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テーマ:映画館で観た映画(8524)
カテゴリ:映画
水曜日のレディースデイに、よく知られたイギリス文学の名作の映画版「ジェーン・エア」を見てきました。
ジェーン・エアを初めて読んだのは、中学生の頃。もちろん、原作をコンパクトにまとめた少年少女向けというものでしたので、かなりはしょってあったのだと思います。 それでも、この小説を書いたシャーロット・ブロンテのものすごい想像力に驚いたものだ。 ☆・・簡単なあらすじ・・孤児ジェーンは、意地悪な従兄弟ジョンの家で血のつながりのない伯母の下で育つ。立派なお屋敷でお金持ちの一家だったが、いつも虐待されるジェーンだった。結局、彼女は寄宿学校に入れられてしまう。ここはとても劣悪な環境のところで、親友のヘレンは、結核になってなくなる。可哀想な境遇のジェーンはそれでも、そこで、教養を身につけ、家庭教師となり、ロチェスター家に行く。ロチェスター氏は、とても、お金持ちだが、ハンサムでなく、辛らつでもあり、とっつきにくい人だった。だが、お互いに惹かれあう二人は、結婚することにするが、だが、彼には秘密があったのだ。彼には気が触れて屋敷内に閉じ込められていた妻がいたのだった。そのことを結婚式の当日に知ったジェーンは、ショックを受けて、屋敷を飛び出す。荒野をさまよって、息も絶え絶えのところを助けられる。その人達のところに身を寄せるジェーン。彼らが従兄妹だとその後知ることになる。従兄から結婚を申し込まれてインドに行こうと誘われるが、ジェーンは、ロチェスター氏がジェーンを呼ぶ声を聞き、屋敷に戻ると・・ BBCのドラマ版も見たことがある。今回の映画よりは、良かったように感じるわ。 という事で今回の映画ですが・・・ 2時間で収めるのには、やはり無理があったのかな?と思うような出来ばえに感じました。 映画は、ジェーンが荒野をさまよって、ボロボロになって小さな家の前に倒れこむところから始まりました。小説は、こういう順序ではないと思うのですが。 そして、その家で名前を偽って生活して、その家の主人の男性の援助で学校の先生になる。そして、彼に結婚を申し込まれる。このあたりも小説では、その家の人達が実はジェーンの従兄妹となってるのとはちょっと違ってました。 ジェーン・エア役の女優さんもロチェスター氏の役の俳優さんも私にはなじみのない方だったのもあるのかな~?脇役の女優頭にジュディ・ディンチ。 映画自体は、いまいちだった気がするけど、またまた原作を読んでみたくなりました。もっと細かなジェーンの心理を読んでみたいです。 20代の頃も確かそう思って英語の原文のペーパーバックを買ったはずと探してみたら、残ってました。日焼けしてしまったその本が年月を感じるわ。苦笑 その当時は、結局、英語で全部読みきれずに最初の方で断念したのでした。今度は、読みきれるかしら?それとも、結局のところ、翻訳本を買うはめになるかしら? ジェーン・エア 上巻 新潮文庫 改版 / シャーロット・ブロンテ 【文庫】 ジェーン・エア 下巻 新潮文庫 改版 / シャーロット・ブロンテ 【文庫】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年07月14日 08時18分24秒
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