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薄桜鬼 人魚パラレル 二次創作小説:零れ落ちた愛の滴

Jan 11, 2021
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※イラストは幻想素材館Dream Fantasy様からお借り致しました。


「薄桜鬼」の二次創作小説です。

制作会社様とは関係ありません。

二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。

土方さんが両性具有です。苦手な方はご注意ください。


歳三は網から逃れようとしたが、彼が藻掻けば藻掻く程、網が絡みついた。

「お~い、そこに誰か居るのか!?」
暗い海の中を、一筋のカンテラが照らし出した。
それと同時に、地鳴りを思わせるかのような漁船のエンジン音が聞えて来た。
早く、逃げなければーそんな事を思っていると、歳三のすぐ近くでかすかな波音がした。
「大丈夫か?」
歳三が背後を振り返ると、そこには日に焼けた人間の男の姿があった。
彼の手には、ナイフが握られていた。
人魚を捕獲し、その肉を高値で売り捌く連中が後を絶たないという。
この男も、自分の肉を狙っているのだろうかー歳三がそんな事を思いながら警戒していると、男は歳三の身体を縛めている網をナイフで切り裂いた。
「何で、俺を助けた?」
「困っている人を助けるのは、当然の事だ。」
「礼の代わりに、これをやる。」
歳三はそう言うと、紫水晶の耳飾りを男に手渡した。
「これを売ったら、金になるだろう。」
「待ってくれ!」
男が慌てて追おうとするのを見た歳三は、紫の鱗を翻しながら水底へと消えた。
これが、男ー近藤勇と歳三との出会いだった。
「土方さん、土方さんっ!」
「あ、どうした?」
「それはこっちの台詞ですよ!最近ボーっとしちゃって、どうしたんですか?」
「なぁ千鶴、お前ぇ人間の男に恋した事、あるか?」
「いいえ。どうして、そんな事聞くんですか?」
「あぁ、実は・・」
「え、人間に助けられた!?」
歳三が千鶴に勇との出会いを話すと、彼女は思わず大声でそう叫んでしまった。
「声が大きい!」
「すいません・・それじゃぁ、最近元気がなかったのは、その方の所為だったのですね?」
「あぁ。もう一度、あの人に会いたくて堪らねぇんだ・・」
「それは、恋ですね。」
「恋?」
「えぇ。」
「そうか・・」
今まで、歳三は誰かに対して恋愛感情を抱いた事などなかった。
土方家次期当主として、歳三は恋愛をするよりも、やる事が沢山あった。
それなのに、最近歳三はあの男の事ばかり考えてしまう。
人間なんて、冷酷無比な奴らばかりだと思っていたのに。
「土方さん、どこへ?」
「すぐ戻る。」
歳三が向かった先は、あの魔女が住む洞窟だった。
「あら、何かご用かしら?」
「あの薬を飲めば、本当に人間になれるんだな?」
「はぁ・・」
ガタガタとエンジンの方から大きな音がして、勇はもうこの船は駄目かもしれないと思った。
勇は、しがない漁師だ。
両親から譲り受けた漁船はすっかり錆びつき、今まで騙し騙し使っていたエンジンも、そろそろ限界が近づいてきている。
買い換えようにも、今の生活ではその費用を捻出するのは難しい。

(どうしようか・・)

勇が何度目かの溜息を吐くと、彼はズボンのポケットから、あの人魚から渡された紫水晶の耳飾りを取り出した。
「これは、上質なものだね。極めて純度が高い。」
勇がその耳飾りを宝石店に売ると、鑑定士はそういった後、低く唸った。
「これは何処の鉱山で採ったんだい?」
「それは、知り合いから貰ったんだ。」
「そうか・・」
耳飾りを売った金で、勇は新しい漁船を購入した。
「そういえば、名前を聞いていなかったな・・」
勇はそう呟きながら、耳飾りの主に想いを馳せた。
その耳飾りの主-歳三は、洞窟に住む“魔女”と対峙していた。
「まぁ、人間になりたいですって?」
「あぁ。俺は、ある人にどうしても会わなきゃいけねぇんだ。」
「・・あなた、恋をしているのね。」
「何・・」
「この薬を飲む人魚達は、皆人間になりたいと願うの。その理由ご存知?」
「さぁな。」
「人間に恋をしたからよ。所詮叶わぬ恋だというのに、愚かな事。」
「その薬は、飲むと必ず人間になれるのか?」
「さぁ・・でもこれを飲むと人間になった人魚は何人か居るわ・・みんな死んでしまったけれど。」

“魔女”はそう言うと、口端をゆがめて笑った。

「あなた、本当に人間になりたいのかしら?」
「くどい、早く薬を寄越せ!」
「ほほほほ、いいわよ、あなたには特別にこの薬を差し上げるわ。代償は・・そうね、宝石のような命を頂こうかしら?」
「・・上等だ。」
歳三は“魔女”から薬が入った小瓶を持って水面へ向かって泳いだ後、小瓶の中身を飲んだ。
その瞬間、歳三は全身を炎に焼かれるかのような激痛に襲われた。
それと同時に、呼吸が出来なくなり、喘いだ息が血で赤く染まった。
「はぁ~、今夜はよく飲んだな・・」
その日の夜、漁師仲間に誘われ、飲めない酒を飲んだ勇は、酔いをさます為浜辺を散歩していた。
その時、月夜に照らされた“何か”が、波間に揺れている事に気づいた。
「おい、大丈夫か!?」
その“何か”は、気絶した全裸の人間だった。
「き、君は・・」

自分の腕の中に居るのは、この前自分に紫水晶の耳飾りを渡してくれた人魚だった。

「あぁ、どうしよう・・」

勇は気絶した人魚を抱きかかえながら周囲を見渡したが、夜の浜辺には自分達以外誰も居なかった。
「源さん、助けてくれ!」
「勇さん、この人どうしたんだい?」
この町で医者をしている勇の友人・井上源三郎は、そう言って彼が抱いている見知らぬ女性を見た。
「わからない、浜辺を散歩していたら、倒れていたんだ!」
「そうか。どれ、ちょっと診てみよう。勇さんは向こうに行ってお茶でも飲んで待っていてくれ。」
「あぁ・・」
勇が源さんに促され、診療所の隣にある彼の自宅へと入ると、奥から源さんの妻・潮がやって来た。
「まぁ久しぶりね、勇さん。」
「お久しぶりです。」
「そんなに心配しなくても大丈夫よ。はい、疲れた時には甘い物が一番よ。」
「ありがとうございます・・」
暫くすると、診療所から源さんがやって来た。
「源さん、あの人は・・」
「水を飲んで、気絶していただけだよ。それよりも、あの人の性別は、両方あるんだ。」
「それは一体、どういう・・」
「両性具有、所謂ふたなりってやつだね。」
「あの人は、今何処に?」
「一応診療所で寝かせているよ。勇さん、今夜はここで休むといい。」
「わかりました。」
そう言って源さんの厚意に甘え、彼の自宅の二階で休む事になった勇だったが、布団の中に入っても中々寝付くことが出来なかった。
誰も起こさぬよう、彼はそっと二階の寝室から出て一階へと降りると、外から誰かがドアを叩く音が聞こえて来た。
(もしかして、強盗か?)
そんな事を思いながら勇が恐る恐る玄関の方へと近づくと、音は止むどころかますます大きくなっていった。
「誰だ!?」
「うわぁっ!」
意を決して勇が玄関のドアを開け、武器として持って来た木刀を振り翳すと、自分の前に立っていたのは、あの人魚だった。
長い漆黒の髪を振り乱したその人は、素肌にシーツを巻き付けただけの姿だった。
「どうして・・」
「腹、減った・・」
人魚―歳三がそう言った瞬間、彼の腹が大きく鳴った。
「あらあら、かなりお腹が空いていたのねぇ。」
潮は、そう言って美味そうにパンを頬張る歳三を見た。
「ねぇ、あなたお名前は?」
「歳三。」
「歳三さんね。ねぇ勇さん、暫くあなたが歳三さんの面倒を見たらどうかしら?」
「え?」
「そうだな、それがいい。」
こうして、勇はひょんな事から歳三の世話をする事になった。
「汚い所だけれど、上がってくれ。」
「・・本当に汚ねぇな。」
勇の部屋を見た歳三は、そう言って溜息を吐いた。
本当に、部屋の中は汚かった。
ゴミが散乱して、足の踏み場がなかった、
「あ、ちゃんと寝場所は・・」
「俺に、こんなゴミ溜めの中で寝ろと?」
歳三はそう言うと、おもむろにゴミ袋をひとつ引っ張り出し、それにゴミを入れ始めた。
「おい、何突っ立っていやがる、てめぇも手伝いやがれ!」
「は、はぃ!」
この家の主人は自分だというのに、五分もしない内に歳三にこの家の主導権を握られてしまった。
「漸く片付けられたな。」
「凄いな、魔法でも使ったのか?」
「ただ分別しただけだ。どうしてこんな状態になるまで放っておいた?」
「いや、漁があるし、忙しくてつい・・」
「そんなの言い訳だ。」
「う・・」
「明日から、てめぇにきっちり家事を仕込んでやる。覚悟しておけ。」
「は、はい・・」
こうして、勇と歳三の奇妙な同居生活が始まった。
「こんにちは。」
「あ、どうも・・すいません、今勇さんは奥で寝ています。」
「あら、そうなの。」
潮はそう言って笑うと、マスクとエプロン姿の歳三を見た。
「何だか、あなたの姿を見ていると、勇さんのお嫁さんみたいね。」
「えっ、そんな・・」
歳三は頬を赤く染めると、勇を起こしに奥の部屋へと向かった。
「おい、起きろ!」
「う~ん、まだ眠い・・」
「俺は買い物に行って来るから、さっさと起きて歯を磨いて飯食えよ!」
「わかった・・」
だらしなくあくびをしながら背中を掻いている勇に背を向け、歳三は潮と共に買い物へと出かけた。
「じゃぁ、わたしは向こうを見てくるわね。」
「わかりました・・」
潮と市場の入り口で別れた歳三が新鮮な茄子を手に取りながら昼食の献立を考えていると、そこへ一台の車が停まり、中からこの国の第一王子である千景が現れた。
彼はじっと歳三を見つめた後、歳三を抱き寄せ、その唇を塞いだ。
「漸く見つけたぞ、我妻よ。」
「・・何すんだ、この変態!」

市場に、小気味の良い音が響いた。

「おや、その痣は・・」
「紅葉の季節にはまだ早いんじゃねぇのか?」
「うるさい、黙れ。」

そう言って不知火を睨んだ千景の頬には、歳三の手形がついていた。

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Last updated  Jan 11, 2021 07:22:05 PM
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※イラストは幻想素材館Dream Fantasy様からお借り致しました。


「薄桜鬼」の二次創作小説です。

制作会社様とは関係ありません。

二次創作・BLが嫌いな方は閲覧なさらないでください。

土方さんが両性具有です。苦手な方はご注意ください。


波の音が聴こえる。

「本当に、遠くまで来ちまったんだな・・」

艶やかな黒髪をなびかせながら、海を見てそう呟いた“彼”は、己の腕の中で眠る赤子に慈愛に満ちた眼差しを向けた。

あれから、何年もの歳月が流れただろうか。

太陽の光を受けて煌めく海面に背を向けて“彼”が歩き出した時、誰かに抱き締められる感覚がした。

「やっと見つけた・・」
「あんた、どうして・・」
「ずっと、お前を探していた・・」

そう言った男は、そっと“彼”を赤子ごと抱き締めた。

潮騒の音を聞きながら、“彼”はそっと目を閉じた。

“彼”の目から、美しい菫色の涙が零れ落ちた。

そしてその涙は、砂に埋もれて瞬く間に見えなくなった。


コポコポと、深海には泡が弾ける音しか聞こえない。
そんな中、一匹の人魚が菫色の鱗を時折翻しながらその中を優雅に泳いでいた。
鴉の濡れ羽のような艶やかな腰下まである黒髪を揺らしながら、その人魚―土方歳三はゆっくりと水面へと顔を覗かせた。
やけに水面へと近づくにつれて何かが破裂するような音が聞こえると思ったが、空には美しい花火が打ち上げられていた。
花火を打ち上げる時は、王族の生誕を祝う時だけだと、この国では決まっている。

(うるせぇな。)

歳三は空に咲く美しい華を暫し眺めていると、美しく装飾された船の舳先から、一人の青年が海へと落ちた。

「王子が・・」
「きゃぁぁっ!」

甲板で青年が落ちた事に気づいた貴族達が慌てふためいている中、水面に紫の鱗が煌めいていた事に気づいた者は、居なかった。

「おい、しっかりしろ!」

歳三はそう叫んで青年の身体を岩場に横たえたが、彼はぐったりとしたまま動かない。

(ったく、厄介な事になったな・・)

歳三は、そっと青年の唇を塞ぎ、彼の肺に空気を送り込んだ。
すると、青年は苦しそうに咳込んだ後、胸を静かに上下させながら眠り始めた。

(これで、一安心だな。)

歳三は安堵の溜息を吐くと、その場から立ち去ろうとした。
だが、青年の手が歳三の腕を掴んだ。

「貴様、人魚か?」
「な・・」

青年の、上質なルビーのような美しい真紅の瞳に見つめられ、歳三はまるで金縛りに遭ったかのように動けなくなった。

「気に入ったぞ、人魚。貴様を俺の嫁にしてやろう。」
「離せ!」

歳三はそう叫ぶと、青年の頬を平手打ちして水面へと消えた。

これが、歳三と青年―風間千景との最悪な出会いとなった。

(人間なんて助けるんじゃなかったぜ!)


「トシ、何処へ行っていたの?あんたまさか、また水面に顔を出したんでしょう?」
「あぁ、その所為で酷い目に遭ったぜ。」
歳三が王国の中央部にある宮殿に戻ると、姉の信子からそう尋ねられ、ボリボリと背中を掻いた。
「あんた、人間に捕まっても知らないわよ!あいつがどんなに残酷なのか・・」
「あぁ、知ってるさ。」
歳三の両親は、人間達によって残酷な殺され方をした。
人魚の鱗は不老不死の妙薬に、人魚の肉を食べると不老不死となり、人魚の涙は宝石として高く売買される。
それ故に、人間は人魚を乱獲し、その所為で人魚の数は徐々に減っていった。
人魚の中でも、美男美女が多い「王家」の血をひく者は、土方家、斎藤家、そして雪村家の三家だけである。
その王家の血をひく人魚だけが、宝石の涙を流す事が出来る。
土方家の人魚は紫水晶の涙を、斎藤家の人魚は蒼玉の涙を、そして雪村家の人魚は真珠の涙を。
真珠は最も高価で希少価値が高い為、雪村の血をひく人魚は千鶴一人だけとなった。
「土方さん、帰って来たんですね。」
「千鶴、どうしたんだ、浮かない顔をして?」
「実は、こんなものがこの王国内に広まっているみたいなのです。」
千鶴がそう言って歳三達に見せたものは、透明な小瓶に入った真紅の液体だった。
「何だ、これ?」
「わたしにも、わかりません。ただ、あの洞窟に住む人が作っているそうなんです。」
「そうか・・」
千鶴の言葉を聞いた歳三の眉間に、深い皺が寄った。
王国の外れにある、人気のない不気味な洞窟。
そこには、王国から追放された“魔女”が棲んでいるという。
「これを飲んだ人魚が、全身鱗に覆われて死んだそうです。」
「そうか。これ以上犠牲者を出さねぇ為にも、その“魔女”とやらに会ってみるか。」
「トシ、一人で大丈夫なの?」
「あぁ。」
千鶴達と別れた後、歳三は“魔女”が棲む洞窟へと向かった。
「おい、誰か居ねぇのか!?」
「ほほほ、そんな大声を出さなくても聞こえていますわ。」
歳三が洞窟の入り口でそう叫ぶと、奥から薄紫色の鱗を持った人魚が出て来た。
「あら、あなたは土方家の人魚ではありませんか?こんな所に、何か用かしら?」
「てめぇが、“魔女”か?」
「まぁ、そういうものですわ。あなたも、この薬を飲んで人間になりたいのかしら?」
「それは一体一体、どういう意味だ?」
「あなたにだけ特別に教えて差し上げるわ。この薬は、飲んで人間になれるものなのよ。」
「何だと?」
「あら、そんなに怖い顔をならさないで。」
一方、陸の王国―人間の王国では、ある問題が起きていた。
それは王子―千景の結婚問題である。
金髪紅眼で長身、その上スポーツ万能な彼の元には、毎日山のように縁談が来るものの、それらが成功した事は一件もなかった。
その原因は―
「一体あの娘の何が気に入らないのです?」
「出しゃばりな女は好かぬ。」
「あぁ、もう!」
千景の継母である王妃は、そう叫ぶと両手で頭を抱えた。
才色兼備な千景王子が未だ独身な理由は、それは彼の相手への理想が高過ぎるからであった。
「このままだと、いつまで経ってもあの子は独身のままだわ!」
「あぁ、これはゆゆしき問題だ・・天霧、千景の好みの女性について何とか聞き出してくれ!」
「は、はい・・」
「ったく、あんたもつくづく損な役回りだよなぁ。まぁ、王子も王子だけよぉ。」
「クッキーのつまみ食いはやめて下さいとこの前申し上げた筈ですか?」
赤毛の大男―天霧はそう言いながらクッキーを摘まもうとした青髪―不知火はそう言うと、溜息を吐いた。
「うるさいぞ、一体何の騒ぎだ?」
不意に執務室の扉が開き、中から不機嫌そう顔をした千景が顔を出した。
「よぉ王子、さっきこいつとお前の女の好みを話し合っていたんだよ。」
「俺の女の好みだと?そうだな、黒檀のような艶やかな黒髪と、雪のような白い肌、血のような紅い唇、そして紫の瞳を持った女だ。」
「ほぉ・・」
「そんな美女、この国中何処を探しても居ないぜ。性格は?」
「一筋縄ではいかない、勝気な性格の女だ。俺は従順な女は好かん。」
「そうかい。」
「王子、良い加減妥協なさっては?」
「俺の辞書に、“妥協”という言葉はない。」
「もう陛下にお触れ出して貰った方がいいんじゃねぇのか?」
かくして、国王は王子の好みの、“黒髪紫眼の女”を王宮に差し出せと国民達にお触れを出した。
しかし、中々そんな女がすぐに集まる訳がなく、王子は苛立っていた。
そんな中、歳三は再び水面に顔を出し、“ある物”を探そうとした。
それは、あの“魔女”が言っていた例の薬だった。
「あった・・」
歳三はそう呟くと、水面に漂う薬の瓶を見つけ、それを掴もうとして手を伸ばそうとしたが、その前に彼は漁師が仕掛けた網に引っ掛かってしまった。

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