴でできるわけない!と思っていたのにコーチは『はい、最初のジャンプ。』　『次。』　『別のジャンプを飛んでみて。』と続けます。　そしていよいよできなかったジャンプを練習することに。　いつも『じゃ、そのジャンプをやってみて』と言われると『えぇーっ、嫌だなぁ』と思っていたり口に出したりしていました。　しかも慣れていない硬い靴だから変な着地をしたら足首をひねって前にもやったように松葉杖の生活になってしまうかも、とすら考えてしまいました。　助走を始めて、すっと上がってみたらよい感触。　でも着地できませんでした。　コーチが『すぐにまた同じようにやってみなさい!』と叫ぶので、すぐに助走。　ジャンプに入る体勢になり、ジャンプ。　体がこのときいつも以上に軽く回転したような感じがしたのを覚えています。　そして着地。　自然に片足で降りて見事に着地しました。　『わあぁー!!』と叫ぶコーチ。　『やったぁ!』と私。　周りで見ていた別のスケーターもコーチも叫ぶ私たちを見て何事かと思ったようでした。　『じゃ、もう1回やってみて。』とコーチ。　そして再度チャレンジ。　そしたらまた着地できました。　その後少し会話をしてどうして今までできなかったのか、どうしてできたのかを話して、もう1つできなかったジャンプをすることに。　助走からゆっくりと入っていって、思い切って飛んだらそれもちゃんと見事に片足で降りれました。　『わぁ!』と叫ぶ私。　『できたわ!』と叫ぶコーチ。　靴を替えたのが良かったのか、ただそれまでにちゃんと飛べるような練習を続けていたのが良かったのか、とにかく着地できることができて大満足。　しかもこの歳になって...　もし小さい頃から続けていたら...とちょっと残念な気もしますが、オリンピックを真剣に目指すには犠牲にするものも多いから今までの生活で良かったのかも、とすら思いました。　とにかくできなかったことができるようになる喜びは大きかった今日１日でした。　でもその後何度も何度もその２つのジャンプの練習をしていたのでクタクタになりました。　しかもちゃんと片足で着地しようとして、着地がうまく行かなかったときに変な体勢を維持しようとしたから右足の太ももがつったような感じになり、練習は終わり。　何だか小さな幸せを見つけたような日でした。　きっと胸騒ぎはこのことだったんだろう、ということで帰宅しましたが、帰りの地下鉄で登りエスカレーターが止まってました...　太ももがすごく痛いのに階段をあがらないといけないなんて...と思ってふと胸騒ぎのことを思い出してしまいました。　でもしばらくは体力維持のため、スケートは続けるでしょう。　【終】

  2007.05.14

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• お買い上げありがとうございます!

  先週、西玄関口の空港で会った同僚のM君。　同じアパートに住む同僚のJ君とともに2人がうちにやってきました。　目的は、引越しセール。　『ほしいものがあったら言ってね。　何でも売ってるから。』と言ったら、あれも、これも、ということに。　家具が殆ど売れました!　おまけに、と何か欲しいものをつけてあげるから何でも持っていって、とお願いして飲まないお酒なんかも。　お金を取らないから持って行って、と言ったのにちゃんとお金を置いていきました。　2人からお金をとるわけにはいかないから、ただで良いっていったのに...　テーブル、ベッド、本棚、机のキャビネット、椅子、等など。　部屋の中が空っぽになるくらいほとんど全てを購入していただき、後はちょこっとしたものだけが残っています。　頑張って箱詰め作業も終盤になってきたし、なんだかさびしいようなわくわくするような。　10年住んだこの街を離れるのはさびしいけれども、西玄関口には友達もここより居るし、働きやすくなることは確か。　スケジュールも楽だし、とにかく海があるのでこれからの夏のシーズンは最高かと思うと、早く行きたいような気分にさえなります。　さ、頑張っていらないものを捨てなければ。　【終】

  2007.05.12

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• 引っ越し屋さん到着。　

  今日は引っ越しの見積もり。　そのために昨日までにできるだけ荷物を詰めなければならなかったのです。　朝10時丁度に引っ越し屋さんが到着。　どの荷物が自分で運んで、などということを説明してすぐに見積もり完了。　『荷物が多くないし、家具もないから最低料金ですね。』とのこと。　ほんとに安い料金でびっくり。　日本で弟が引っ越しをしたときは最低でも10万、と言っていたけどこちらではそんなにとられません。　でもダンボール箱で10箱にはなっているし、自分で持っていくスーツケースだけでも6つ。　来週仕事で移動のときにも２つスーツケースを持っていくことにしていますが、かなり費用が抑えられるので、その業者さんに即決。　『24日か25日に取りに来るからね』。　ま、その2日なら家に居るから安心。　案外楽に事が進んでいます。　自分が移動する航空券も購入。　他社便の航空券を買って、全ては順調で予定も立てられたし、あとは荷物を全部まとめるだけになりました。　でもそれも結構大変な作業になるでしょう...　やっぱり最後まで必要なものもあるので。　とにかくやるしかないことなので、ゆっくりでも作業を進めてきます。　いざとなれば全部捨ててもすぐに必要になることはないし。　無駄のない生活、をモットーにしていきます。　【終】

  2007.05.11

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• 忙しい！

  今日までにある程度の荷物を箱に詰めなければならなかったのでその作業。　朝起きてから寝るまでひたすら箱詰めをしている最近です。　いらないと思ったものはさっさと捨てるようにしているのですが、ゴミの量も半端じゃないくらいになって、無駄ばかりの生活してるなぁとつくづく考えさせられました。　仕事で出ているとスーツケースの中にあるものだけで生活している感じなので、普段うちにあるものなんて使いません。　だから余計に無駄な物が多いと思うのでしょう。　この際、生活を変えて無駄な物は買いません、いりません、という風にしていこうと思います。　さて、夜はスケート。　月曜日にスケートのコーチが新しい靴の型を取って今日は完成という予定でした。　それが硬い!　5分リンクで滑っただけでお手上げ状態。　私が靴を購入する際は足の型を取って、それにあわせて靴を調整してもらうのですが、なぜか内側の足首の骨の部分だけが痛くてその後30分くらいはリンクサイドで靴を調節するだけでした...　前は簡単にできたのに今回はちょっと高い靴に変更したら格段の差。　慣れるまでにそんなに時間はかからないと思いますが、やっぱり今までの靴の方が慣れていたからその違いでしょうか。　それを直してもらって今度は来週の月曜日まで練習はお休みです。　それよりも早く荷物を...　【終】

  2007.05.10

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• またもや有給。　

  今日から10日間の有給休暇。　いつものごとく、旅行に行くわけでも何をするわけでもなく過ごすことになりそうです。　ただスケートの春講習が始まっているので、少しは練習できるかと思います。　仕事ばかりしていると体が怠けてしまうので気分転換に行って来ます。　それよりも引っ越しの準備...　あぁ全然進まない。【終】

  2007.05.07

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• あぁ後悔。　

  昨日飲みすぎて帰ってきてからほんの少ししか寝ないで起床。　地元ベースに帰る便をキャンセルしてしまおうかと思うほど。　でも帰らないと、やることがたくさん待っているのでそれを後伸ばしにしてしまうとさらに窮地に追い込まれる、と自分に言い聞かせて支度。　ロビーに降りたら同じ地元ベースのクルーが3人ほど集まってました。　『あれぇ、どうしたの?』という会話から、別便で到着したそう。　一緒に空港に向かってチェックインをしようとしたらなぜか私の予約だけが入ってなくて、スケジューリングに電話。　来るときは予約入っていたし、『帰ってくる便の予約番号も同じだからね』と言われていたのに...　電話したら『誰かが君はもう西玄関口ベースに引っ越したと思ってキャンセルしたみたいだよ』だって。　ちゃんと契約書に6月1日から、と明記したし、来るときだって確認してるのに、失礼な話。　しかも具合が悪いのに（ってこれは自分が悪いんだけどさ）、『ちょっとしてから電話ちょうだい。　また予約入れなおすから。』10分ほどして電話したら『もう別便のクルーと一緒の便は予約とれないから、別の会社で予約取ってみるけど、また10分したら連絡ちょうだい』。　はいはい。　そして皆と朝食。　といっても何も食べる気にもなれず、コーヒーだけ。　引っ越しセールをしてるというと、M君が『電話番号ちょうだい。　J君と一緒に見に行くから。』　電話番号をあげて、どんなものを売っているのかなどを教えたら『買うかどうかはわからないけど、とにかく見に行きたいから明日か明後日電話するね。』とのこと。連絡してみたら『まだつながらないからちょっと待って』。　こうして何度も待たされて電話でやりとりした後で『今から45分後の便が取れたから、すぐに乗って!』あせってゲートに行き、搭乗。　なんかアメージング・レース（こちらでやっている世界中を駆け巡る競争のテレビ番組）みたい。　乗ったとたん、疲れて寝てしまいました。　途中何度か起きたけども、昨日の疲れから起きては寝て、の繰り返しでようやく地元ベースに到着。　そしたらほぼ同時刻に出発した別の会社で移動してきたクルーも同時に到着してました。　今日から10日間はお休みなので、ちゃんと荷物をまとめて引っ越しの準備をすすめようと思ってます。　あぁそれにしても疲れた。　【終】

  2007.05.05

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• 帰国便。　

  このレイオーバーでは特に何をするわけでもなく、ダラダラと過ごしてました。　帰ってから引っ越しの準備をしなければならないことを考えただけで疲れてしまったのです。　私たちが到着してすぐに別便のクルーも到着。　そのなかにクリスマスに花の都に一緒にフライトしたSちゃんがいたので、到着早々、しかもお昼11時なのにロビーのバーで一杯。　その後少し睡眠をとってからディナーに出かけ、帰ってきてからは部屋でテレビを見ているうちに眠たくなったので午後11時に就寝。　起きたら昼12時。　なんと13時間も寝てました。　起床報告の電話は13時の予定だったので、支度を始めて出発。　機体に到着したものの、ブリーフィングができる場所がなく、ターミナルの待合室へ行くと機長に言ったら『ここでやればいいじゃない!』。　ここ、っていってもブリッジだし人の通りが多いから、と言ったら『じゃあ待合室へ行く手前のドアの所で済ませなさい!』なんでこんないちいちうるさいの!と思いながら反抗してターミナルの待合室へ。　それを見ていた副操縦士さんが申し訳なさそうにしてたけど。　ブリーフィングが終わったら地上職員さんが『この国の他社のクルーが10人程乗ってくるんだけども、カウンターの子が全員に前方の広い座席をあげてしまったから今からダウングレードするからね』と言ってきました。　別にダウングレードしなくたって良いんだけど...　こんなとき結構クルーはどうでも良いことだとしか思ってないと、私は思うのですがきっと私だけでしょうか。　誰が前方客室に乗ってこようと、誰が無償アップグレードされようと、お客さんはお客さんだし私は全くかまわないのです。　でも地上職員さんがダウングレードしてしまったから、全て飲み物なんかも無料にしましたが...　しかも全員エコノミーの後方1列に詰められてました。　もっと余裕のある便だったのですが。　そのクルーの皆さん、大変協力的で楽しい人たちでした。　どうやら機体は楓国にあるんだけどもクルーが居ないらしく（機体故障したそう）、そのために私たちの会社を利用して移動してる、とのことでした。　同じ業界でしかもライバル同士ながら、やっぱりどの航空会社の制服を着ていても、やることは同じ、we deal with the same &*%$（放送禁止用語です）との結果になりました。　長ーいフライトになりそうだ、と思ったらなんと1時間も早く到着できました。　到着したら携帯にメッセージが入っていて、この楓国西玄関口ベースに私より1ヶ月前に引っ越したS君からで、『今Cちゃんのうちにいるんだけど、そのままおいでよ』とのこと。　ディナーを用意してくれるというのでお邪魔することに。　Cちゃんのルームメートは同じ便で働いたD君。　D君が私の新ルームメートJちゃんと私を乗っけてくれてJちゃんは自宅へ、そして私はD君とともに2人のアパートへ。　まだ制服のままだったので軽くシャワーを浴びてから着替え、ディナー。　デザートも、そしてワインもたーくさんいただきました。　ごちそうさまでした!　引っ越してからパーティーをしようという話をしたり、しばらく会っていなかったCさんと会話が弾み、気が付いたら夜中2時。　途中から参加した同僚のR君がホテルまで車で送ってくれました。　ロビーに入ると、なんと私たちが連れてきた他社のクルーの皆さんが居て『こんな時間までおうしてたの?』というのでフライトの後でディナーとってた、というと『体力あるのねぇ』だって。　そりゃ、24時間以上起きてた計算になるけど、体力よりも気力の世界。　でもはたして飲みに飲みまくって気力もなにもあるのか、という疑問は残りますが...　明日は地元ベースに帰る日。　朝6時起床、ということは3時間しか睡眠をとることができません...　あぁ大変（だったらワイン1本空けてないでさっさとホテルに来れば良いのでしょう）。　【終】

  2007.05.04

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• 新人さん。　

  今日はフライトが午後4時。　2時半に空港に集合です。　その前に訓練を担当しているG君から連絡があり、『会議室で新しい訓練生が集まってるからおいでよ』とのお誘いがあったのでフライトに出る準備をいつもより早めにしました。　起床報告があってその5秒後、機長から電話がありました。　機長は私の部屋の隣に泊まっています。　『ねぇ、あなたの部屋にアイロンある?』『あるけど、必要なの?』と私。『そう、アイロンが焦げてるから貸してちょうだい。　今取りに行くから』と機長。　部屋のドアを開けたら機長が首を出してたのでアイロンを渡したら、『なんでもう制服姿なの?』『会議室で訓練しているからそれを見に行くんです。』と私。　『じゃ私も行こうかしら』と機長。　そして私は出発の準備をして会議室へ。　まだお昼をとっていないらしく、午後1時を過ぎても授業中でした。　そろーり、と会議室へ入っていったら、G君が『後ろを見てください。　現在東海岸ＸＸ語ベースで6月からこの西玄関口ベースにくるパーサーのJetsさんです!』と紹介。　あぁ、恥ずかし。　訓練生は全部で35人。　大きなクラスでしたが、全員半年という契約社員。　そのうち正社員になれる人もいるかもしれないけど、今のところは契約社員です。　その35人が一斉に私に注目。　そしてお昼休憩。　この訓練から正式に教官になった同期のHちゃんの部屋で同じく教官なりたてのTさんと3人でご飯をとることに。　食べたくなかったけどもHちゃんがサンドイッチを作ってくれました。　それがめっちゃ美味い!　『フライトの前にこんな美味しいもの食べたらバチ当たるよぉ』と感激。　たった35分しか昼の休憩がないので3人で教室に戻って雑談。　色んな質問が飛んできてそれに答えてるうちに私のシャトルバスが出発する時間に。　シャトルバスには機長が乗っていませんでしたがとにかく出発。　こういう場合は機長の部屋に連絡を入れたりするのですが、何もせず。　私以外全員が西玄関口ベース。　仲の良い人も何人か居てワイワイとフライトをこなしました。　やっぱり気心しれてるクルーを仕事するのは楽しいものです。　それがお客さんへのサービスにも反映されるし。　機長は相変わらずうるさかったものの、私のこの街でのルームメートとなるJちゃんがうまくやってくれました。　フライトはスムーズに進み、なんのことなく、1時間も早く到着。　気流の関係で早くなったようですが、早くなれば私たちのホテル入りの時間も早くなるのでその分休めます。　さっさとホテルへと向かいました。　【終】

  2007.05.02

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• またもや西玄関口。　

  今日から土曜日まではお仕事。　西玄関口まで他社便で5時間かけて移動で、明日から再び女王陛下国首都第2空港へ。　1泊してまた西玄関口まで帰ってくるという短いステイの割りにはフライト時間が超長い日程です。　しかも機長は先週と同じ女性機長。　病欠を使おうかと思ったけど、今日はアパートを見に行くことになっているので使えません。　アパートは女友達が住んでいるところで、彼女と一緒に探してたけれどもなかなか希望の条件で見つからないので、彼女が今、元彼と住んでいるところに住むことになりました。　元彼は2人が別れた時に出て行くことになっていたので、私と入れ違いになります。　到着したらすぐに連絡して向かうことになっていました。　ところが空港に着いたら、『あなたの便に変更があるわねぇ』とカウンターの人。　『同じ時間発なんだけど、途中で乗り換えよ』。　ゲートに行くと機長が居たのでフライトを聞いたら彼女は元のフライトのまま。　私だけが別便に振り返られたのです。　そして到着は3時間後。　長ーいフライトの後（4時間半）、1時間半待って乗り換え。　そして1時間半のフライト。　到着する頃にはもう嫌になっていました。　でもとにかく新しいルームメートに電話。　『今S（元彼）とご飯食べてるから、一緒に飲みましょ!』ということになり、私も夕食を食べてすぐにアパートへ。　スーツケースを1つ持っていきました。　アパートについて驚いたのが広さ。　リビングとキッチンがオープンスペースになっているせいもあるのでしょうが、広い!　ベッドルームはまずまず。　即決しました。　同居する猫さん達も私になついてるから問題なし。　家賃も西玄関口では破格値。　今地元ベースで借りているアパートよりも安いのです。　ホッとして、S君が待っているというバーへ2人で出かけました。　初めて会うS君でしたが、私が思っていたのとは全く違いました...　私が思っていたのはブラッド・ピットとベッカムを足して９で割った残りくらいかなぁ、と言うイメージだったのです（ちょっと解かりずらい）。　Jちゃん、どうしてこの人?!という様な...　面とむかっては言いませんでしたが。　でもS君、良い人でした。　話も弾むし、初対面でも打ち解けて話せる性格美人（性格ハンサムでしょうか）という人。　彼らは別れた後でも友達としているので、大人です。　私たちがフライトに出かけているときは猫さん達にご飯をあげてくれるというし。　ついでに掃除と洗濯、料理までしていってくれると助かるんだけど...と思ってしまいました。　そう、彼はシェフなんだそう。　ついつい話しが弾み、気が付いたら夜中1時。　どうりで人が少なくなったわけだ、ということでお開き。　明日はJちゃんも私のフライトに乗るので早く寝ましょう、ということになり私はホテルへ。　かなり飲みました...（いつもだけど）。　【終】　

  2007.05.01

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• 引っ越し準備!

  引っ越しするので必要ないものや持って行かないものは全て処分している今日この頃。　今日はソファーベッドとタンスを取りに来るという方々がやってきました。　何か少しずつ家具が減っていくと、『ほんとに引っ越すんだなぁ』という感じです。　必要なものや書類などはフェデックス（宅配便）で送ってしまおうと思っているので箱につめていっていますが、その最中で『へっ、こんな物もあったんだ』等と見入ってしまったり、本を読み始めてしまったりとなかなか進みません。　午前中からずうーっとそんな感じで、午後になってから友達から電話。　『夕食でもどう?』とのことなので、焼肉へ行くことに。　2人でめちゃくちゃ食べまくり、お店の人にも呆れられるほど。　私とこの友人が食べに行くと動けなくなるほど食べてしまうのです。　毎回のことなのですが帰りの車の中では『よぅけ食ぅたわぁ』と嘆くほど。　帰ってきてからは少しだけ荷物をつめて終わり。　昨日仕事から帰ってきたばかりでやっぱり時差があるのか、早めに眠たくなったので、予定もないことだし寝ることに。　【終】

  2007.04.28

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• 訓練！

  私たちは乗務する機材全ての訓練を受けなければなりません。　これは非常時に『えぇーっ、このドアの開け方なんかわからないよぉー』ということや『はて、この緊急用具はどこにあるんだっけ?　そんなの知らんがな』ということにならないためです。　うちの会社も新機材（とはいってもお古のお古）を導入することになり、私が楓国西玄関口ベースのパーサーで1人目のこの訓練に当たりました。　別に当たったってどうだということはないのですが、他のパーサーが乗務できない便にも乗務できるということで選択肢が広がるだけですが。授業はいたって簡単。　この機材の経験者もたくさんいるし、簡単な機材なのでだらーっとして終わり。　ドアも実物を見てみたら大したことなく、ホッとしました。　ドア開け訓練も終わり、全ては順調に終了しました。　最後に乗務資格のサインをしてもらって帰宅。　朝ホテルをすでにチェックアウトしてきたので、かばんを取りにホテルへ。　本社ベースの人達はフライトまで時間があるので全員で飲みに行ってましたが私は空港へ。　そしたら出発便が2本あるらしく、クルーが揃っていたので何人かとおしゃべりしながらコーヒータイム。　しばらくぶりに会う人達だし、ベースが変わったら会わなくなることも多いので貴重な時間でした。　帰宅便はビジネスマンで満席。　他社さん、がんばってるねぇと思いながらウトウトしたらそのまま眠ってしまい、起きたら着陸間際でした。　どこでもどれだけでも眠れるのに、滞在先ではなぜか眠れなくなることが多いのが不満。　でもやっぱり楓国に帰ってくるとホッとします。　疲れていたのでタクシーで帰宅。　メールをチェックする気力もなく（そりゃ朝5時に起きて1日中訓練してたら疲れます）、シャワーを浴びてすぐ寝ました。　もちろん夕食なんて取る気にもなれませんでした。　【終】

  2007.04.27

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• 移動日。　

  今日は楓国西玄関口から楓国最大都市までの移動。　地元ベースに帰らないのは新機材の訓練があるためです。とはいってもなぁーんにも勉強してない...　一応会社からはワークブックのようなものが渡されて『これを勉強するように』と、新しいマニュアルのページ（これも100ページ位）と格闘しながら勉強しなければなりません。　移動中の他社便の中で勉強したけども、実物を見ないとわかんないことも多くて、途中で寝てしまいました。　到着したらすぐに友達に電話。　仕事で会いにこれない人たちなのでとりあえず簡単に話しをして終わり。　夕食はホテル近くのレストランでも、と思っていたのに寝てしまいました...　やっぱり昨日のフライトの疲れ、さらにフライトの後ですぐに街へ出かけて以前働いていた業界のお友達との夕食なんかで疲れていたのでしょう。　あぁ訓練はどうなることやら。　【終】

  2007.04.26

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• あぁまたまたうるさいっ!!

  帰国便。　全員が早めにチェックアウトを済ませたのでさっさと空港へ向かうことに。　点検やミールの搭載数、セキュリティチェックを全て済ませたのに、地上職員さんが来ない...　出発予定の1時間前だから遅れが出るとは思えないけど。　出発の45分前には搭乗を開始するようにとの通告が出ているから早めに出発できると思っていたんだけども、彼が搭載品の数や乗客数をまとめたレポートを持ってくるはずなのに、その彼が来ないから別の職員さんに頼んで搭乗を開始することに。　搭乗客にまぎれてやってきた彼。　『私の父さんに空港を案内してたんだ。』だって。　そんなの自分の勤務時間外にやれよ、と思ったけど、言ったところでどうにでもなるわけではないし彼なしで全て事を済ませようと、さっさと搭乗の続き。　乗客数130人。　ほぼ50%の搭乗率で空席が目立ちました。　全員が搭乗したのでドアクローズ。　定刻よりも30分早く出発し、しかもこのフライトの飛行予定時間は10時間10分だったのですが9時間で到着できることが判明。　機長が『さっさと行きましょ。』というので早く出発しました。　なぁーんの問題もなくフライトは始まりましたが、ミールサービスの時間になって私への乗務員コール。　『１Lです』と出たら、『私の食事、まだなの?』と機長。　お客さんにミールサービスしてる途中だから、と言ったら『さっきお手洗いに出たらオーブンが止まってたからすぐに食べられると思ったのに。』だって。　オーブンが止まってたのはお客さんのミールを調理し終わったからであって、彼女のために温めていたのではないのです。　『今サービス中だからちょっと待って』と言って電話を切りました。　サービスが一段落ついたところで彼女のミールを用意してると、ギャレーに出てきて『なんでこんなに時間がかかってるの?』　私は『だからさっき言ったとおりお客さんにミールサービスしてるし、その後のサービスの準備だってしなきゃならないんだから忙しいんです!』と言ってやりました。　私が機長に反抗するわけないと思っていた彼女はちょっと驚いた様子でしたが、私が次の作業にとりかかると操縦室へ戻っていきました。　彼女のミールを用意して（しかもすごく簡単に。　通常は色々と付け足したり、飾りつけするのに）操縦室へ。　さっさとミールを置いて出てきました。　そして休憩。　副操縦士さんがギャレーに出てきて『食事できてるかい?　忙しくない?』と聞いてくれました。　副操縦士さんはいつも私たちのサービス時間帯を避けてミールの注文をしてくださるので楽。　おまけをたくさんつけて、綺麗に飾りつけをして出してあげました。　食事が終わったら自分で食事の載ったトレーをわざわざ下げに来てくれます。　そのときに機長の話になって、周りにいたクルーが『機長は色々と細かいことにうるさい』と言ってしまったのですが副操縦士は笑ってました。　ほんとかい、と聞くので『私たちがミールサービスしてるときに限って色々と注文してくるし、オーブンが止まってるのすら確認しにくるし、何かにつけてケチつけてくるんです。』とお伝えしておきました。　彼が彼女にありのまま報告するわけじゃないし。　そしたらそばにいたC君が『だから皆ステイ中も全員で一緒に行動しなかったんだけどね』。　副操縦士さんも『1人で行動してたほうが楽だし、別便のクルーと一緒に飲んでるほうが楽だよ、そりゃ。』だって。　やっぱりね。　とにかく9時間のフライトで8人の客室乗務員、サービスは限られるし、ゆっくりとした中で余裕を持ってサービスすることができました。　クレームつけてくる人もまったく居なかったし、搭乗前に地上職員さんにいちゃもんつけてたとかいうお客さん達も、何の問題もありませんでした。　（地上職員さんが悪いんじゃないの?）と私は思ったんだけど...　　素敵な人達ばかりで会話も楽しくはずみました。　フライトが終わって、この楓国西玄関口ベースの人達は全員自宅へ。　私と機長、副操縦士はホテルへ。　1時間早く到着できたから少しのお昼寝をしてから街の中心部へ出かけました。　バスで40分くらいかけてのんびりと。　　以前の業界でお世話になった会社の人とお食事する約束をしていたのです。　3年ぶりくらいに会ったのに全然変わってませんでした。　お食事が終わった後ではまた別の友達に会う約束をしてたので軽く飲みに行き、ホテルに帰ったら夜11時。　明日は訓練のために楓国最大都市へ向かいます。　起床時間午前4時半...　さっさと寝ることにします。　【終】

  2007.04.25

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• 何もしないステイ

  昨日は特に何もせず、近くの街へ出かけてショッピングのみ。　ディナーには別便のクルーと一緒に。　そしたら連絡もしてないのに私の便の機長も参加。　特にいざこざはないんだけれども、私の便のクルーは全員彼女を避けてるよう...　で、今日はといっても何もしないで過ごしました。　私の便のクルーと一緒にホテルのジムへ行って2時間ほど汗を流した後で部屋に戻ってシャワー、そしてまた近くの街へと出かけてただブラブラと過ごしました。　3日間ステイがあってこれだけ何もしないっていうのは時間の無駄かもと思われるかもしれませんが、特に女王陛下国の首都の街中まで出かけていって人ごみに揉まれて、というのもなんだし、南部のリゾート街に行ったとしてもお天気が曇りだからそんなに楽しくもなさそうだし...　これで気温が30度近くあったら絶対にリゾート街へ行って思う存分楽しんでいたのかもしれませんが...それに引越し先がまだ見つかってないし、荷物すらまとまられない状態。　このフライトに出てくる前に1件だけ物件を見に行ったのですが、２LDKに3人で住むという状態。　私が希望した部屋も狭すぎて何も置けないようなところだし、なんとなく雰囲気が暗くて、断ってしまいました。　それにルームメートが2人というのも...　1人はリビングに住んでいて、もう1人はベッドルーム。　たぶんこの街では当たり前のことなのかもしれないけど、やっぱりリビングに人が住むっていうのは、プライバシーが保たれないし、もし私が夜中帰ってきて小腹がすいたからといって料理始めたら迷惑になるし、遠慮したい物件でした。　ま、とにかくホームレスになることはないだろう、と気楽に考えています。明日はいよいよ帰国便。　西玄関口ベースへ到着して1泊したら次の日は楓国最大都市へ行ってトレーニングがあるので、そのトレーニングの勉強をしてそそくさと寝ました。　【終】

  2007.04.24

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• 到着。　

  疲れたフライトから開放されてホテルへ。　コックピットの2人に気を利かせて良い部屋を頼んであげたら私も良い部屋をもらえました。　ラッキー。　実はこのホテル、日本のホテルの部屋よりもかなり狭いところで、たぶん都心にある日本のビジネスホテルのほうが格段に広いんじゃないかと思えるほど。　部屋割りを配ったら、『ディナーとかお出かけの予定はまとめたの?』と機長。　『はぁ?!』と私。　『ちゃんと予定を決めてくれないと、それに合わせて支度できないじゃないの。』もう呆れて何も言えませんでした。　何で私が他の人の予定まで決めないといけないの?!　そんなことする人なんていません。　良いパイロットだったらそうするけど。　それで口からでまかせで『午後5時半に夕食に出かけると思うから午後5時半にロビー集合です。』って言ってしまいました。　ほんとは食事はスーパーで買ってきて自室で取るか他のクルーを呼んでホテルのロビーで一緒にとることにしていたのです。　だからそんなレストランに出かける予定なんて無し。しばらく寝てから起きたら午後7時。　ロビーに降りたら別便のクルーも大勢集まっていて、私の機長はしばらくしてから別便の機長2人と一緒に帰ってきました。　私を見るなり『誰も集まってなかったからディナーに出かけちゃったわよ。』　誰も集まるわけないじゃない、そんな予定たててないもの、と思いながら『フライトで疲れたから寝過ごしてしまって今さっき起きたんです。』ってごまかしました。　しかもツラ－ッと。　私って悪い奴。　副機長は経験豊富で、半年前まではマレー半島先端の国の航空会社でB777の機長として働いていた方で、私にすごく親切にしてくれます。　やはりアジアの航空会社で働いていたから特性とかをわかってくれるし、とても一緒に仕事しやすいのです。　その副機長や別便のクルーと飲みながらわいわいと話をして、その日は無事に終わりました。　機長は飲むタイプではないので、そそくさと自室に戻っていきましたが...　戻る前にも、『明日の予定は?』だって。　自分の好きなことしたら良いじゃん!と言いたくなったけど、『誰も何も予定を立てていないし、私はたぶん買い物に行くつもり』とだけ答えておきました。　【終】　

  2007.04.22

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• うるさいっ!!

  本日の機長。　私たちがブリーフィングを1時間前に終わらせてないのを見て『ブリーフィングはとっくに終わらせているものでしょ?』。　免税店に行ったクルーを見つけては『買い物は集合時間までに済ませておきなさい』。　そして私に『ちゃんとフライトリポートに書きなさいよ』。　彼女は大昔にフライトアテンダントとして働いていた人で、そこから機長になった人だから私たちの仕事は良くわかっているはず。　それにしてもいちいち口挟んでくるからやりずらい...　私が個人で用意しているブリーフィングシート（日付、便名、安全に関する質問やサービス内容を全てまとめた紙）までチェックする始末。　前方ギャレー担当のR君が間違えて朝食用のトレーにディナーのディッシュをのせて出したら『これ、ディナーなのに朝食用のフルーツとかが載ってるんだけど、どうしてわからないのかしら?』と私に文句を言ってきます。　たしかにこんなことを間違えるR君も悪いんだけど、それを直接本人に言わないといけないのは私。　しかもR君はXX語を話せないから、彼の前でも文句言い放すし。　飲み物の注文をとるのも私。　ギャレー担当じゃないし、そんなことしてる暇なんてないんです。　税関用の書類を記入したり、お金全ての計算したり、次のクルーへの引継ぎ要綱をまとめたり、色んな書類を準備しながらサービスの手順や休憩の時間、サービスの時間もすべて決めなきゃならないのに、余計なことばかり口出ししてきます。　そんなこんなでフライトは9時間だったけどもあっという間に終わってしまいました...　あぁ疲れた。　【終】

  2007.04.21

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• 仕事です。　

  月に2度だけトリップに出るのが私のスケジュールになっていますが、今日から仕事です。　楓国西玄関口から女王陛下国首都への直行便、そこで3日間の滞在でまた西玄関口へ戻ってきて、楓国最大都市へ移動、新機材のトレーニングを終えて地元ベースに帰ってくるという8日間の日程です...　6月から西玄関口ベースに異動だから今トレーニングを受けなくても6月に受ければ問題ないのですが、なにせシニアのパーサー達が6月に訓練を受けることになれば、シニョリティ5番目の私にも好きなフライトが回ってくるんじゃないか、という憶測を立てているのでわざわざきついスケジュールを組んで訓練を受けることにしました。　そんじゃ、行ってきます。　【終】

  2007.04.20

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• 引越し準備に突入！

  昨日までのあわただしいショーが終わり、スケートシーズンに一区切りついたと思っていたのですが、今日からは引越しの準備。　来月引越ししなければならないのに、なぁーんにも準備できていないのです。　とにかく売れるものは全て売ってしまって、売れ残りは再利用してもらえるところへ引き取ってもらうようにしようと考えています。　必需品は引越し屋さんに頼んだり、至急必要でないものは友達のうちのガレージにでも置かせてもらって、後日仕事やバカンスでこの街に来たときに運ぶようにします。　7月には友達の結婚式があるので（自分の番だけは回ってこない気がします...）この街に立ち寄ることになっているので、その際に持っていくことにしました。　部屋を片付けていたら出てくる、出てくる。　いらない物が。　何でこんなものをとっておいたんだろう、というくらい。　思いきって捨てられるのが私のいいところだけども、ごみの量が半端じゃない位になりました。　（私の現在の居住地では分別ではなく、リサイクルできるもの、もしくは他のもの、という区別だけです。）ちょっとだけすっきりした感じになりましたが、本などを箱につめていくうちにだんだん面倒になってきてしまいました...　で休憩しながら進めよう、と思ったのですが、やっぱり当分必要だろうなぁという物もかなりあるので気が向いたときにやろうということになりました。ほんとに引越しできるんでしょうか、こんな調子で?　【終】

  2007.04.16

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• 最後のスケートショー

  昨日のショーから一夜明けて、今日は正午にスケートリンクへ。　なんだか重たいような足取りだったけども、とにかく到着して控え室へ。そう、今日は7年間お世話になったこのスケートクラブの最後のショー。　6月1日からベース移動のために引越しをしなければならないので、この街を離れます。　スケートクラブも変更になるし、このクラブのショーで滑るのも最後。　なんだかここまで来れたのも、コーチとクラブの関係者のおかげでした。　色んな大会に出ることができて、色んな街へ行ったり、それまで知らなかった人たちと会えたのも、このクラブのおかげでした。　クラブを離れるのは悲しいのですが、それでも同じ地球の上に住んでいるんだから、と自分に言い聞かせて準備に入りました。　ヘア担当・メーク担当・衣装担当の人たちとも一応お別れの挨拶をして、そしてショーへ。　昨日よりも多くの人たちが見に来ていてちょっと緊張しながらも、最初のプログラムが始まり、次から次へと進みました。　まぁ、泣くことはないだろう、と思っていたのですが、最後の最後で皆にありがとうを言われたところで泣き出してしまう人も居て、もらい泣き...　　春のレッスンがあるから、それまではこのリンクで滑るのですが、ショーが終わったら会えない人も大勢いるので、やっぱりお別れはつらい、と思ったひと時でした。　なぁーんか今まで、ほんとに引っ越すんだろうか、という気分しかなかったので、異動が本格的に実感できました。　さ、とにかく引越しの準備を進めなければ...　でもそれ以前に、アパートが見つかるのだろうか、という不安のほうが大きいんだけど、少ない時間の中でどこまで見つけられるか、とにかくやってみるしかないのが実情です。　【終】

  2007.04.15

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• さて、ショーの始まりです。　

  リンクに到着したのは午後2時。　全てのコスチュームを着用して写真を撮るというので早めに会場入り。　すぐに着替えてから写真撮影を始めて終わったのが午後3時半。　ショー開始は午後7時なので午後6時までに会場入りするように言われていたので、一旦自宅に帰ってきました。　そう、引越しの準備や家探しがあるので貴重な時間をもてあましたくなかったんです。　ちなみにまだ住むところも決まってないし、荷物も全然まとまってません...午後5時過ぎに自宅を出て、会場入り。　会場が開くのとほぼ同時に到着したら、観客の皆さんが集まってました。　その数、数百人。　もともとリンクがそれほど大勢の観客を入れることができないのですが、それでもチケットは完売していたそう。　最初のプログラムの準備をしてからストレッチなどを繰り返し、係りの人が呼びに来ました。　『ショー開始だからリンクサイドへ！』そしてショー開始。　会場を改めて見回してみるとかなり大勢の人がいるような気がしました。　音楽がスタートしてライトを浴びたら滑っているほうからはあまり観客の様子は見えないのですが、それよりも私の後ろに滑っていた子が特に何もしてないのに転んでしまったのは見えました。　『あちゃー』と思っても滑り続けなければならないのですが、後はミスもなく終了。　すぐに次の曲の準備をして、カーテンの隙間から他のプログラムを見る時間がありました。　色んな係りの人やボランティアの人が食事・スナック・飲み物を次から次へと持ってきてくださるので、それを食べながら、食べ過ぎずに見てました。ワインがあるともっと最高だったのですけど...　そして前半最後のプログラム。　ダンス系の音楽で滑り出すと歓声があがってました。　しかも全員ノーミス。　振り付けもぴったり合っていたし、誰も転ぶことなく終了。　インターバルの間は次のコスチューム、タキシードに着替えを済ませてからはいろんな人とお話。　そう、このショーは私のここのスケートクラブでの最後のショーなのです。　7年間もお世話になってきたので、なんだかジーンとするものがあるのですが、ショーが終わっても春のセッションが続くので、引越しをするまではなんとなく実感がないのですが。　そして後半も始まり、最後はワルツ。　ホッケーの選手同士がぶつかってたけど、それ以外は特にミスもなく終了。　大きな歓声が上がってました。　無事に終わったのは良いのですが、明日の会場入りは正午。　現在の時刻は午後10時。　さっさと家に帰らないと、寝る時間がなくなる、という思いからさっさと帰宅しました。　【終】

  2007.04.14

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• ショー開始です。

  今日から3日間のスケートショー。　今日とはいっても総練習のような感じなのでお客さんはいないはず...と思ったら、子供達が大勢見に来ていました。　入場料を取らないのは今日のみなので、近所の小学校の子供達だったようです。　総練習とは言っても、照明も音響もプロのショーと同じものです。　私の控え室は1つのプログラムに出るちびっ子男の子2人と同じ部屋でしたが、メーク担当の人、ヘア担当の人、衣装担当の人、と出入りが激しく落ち着いてる暇なんてありませんでした。　総練習が始まって最初のプログラム。　ジェネシスの音楽でブラックライトと呼ばれる白いコスチュームを照明の加減によって浮き上がらせるものでした。　このコスチューム、ぴったりフィットしすぎてるくらいの上下つなぎ。　体重が増えなくて良かったとホッとしました（笑）。　　体のまわりにブルーのヒラヒラが巻きつけられているのですが、このコスチュームだけは練習してるときに着なかったので、激しい動きと同時にヒラヒラを縫ってある部分が落ちてきてました...ミスなく終了してすぐに控え室に戻り、次のプログラムの準備。　このプログラムは激しい振り付け、凝ったメークにヘアというもので準備に時間がかかりました。　でも他の子はその間にも別のプログラムに出ているので、忙しかったでしょうが。　こんなときのために舞台裏には「クイックチェンジ」と呼ばれる隠れ小屋が作ってあります。　1つのプログラムともう1つの間の時間が短い場合、スケーターはまず最初にこのクイックチェンジの部屋に入り、全てを衣装・メーク・ヘアさんに頼み、自分はスケート靴を直す、という早業をこなします。　私は合計3つだけのプログラムに出たのですが、ゆっくりと他の子のプログラムを見ることはできませんでした...　なんとか衣装を早く着替えて見れたのもわずか。　2つ目のプログラムはダンス系。　みんなの動きがあまりまとまっていなかったような気がしましたが、とりあえずOKでした。　観客からも大きな声援があり、インターバルへ。　そのインターバルの最中は次のコスチュームに着替えるのですが、後半の最後のプログラムなので時間ができ、後半はよく見ることができました。　その最後のプログラム。　ワルツ、という題目なのですが、フィギュアスケートをやっている男の子が少ないため、男女組み合わせてカップルで踊るものを人数が足りないためにホッケーの選手を借りてきてました。　でもホッケーの選手はフィギュアの滑りではないので簡単なステップのみ。　私ともう1人の子だけが難しいステップで踊るという、ごちゃ混ぜのワルツを滑ります。　コスチュームはタキシード。　昨日の午前中、会場の設定をしている際に私の控え室に置いてあったこのタキシードが紛失するという騒ぎがあり、その直後にショーの主催さんから『今すぐタキシード合わせに行ってくれ！』という連絡があったのです。　コスチュームを合わせた際の寸法も無いというので仕方がなく昨日の夜に採寸に行ったのでした...　でも保険がカバーしてくれているようでした。なんだかタキシードがかなり大きいような感じだったのですが、無事終了。　写真撮影を終えてこの総練習は終わりました。　総練習が終わった後で1時間ほど、私達の練習。　私が出るプログラム全て、そして他のジュニアの子達のプログラムの練習もあり、結局家に帰ってきたのは夜12時過ぎでした...　さ、明日からのショーも頑張ってきます。　【終】

  2007.04.13

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• そして帰国便。　

  昨日はぶっ倒れていたので1日中ホテルで日本の衛星放送を楽しみながら、のーんびりした休日を過ごさせていただきました。　午後6時頃ロビーに降りていくと、ダウンタウンに出かけたDさんが戻ってきたところでした。　『どうしてこんな早く戻ってきたの?』と聞くと、イースターのために全て閉まっていたから、とのこと。　デパート等のお店も全て、全てが閉まっていたそうです。　無理していかなくて良かった、と思ってしまいました。　で、ロビーのバーでコーラを注文。　ついでに食事も、ということで夕食。　そして普通の時間に寝ました。　とはいっても寝られなかったので朝まで起きていたのですが...　朝6時頃にクルーの1人が『寝られないから朝食に行こう』と誘ってきたので（もし私が熟睡してたらどうするつもりだったのでしょう）、支度をして朝食へ。　朝食の後は部屋に戻ってきて熟睡。　というのも今日の出発は午後6時。　遅い出発で、特に問題も無く、普通にフライトは終了。　花の都から私の地元ベース経由で楓国最大都市へという便でした。　そこから私は最大手の他社さん《楓航空》さんにお世話になり地元ベースへ帰ってきましたが、機内に入ったとたん寝てしまい、起きたら着陸してました。　気を利かせてくれたのか、お水のボトルとおつまみが席の横においてありました。　ありがとうございます。　で、到着したものの、ゲートが壊れているのか、一向に近寄ってくる気配がありませんでした。　メンテさんが何かを直しているようですが、この空港のゲートはセンサーの誤作動が多いのでこうしたことが良くあります。　20分ほど機内で待った後で、空港から出てすぐにタクシーに飛び乗って帰宅。　夜中1時半を回っていました...　お疲れでした。　【終】

  2007.04.10

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• 花の都ステイ

  花の都へやってきました。　とはいっても空港近くのホテルですが...到着したのはお昼前。　ロビーにてどうやって過ごそうか話しをしていたら日本の青い航空会社のオネェ様達が集まっていました。　その中に近所のスーパーマーケットの袋を持った方がいたので同僚が聞いてみたら、『小さいほうのスーパーはすごい人ごみだけども開いてるわよ』と教えてくださいました。　部屋に入ってから着替えていってみようと思ったのに、眠ってしまいました...　ま、夜通し仕事してたわけだから無理もないのですが。　で、起きたら夜8時!　クルー全員と軽く1杯という約束（ほんとに1杯で済むのか?）をしていたのでロビー階にあるバーへ。　レストランも全てしまっているし、なぁーんにも開いてないのでバーでお食事。　話が盛り上がり、やはりワイン1杯では足りませんでした。　そこでボトルで注文。　数時間後、気が付いたら午前1時半。　目の前のテーブルには4人（私と機長、そしてジュニアの2人）で開けたワインボトル6本...　部屋に帰ったら速攻で寝てしまいました...　明日はダウンタウンへ行くつもりでいたのに...　【終】

  2007.04.08

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• 仕事です。　

  今日から仕事。　なんだかしばらく仕事してなかったせいもあって、本当にできるんだろうかとか考えてしまう始末。　短いフライトの割りにはステイが長いのがちょっと助かります。行き先は花の都。　昨日移動してきて、楓国最大都市に宿泊。　ここから私の地元ベースを経由して花の都へ行くという便です。　しかしながら今日はちょっと違います。　というのも、飛行機の点検のため、この街から私のベースまでは普通に行くのですが、そこで機体チェンジを行うのです。　こういう場合、お客さまは機体から機体にゲートを通って行くことができないので（すでに最大都市で出国したことになっているため）、移民局・税関を通ることになります。　しかしながらたった1時間でそんなことをしている暇はありません。　そこで会社が考えたのが、【通常のように入国審査へ行くみちのりを通りつつ、そこで入国手続きをせずに逆行して別の機体へ移動】という方法。　わかりやすく言うと、【北米から成田経由でアジアへ行く時に成田で入国せずにそのまま隣に居る機体に乗ってしまおう】ということ。　国内を飛んでいるのに、税関の職員の手伝いをかりても、本当にうまくいくのかどうだかわかんないけども、やってみる、というのが地上職員さんの言い訳でした...到着してからは待つこと10分。　税関の職員が何人も並んで私達が別の方へ進まないようにガードしてくれることになっていたのですが、その職員が『休憩してたから』という理由で遅れてやってきたのです。　もう!　そしてお客さんが全員降りた後で私と機長が2人でゲートに向かっていると、降りたお客さんたちがボーディングブリッジで立ち往生。　お客さまに避けてもらって、機体に入ると地上職員さんが『機長とパーサーが居ないのに搭乗開始はできないって言われたから』とお客さんをひきとめていたのでした。　だったら私に最後まで前の機体に残れって言わなきゃいいのに、と思ったけども、私は自分の仕事があるのでそそくさとその場を後に。　『じゃ、さっさと搭乗開始して』とだけ言い放って...フライトは何にも起こらずに短いものでした。　ま、こあらさんがおっしゃっていたように、なぁーんにも無いフライトが一番、という感じです。　最近特にそう思うようになってきました。　クレームも感謝の言葉も無いフライトならそれはそれで良いのでは、と。　職務怠慢じゃ、と言われるかもしれませんが、クレームが無かったのならそれはそれである一定のレベルのサービスをした、良くも悪くもないということで会社に怒られることもないし。　あまりベタベタした手厚いサービスをすると、次に乗った時に『あのサービスはどこへ行った!』と他のパーサーが迷惑をこうむってしまうから、サービスも手順も統一されているのがうちの会社なのです。　ま、とにかくフライトは良かったということで。　【終】

  2007.04.07

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• 訓練２日目。　そして最終結果...　ついに。

  今朝は起きるのがすっごい億劫でした...　なるべく早く寝ようと思っても寝られないし、早く起きて支度をしてから荷造りをしなければならないので（訓練が終わったらすぐに空港へ行かなければならないので）、余計に億劫。　９時にオフィスに集合して全員で救命ボートのある倉庫へ行ったのに、到着したら『まだふくらんでないからちょっと待って』と、待つこと１時間！　みんな、『こんなに膨らむのに時間かかったら今頃水の中だよね』。　実際はたったの５秒とかで膨らむので、1時間もかかりません、ご安心ください。　で、訓練は救命ボートの組み立てやらその中での作業。　トレーナーが『じゃ、救命ボートのリーダーは君ね、Jets君。』　前もって私がなるっていうのが絶対に確信していたので驚きはありませんでした。　救命訓練にしても何にしても、まず私がやることになっているのです。　例外なく、どの訓練でも必ず私。　なんだか信用されてないんじゃないか、力を試されてるんじゃないか、だからいつも指名されてるんだろうか、と思うほど。　慣れてる訓練だから問題ないから淡々と進めていこうと思って、訓練開始。『はい、じゃ、脱出!』とトレーナー。お客さん役のクラスメートに救命ボートに乗るように言って、落ちた人を救う作業へ、と入ろうとしたけども誰も落ちないし、作業に入ろうとしたらすでに全員で組み立ててしまってました。　実際はこんなことないんだけど、クルーがお客さん役をやってるので説明することなく、私は自分の近くのテントを組み立てるだけで指示を出すことなく、何もしないで終わってしまいました。　『はい、訓練終了!』『えぇーーっ、私、何もしてないじゃん』と言ったら、トレーナーが『ちゃんと組み立て方を知ってるし、何をすればいいのかもわかってる。　他の人に指示を出さなくても君1人でできるのがわかったから良いんだよ』だって!　そんな...私としてはもっとちゃんと見て欲しかったんだけど、何か悪い点を指摘してくれるとか。　なんか納得いかない訓練でした。　お昼ごはんはクラスメート5人と軽いランチ。　その後でオフィスに戻って火災訓練。　これも例外なく私が最初に指名されました。　で、さっきの訓練とは別のトレーナーさん2人が付いてくれたのですが、言うことは同じ。　『ちゃんとできるのがわかってるからそれで良い。』もっとちゃんと何か指示だしてくれたり、改善点を指摘してくれないと...　　ちょっとがっかり。　自分で学びなさい、ということなんだろうか。　全て終わった後でオフィスに戻るとマネージャーさんが、『異動決定したわよ。　6月1日付けで、西玄関口ベース。』あぁーーっ、引越し...どうしようか、どこに住もうか、どうやって家具を片付けるか．．．　色んな思いが駆け巡り、なんだか悲しいような、うれしいような。　これから忙しくなりそうです。　訓練はこれで全て終わり。　また今月の終わりに新機材のトレーニングがあって戻ってきます。　クラスメートの1人に空港まで送ってもらい、他社便にチェックイン。　自社のカウンターがあったので辺りを見回してみると、女王陛下国サッカーチームの有名な街へ行くクルーが居ました。　その中に前から異動を希望していた子がいたのでちょっとお話。　クルーが出発してからはレストランで早めの夕食。　地元に帰ったらすぐにスケートリンクへ行って練習があるので腹ごしらえをしておかなければなりませんでした。　他社便は夕方の時間帯とあってビジネスマンだらけ。　どの人も忙しそうに機内でも仕事なさってました。　お疲れ様です。　うちの会社では見られない光景です。　その人達を横目に、私は離陸前から着陸するまで眠りこけてました。　空港からリンクのそばまでは空港バスがあるのでそれに飛び乗り、リンクで練習2時間。　帰宅したら夜中11時。　長い1日でした。　それにしても訓練のことが気になる...　なんかあっけなく終わってしまったから...　今度お話する機会があればマネージャーさんに聞いてみようと思います。　とにかく疲れたので寝ます。　【終】

  2007.04.03

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• 訓練・１日目

  楓国最大都市に来ています。　ホテルの部屋で無線LANが無料で使えるのでメールを確認したりネットにつなぐことができるのですごい便利！　今まではラップトップを使用していてもフライトに持ってくることなんてなかったから、部屋から出ずにダラダラと過ごせる便利さに感謝！今日は応急処置・救急救命の訓練だけでした。　それでも丸１日。　フライトの度に何かしらの応急処置や救急救命が必要になっている私なので、それほどのことじゃ驚かないようになっている自分が怖いような気がします。　だからインストラクターさんが『はい、じゃ今この人が倒れました、どうしますか？』と突然ふりかけてきても淡々と。　次から次へと状況を変えられてもちゃんと対応できてる私に自分でも(このまま仕事やめて看護系に転職してしまおうか)とすら思ってしまいました...午前中の授業中にこの街に住むお友達から電話。　『ランチ一緒にどう？』とのお誘いでした。　彼が昼休みに車で迎えに来てくれたので大助かり。　オフィスの周りに食べる場所が少ないので、さらに今日のようにお昼休みを45分しかくれなかったりしたらもう大変。　短いランチでしたが久しぶりに会う彼、全然変わってませんでした。　向こうも『全然変わってない！』って。　たぶん最後に会ったのが3年前くらいだと思うけど、短いランチの間に色々とお話しをして、最後に会社まで送ってくれました。　彼は仕事の関係で週に1度は出張する人なので、今日もすぐにお隣星条旗の国へ行くって言ってました。　また今月末に私がこの街に来る予定なので、そのときは彼のおうちへお邪魔することにします。　午後も午前中の続き。　実践でしたが、それでも普段からやりなれていることなので簡単、テストもちゃんと合格しました。　って授業聞いてたら誰でも合格できる程度のテストなのですが...　授業のあとでマネージャーさんに相談。　『そうねぇ、西玄関口ベースは人も少ないし、今行けば後で楽になるかもねぇ。』と意味深な発言。　もしかしたらアロハ行きの便ができるかもしれないし、コアラ国への便もできるかも。　以前楓国にあった航空会社（2001年に倒産）はそういった便も運行されていたし、現に今の会社で働いている人もその航空会社からの人が大勢いるので、もしかしたら...という気がします。　結果はどうであれ、異動してもしなくても良いというのが現在の私の意見なので、返事がくるのを待つことにします。　明日は救命ボート、滑り台、そして火災訓練で体力つかいそう...　地元に帰ったらすぐにスケートの練習へ行かなければならないので、移動の他社便の機内で休ませていただくことにします。　それではまた。　【終】

  2007.04.02

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• 訓練開始。　

  月曜日と火曜日の2日間は訓練があります。　うちの会社は本社にトレーニングセンターがないので、ベースで1番大きな滝近く楓国最大都市ベースにあるオフィスへ行きます。　先週からスケートのショーの練習が盛り上がってきたんだけども、それでもタイミングが合わなかったり振り付けを完璧に仕上げない人が居たりするので日曜日の午後に練習、と言われてました。　だから朝9時起き。　普通の日にはこんなに早く起きることはありません。　その必要もないし。　お昼過ぎから2時間ほど練習した後で速攻で家に帰り、身支度。　その後すぐに空港へ向かい他社便にて出発。　わずか1時間の飛行時間で到着。　この街に住む友達が着いたら連絡をしてくれ、と先週言っていたので電話して明日のお昼に会うことにしました。　しばらく会ってなかったけど変わってるんだろうねぇという話をして、ホテルに向かいました。　そしたらホテルへ向かうシャトルバスが員。　他社の便でヨーロッパへ向かう1便がキャンセルになってしまったのでおよそ300人のお客さんが空港近くのホテルへ向かうためだそう...　全員ものすごく大きな荷物持っていて、私も窮屈に座りました。　キャンセルとかってうちの会社にしかないものかと思っていたから、他社にもあるんだ、とちょっと安心しました...　もっともうちは機体数が少ないから1つの便で遅れが出るとドミノのように次から次へとスケジュールが変わります。　どうしようもないときは他社さんにお願いしてレスキューフライト出してもらうことも数回ありましたが。ホテルは広々としていて、快適!　自宅じゃないから掃除する心配もないし。　とりあえず持ってきた食事を済ませて早めにベッドへ入りました。　明日と明後日は訓練。　落ちなければ良いんだけど...　【終】

  2007.04.01

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• 金曜日。　

  ようやく週末。　とはいっても毎日がお休みみたいなもんだから特に盛り上がりはないんだけども友達と夕食へ。この街にある中華街は小さいけどもいろんなレストランがひしめいていて困りません。　値段が安いのも魅力。　先月も今月も滞在費が無い状態なので基本給料だけでの生活だから、ちゃんと計画を立てていないと大変なことになります...　あぁ早くロングステイが来るといいんだけど。友達が7時半頃迎えに来てくれたので、車で10分の中華街へ。　普段は駐車場なんてまったく無いのに、運よくスポットを見つけてレストランへ。　くだらない話をしながら2時間半。　よくもそんなに時間つぶせると思われますが、この友達とは電話をすると軽ーく1時間話していることもしょっちゅうです。　もちろん話題は私の異動。　マネージャーからも『行く気持ちはあるのぉ?』というメールやら西玄関口ベースのクルーの『来ないの?　良いところだよ』というお誘いがまだ来ています。　自分の中ではもう行く気分になっているんだけども、来週の訓練のときにマネージャーに直接聞いてみようかと思っています。　たらふく夕食を食べた後は自宅へ送ってもらい、テレビをみておとなしく過ごしてました。　金曜日だから夜出かけても良いかなぁと思っていたけど、レストランで食べ過ぎて苦しかったのでお休みしました...　2人で行って4品も5品も頼んではいけないことを改めて思いました。【終】

  2007.03.30

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• スケートの日。

  昨日までのボイラーの件で部屋の片付けに追われまくり、寝ても寝ても足りないような感じが続いてます。　あぁゆっくり寝たい!でも今日はスケートの日。　３月からの練習スケジュールはショーの練習が主になっているので、私は５時から１時間のみ練習。　そして３時間半の中休みがあって１時間練習、というスケジュールです。　この３時間半の間に一旦家に帰ってくるということもできるのですが、かえってきてもすぐに家を出なければ次のレッスンに間に合わなくなるという問題があるので、練習が終わったらリンクを後にしてウィンドウショッピングと夕食に出かけることがほとんど。　ウィンドウショッピングをしても購買欲がわかないのが不思議。　たぶん見ているものが魅力的じゃなかったり、『同じようなものを持っているから良いや』となっているのでしょう。　以前なら『買っておかないと後でなくなったら嫌だ』と買っていたのに、最近はなぁーんか見るものに気持ちを取られないのです。　でもコンピューターのキャリーケースは買ってしまいました。　来週から家を空けることが多くなりそうなので、滞在先でもネットにつなげるようにこの新しいラップトップを持っていくことにしました。　ホテルにもコンピューターはあるけどもロビーの一角だったり、別のフロアにあるクルー専用部屋にあったりして、いちいち着替えていかなければならないのが不便でした。　やっぱり部屋にあったほうが便利だし。　夕食はお決まりの中華。　１人で気兼ねなく入れるレストランってあんまりないから、このこじんまりとしたお店になってしまうのですが、そろそろ飽きてきたかなぁという感じがします。　その後はお散歩がてら近所を歩いて、コーヒーショップへ。　スターバックスはいつ行っても混んでるし、落ち着いて本を読んだりできる雰囲気ではないので、その近くにあるガランとしたコーヒーショップがお決まりになってます。　普通のコーヒーショップなんだけど、コンピューターがあるからネットする人がいたりゲームしてる人がいたりするけども、すごく静かなのが気に入ってます。　時間になったらリンクに戻り、練習。　でもコーチが居ないから１人で黙々と練習。　やっぱりコーチが必要なんだけど...　そのコーチはスケートのショーの振り付けに回されてるから、レッスンはできないのです。　ま、１人で練習してもちゃんとメニューをこなしてれば、と汗だくになりながら練習してますが、最近あばら骨の間にあるらしい筋肉がつっているのでちょっとだけ楽させてもらいました...　レントゲンではなんでもない健康体、と言われたのに息をしても痛くなるのです。　あぁもう歳なんだ、とは思わないように体を鍛えてます。【終】

  2007.03.28

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• あぁーあ。　めちゃくちゃ。　

  朝８時にレポートを入れたらすぐにボイラーの人が来る、と言っていたのでちゃんと起きて待ってました。　９時。　音沙汰なし。　10時。　音沙汰なし。　ま、多少の遅れはあってもしょうがないよね、と待つことに。11時。　音沙汰なし。12時。　ようやく電話がかかってきました。　『1時に到着するからね。』だって!12時半になって下に住むおっちゃんが訪ねてきました。　『まだ水漏れしてるんだよぉ。どうなってるんかなぁ。』私には配管がどうなってるのかなんて知らないし、お湯を止めたのもおっちゃんだったから、なぜいまだに水が漏れてるのか不思議でした。　ただ、お湯を止めるだけじゃなくて水も全て止めないといけないんじゃないのか、とは思っていたんだけど、おっちゃんがあまりにも『俺は全てのことをやったんだ』という状態だったので何も言わないことに。　そうしているうちにボイラーの兄さん達が登場。　怒鳴り散らすおっちゃんに向かって、ボイラー兄さんが一言『おっちゃん、水の元栓止めてないでしょう。　あんたのミスですよ。』だって。　おっちゃん、恥ずかしそうにしてました。　確かにボイラーから出るお湯をとめたのですが、ボイラーに水を送る元栓はあいたまま。　その元栓はおっちゃんのアパートにあるから、まず水漏れを起こした時点でおっちゃんが元栓を閉めていれば水浸しになることはなかったのです。　水を止めて、電気を切り、タンクを空にするためにポンプを使い全て水を流し、今後同じことがあっても私のアパート内で水を止められるように配管の途中に栓を付け、タンクを交換。　電気をつないで水を入れて終了。　1時間で全ては終わりました。　その間におっちゃんのアパートへ初めて行って見たら、驚きの連続。　まず、私のアパートよりもはるかに汚い!　天井の壁が落ちてる!　カーペットも全て水浸し!　ボイラー兄さんが一言。　『おっちゃんが元栓をすぐに止めていればねぇ...』ともかく全て直ったので良し、としました。　ただしおっちゃんのアパートの天井は自分で治して、費用を大家さんが家賃から差し引く形にしたみたい。　大家さんにも連絡して、修理費は私の家賃から差し引くことで問題なく終了。　掃除をして一眠りしてると下のおっちゃんがやってきました。　『ところで、引っ越すなら上に住む息子達にアパートを見せてあげてくれないか?』　今日はこれからスケートがあるので、そして明日は夜スケートなので木曜日、ということにしました。　もちろんその後寝ることなんかできなかったから、スケートへ。　ショーの練習をサボることはできないから、頑張ってきました。　振り付けもよくなってきてるし、後は仕上げのみ。　練習から帰ってきたら昨日からの疲れがどっと出たのか、すぐに眠たくなりました。　やっぱり手にできたマメは痛い...　でも眠たい...　とすぐにベッドへもぐりこみました。　【終】

  2007.03.27

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• きょえぇーっ!!

  昨日は夜行便から帰ってきて夜まで寝てたので、案の定、夜には寝れずに朝ベッドへ。　働いてないのに夜行便をしてるような生活してます。　午後おきてから買い物へ行って（冷蔵庫が空）家に帰ってきて料理をしてるうちに眠たくなってしまい、作ったものを食べずにソファーに横になって起きたら夜10時。　ちゃんと普通の生活に戻さないと、と思っていたのに。メールをチェックして片付けていると、ドンドン!と玄関をたたく音が。　時計を見たら夜中１時　こんな時間にドアをガンガン叩かれたら、まずは１.　泥棒２.　酔っ払い３.　おかしくなった人が思い浮かびます。　あ、泥棒ってドア叩いて入ってこないか。とにかく何度も叩くから玄関の電気をつけたら、うちのアパートの下に住むおっちゃんでした。　『どうしたの?　何かあったの?』と聞いたら、『うちの天井から水もりがしていて大変なことになってるんだよ!　ちょっと見せてもらうよ!』と入ってきました。　しかも土足で。　こちらの人は靴を脱ぐ人と脱がない人がいるのですが、うちは土足厳禁にしていたのによほど大急ぎだったのか、ボイラーを確認してました。　『あぁやっぱり!』というので、『何があったの?』と聞いたら、『ボイラーが水漏れを起こしてるよ。　これが全てうちの天井から伝わってきて家は水浸しになってるんだよ。』だって!　ひょえぇーっ!!　急いでボイラー室の中に置いてあったものをよけてみると、ボイラー室全体が水浸し、いや、お湯浸しになっていました。　慌てて全てのものを出してタオルを持ってきて拭いたけれども、タラタラ流れてきます。　ボイラーを管理している会社に電話しても『朝８時にレポートを入れるのでそれまで待ってください。』だって。　おっちゃんのうちは天井が抜けてしまう!と思っておっちゃんに電話渡してお話ししてもらいました。　おっちゃんも怒ってるし。　緊急なのに来てくれないっていうのはどういうこと、と思ったけど、夜中１時半に呼び出されてこれる人ならこの州で仕事してないでしょう。　ともかくこの州の人は以前の州知事からも『楓国で一番怠けてる人たちだ』と言ってたけど（そう言ってるあなたはどうなんでしょ、と私は思ったのですが）。お湯を止めても出てくるし、おっちゃんが自分のうちからホースを持ってきてお湯を抜こうとしたけども失敗。　お湯がホースから出てこないのです。　何度試してもだめだから、バスタオル数枚で吸い取り、搾り出す作戦に出ました。　おっちゃんは自分のアパートに戻り、私は吸い取っては絞り、を延々と繰り返していくうちに手にマメができて痛くなってきたのであきらめることに。　ふと横を見るとボイラーに巻いてあった断熱材があったのでそれに頼ることにして仮眠。　時計を見たら朝５時でした...　夜行便を担当してたから起きていられたけども、これが普通に働いてたら絶対できないだろうなぁと思いつつ少しの間だけ寝ることにしました。　【終】

  2007.03.26

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• 今日も夜行便の担当です。　

  朝帰ってきて寝たのに、午後3時には目が覚めてしまいました。　てなわけでテレビでスケート観戦することに。　女子のショートプログラムをやっていたのですが、なぁーんか盛り上がりがなかったような...　単なる個人的な意見です。　でも最後の10人は魅せてくれましたね。　村主さんが出場してないのが残念。　以前NHK杯で見たときには他の人を追い抜いてテレビ以外で『綺麗、美しい!』という言葉がぴったりというスケーターだったので、今回は出場できなくて残念です。　全員のショートプログラムが終わった時点で午後6時（こちらの時間で）。　仕事へ行く準備を始めたのですが、今日の夜行便は行きはお客さま無しのフェリーということに気がつきました。　ということは寝れる!　朝帰ってきてから11時に寝たので4時間しか寝れなかったからこれは助かります。　空港へ行くバスには昨日の夜行便で1週間のリゾートの旅をエンジョイしてきた同じベースのDちゃんも乗ってきました。　彼氏と2人で行ってきたそうな。　あぁ羨ましい!　私も1週間、高級リゾートで何もせずに過ごしたい...　掃除も洗濯も食事の準備も気にせずに。　行きはフェリーなので離陸後はさっそく書類を準備したり、ある程度のことを終わらせて睡眠。　でもフライト時間が短いから3時間半のうち寝たのは30分くらいでした。　到着してからは休憩。　給油して、パイロットが必要な書類を待ったりしている間に私達は再び休憩してました。　搭乗開始を早くして、到着も早くできるようにしたかったのですが、パイロットが必要な書類にミスがあったのでそれを修正してるうちに予定通りの出発になってしまいました。　お客様もだいぶ前に乗ってきていたから、すでに眠ってしまっていました。　起きているのは前方客室で3人。　離陸後は映画を上映するのですが、販売しているヘッドフォンも、250人いた中で2人のみが購入されてました。　お金をとるのも面倒だったので返金。　飲み物サービスを開始しようとしたら乱気流に入ったのでサービス中断。　でも前方だけは個人的に飲み物を聞きにまわって終了。　とはいっても起きているのが3人だけだったのでそれも5分以内ですべて終わってしまいました。　機長が何回もシートベルトのサインを点灯したり消したりするので、そのたびにアナウンスをしなければならない私は面倒くさくなってきて『飛行中はお休みを邪魔しないようにアナウンスを控えますので、ずっとシートベルトを着用していてください』とアナウンスしたら全員がしたがってくれました。　やっぱり寝ているときに起こされるのは嫌ですよねぇ。　さらには飛行時間が3時間半だし、できるだけ寝ていたいのはわかります。朝食も昨日と同様に50食以上が余ってしまいました。　あぁもったいない。　でもこうして残ったものはたい肥として使用できるそうです。　到着後は近所に住むJ君がうちまで送ってくれました...　夜行便の後は体力が消耗しているのでありがたいことです。　近くの地下鉄の駅までで良いよとお願いしたけども、どうせだから送っていくよ、と。　あぁありがたや。　昨日は4時間だけ、フェリーフライト中に30分しか寝なかったので、しっかり寝ようということでシャワーを浴びた後でベッドへもぐりこみました。　起きたら午後6時。　もう絶対今日は寝れない、と思いつつ、また自宅待機なのでこのまま眠くなるまで起きていようということにしました。　【終】

  2007.03.24

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• 仕事でした。　

  今日も夜行便担当。　この夜行便というやつは夜出発して朝到着というパターンで、海外へ行くんだけども私達が機体から降りることなくトンボ帰りする日帰りトリップです。　同じベースのほかのパーサー達はこれを嫌うので、シニョリティが低い私によく回ってきます。　それか他のパーサーがスケジュールをもらったら『交換して、夜行便は嫌だから』という交換願いが来ます。　私は完全夜型人間なのでまったく問題なくこの夜行便をこなすことができます。　以前は『夜出発だったら夜遊びにいけなくなるから嫌』と断っていたのですが、最近になって『夜行便はお客さまが全員寝てしまうから仕事が非常に楽!』と気に入って飛んでます。今日の夜行便、南の島独裁政権国のリゾート行きは午後11時半出発。　機体の到着が遅れたので20分遅れで出発しました。　サービスも何も問題なく、満席の機内でリラックスしたサービス。　文句を言う人もあれこれ言いつけてくる人も居なく、終始完璧でした。　ただ今日の便はXX語を話すクルーは私ともう1人だけ。　きっと文句を言いたくても言えなかったのでは?と思いました。　会社は【XX語を話すクルーは法律で1人いれば良い】と言っているのですが、お客さんの95％がXX語を話すなら、その分に見合うだけのXX語クルーを乗せれば良いのに、と思うのですがそうしません。　だからフライト中も忙しくなることがほとんど。　でも今日は8人のクルーの内6人が英語しか話せないからお客さまもきっとおとなしかったのかな?到着したら清掃クルーが乗ってきて掃除をしてくれます。　その間私達は休憩。　大体にして30分から45分くらいで終わるので、仮眠を取る人も居ます。　私はもっぱら地上職員さんとお話し。　書類を記入したり、ある程度のことを終わらせてから搭乗開始。　またもやほぼ満席でしたが、搭乗を終わった時点で95％のお客さまはもうすでにお休みされてました。　この夜行便の折り返し便のサービスは到着前に朝食を出すので、最初の飲み物サービスが終わったら時間が空きます。　そのときに私はすべての書類を完成させて、お金の勘定、到着前のチェックを終わらせます。　すべて終わった頃で朝食のサービスの準備ができるので到着1時間半前から朝食サービス。　フライト時間が3時間半のみなので、お客さまも朝食をとらない方が多く、50食以上が残ってしまいました...あぁもったいない。　でも問題も何もなく、楽しいフライトでした。　到着したら家に直行。　というのも夜行便2連ちゃんなのです。　シャワーを浴びてすぐに寝ました。　【終】

  2007.03.23

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