素材は
NEO HIMEISM 様からお借りしております。
「進撃の巨人」の二次創作小説です。
作者様・出版者様とは関係ありません。
二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。
リヴァイが両性具有設定です。苦手な方は閲覧なさらないでください。
「俺を、愛しているだと?ふざけるな、お前には・・」
「ふざけてなどいない。わたしは君と初めて会ったあの夜から、君に心惹かれていた。」
エルヴィンはそう言うと、リヴァイを抱き締めた。
「やめろ、離せ!」
「嫌だ、離さない。暫くここまでいさせてくれ。」
「お前には美しい許嫁が居るだろうが。チビで男の俺なんかよりも相応しい女が・・」
「確かに、わたしには親同士が決めた許嫁が居る。だが、わたしはいつも心が満たされなかった・・お前と出会うまでは。」
エルヴィンはそう言ってリヴァイから離れると、彼の唇をそっと指先で優しく撫でた。
「あの夜、わたしはお前と出会ってから、今まで満たされなかった心の空洞が埋まったような気がしたんだ。お前はどうなんだ、リヴァイ?」
「俺は・・」
リヴァイは頬を赤く染めながら、エルヴィンの青い瞳を見つめた。
あの夜、月明かりに照らされて美しく輝くその瞳に、リヴァイは心を奪われてしまった。
「俺はあの夜お前と出会ってから、お前の瞳にずっと心を奪われている。今もそうだ・・」
「リヴァイ、俺もだ・・」
「エルヴィン・・」
エルヴィンとリヴァイは暫く互いの顔を見つめ合った後、どちらともなく互いの唇を重ね合った。
「これ以上したら、お前を抱きたくなる。」
「抱いてくれ、エルヴィン。」
「わかった、優しくする。」
エルヴィンはそう言うと、リヴァイを褥の上に寝かせた。
「辛くないか?」
「大丈夫だ・・続けろ。」
リヴァイはエルヴィンの愛撫に、徐々に全身が蕩けるような感覚に襲われた。
「何だか、身体が変だ・・お前に触れられる度に熱くなっちまう・・」
「わたしもだ・・」
エルヴィンとひとつになった後、リヴァイは声を出す代わりにエルヴィンの背に爪を立てた。
「済まないリヴァイ、優しくすると言っていたが・・優しくしてやれそうにない。」
「エルヴィン、何言って・・あぁ!」
突然奥をエルヴィンによって穿かれ、リヴァイは悲鳴を上げた。
全てが終わった後、リヴァイは全身の筋肉痛に襲われ、指一本すら動かすことも出来なかった。
「済まない・・」
「謝って済むか、馬鹿野郎。こっちは全身痛くて堪らねぇ。」
「愛してるよ、リヴァイ。」
エルヴィンはそう言うと、愛おしそうにリヴァイの黒髪を優しく梳いた。
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