豊後関前藩主の正室・お代の方の変貌ぶりに、関前藩の内紛の気配を感じる磐音様。
世継ぎ問題は、いつの時代にもありますね。
豊前関前藩主の子息・俊次が尚武館に入門したことにより、また新たな陰謀に巻き込まれる磐音様。
俊次は爽やかな青年でいいですね。
彼ならいい藩主になれそうです。
毒矢に刺された霧子の意識が回復して良かったです。
修太郎の新たな旅立ち、そして佐々木家再興の鍵でもある短刀の存在が明らかになり、これから磐音様がどう活躍されるのかが気になります。
霧子が全快して良かったものの、また今回も様々な騒動に巻き込まれる磐音様たち。
まだまだ戦いは続きそうですね。
辰平とお杏の縁談が調い、久しぶりの慶事に喜ぶ磐音様達。
戦いの中でも、束の間の安らぎの場面を読んだ後頬が弛みました。
弥助が何処へ消えたのか気になりますが、田沼意知の死を機に磐音様と田沼一派との戦いが終わるのでしょうか。
養父母の墓前で田沼意次と対峙した磐音様。
まだ戦いは終わらなさそうですね。
そして子ども達を連れて奈緒が江戸へ。
これからどうなるのか気になります。
江戸で紅屋を開いた奈緒の商売が順調で良かったです。
田沼意次が老中を罷免され、時代が大きく変わろうとする中、田沼一派と磐音様の戦いに終わりは来るのでしょうか。
田沼意次が死に、長い間続いた田沼一派と磐音様の戦いに終止符が打たれました。
これから、穏やかな時が磐音様達に流れるのでしょうか?
尚武館道場が神保小路に再興し、穏やかな暮らしを送る磐音様達の日常を読んでいたら、金兵衛さんが亡くなってしまいました。
誰しもその時が来るけれど、何だか寂しいです。
磐音様の父・正睦も亡くなり、一気に寂しくなりました。
正睦様が最後の大舞台に臨んだ姿、凛々しくて格好よかったです。
磐音様の嫡子・空也の旅立ちでこの物語が完結してしまい、寂しいですが、良い終わり方を迎えたと思いました。
約半年間、磐音様の魅力に惚れました。
佐伯先生、お疲れ様でした。