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カテゴリ:音楽
2部ではシベリウス:交響詩「フィンランディア」
これは、辻井さんが、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」のファイナルで演奏した曲です。 この曲の旋律が好きなので、生で聴けて大感激でした。澄んだこの音色。
この曲の中には何回かフランス国歌がの旋律が入ってるんですね。最後の部分も聞いたことある曲でした。 この歌が最後でNHK東京児童合唱団が手話を交えながらの歌付。 すごく良かった。プロもアマもなく。障害者も健常者もなく。 ちょうど、先日読んだばかりの香山リカさんの本の中で夢を持ってもかなわない人がいる一方障害があっても、このようにオーケストラと一緒に自分の好きな音楽を演奏できる機会を得る人もいる。 確かにそんな幸運に恵まれた障害者は一握りなのかもしれないけど、でも、やっぱり、壮大な夢でなくても小さな夢は持っていたいよね~と今日のコンサートを聴き終えた後、そう思いました。 こんな世知辛い世の中にあって、このコンサートのうたう共生の世の中の実現はなかなか難しいのだろうけど、でも、やはり、一人ひとりがそういうことを願い、そういうこともできるよねと少しでも思っていることが大切なのだと思いました。 一瞬の幸せなのかもしれないけれど、やはりその一瞬の幸せな時間を持ててよかったな~。 一瞬一瞬の幸せ、些細な事を喜べる事が大切なのよね。その些細な事を喜べるコンディションにいられるようにというのが、私の今の一番の目標でなのかもしれない。 上手くこの気持ちを伝えられないけど、幸せを感じられることが本当に幸せだと言う事。 そうそう、今日のこのコンサート会場に「しいのみ学園の園長さんがみえていらっしゃいました。104歳ですって。真っ赤なジャケットを着ていらして、とてもお元気そうでした。 ボランティア出演のオーケストラの皆さんの中にはもちろんプロの方がいらっしゃいましたが、中には、海外から駆けつけてきてくれた人も。コバケンさんのお人柄なんでしょうか?すごいですね。 私の席は3階で下までずずっと見下ろせましたが、会場中がいったいになっての熱気に包まれた素敵な空間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年03月08日 09時06分50秒
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