2013/11/11(月)05:42
パネルヒーターの掃除
11月11日(月)4時45分
3日ほど前、掃除の際に窓際に置いたピアスを飛ばしてしまった。
あちこち部屋を掃除しながら探したが、どうしても片方だけ見つからない。
飛んだ時の音・感覚から絶対違うと思いながらも、パネルヒーターを覗き込んだ。
以前から、ほこりがたまっているのは知っていたが、懐中電灯で照らし、ピンセットでつまんでみて、その多さにびっくり。
これはピアス探しついでに掃除しなさいとの指令か?と。
綿棒で、上部のふんわりほこり部分を取り、さらに奥までこすり取ろうとしても、短くて届かない。
傍で見ていた夫が、洗濯ハンガーを壊して綿棒を両側にくくり付けてくれた。
パネルの間隔は5ミリほど。
掃除部分は230センチほどあり、途中で放り出したい気分をこらえ、2時間半ほどかけてほぼ隅ずみまでほこりを掻き出す。
それでもなお、最後にエアボンベで上下から噴き出したら、さらにほこりが舞い上がった。
集めて、糸にしたら小物ができそうなくらいのほこりの山。
暖房の定期点検は年1回しているし、たまに掃除機で上から吸い取ってもいるが、根本的なパネル掃除には至らなかった15年間。
結局ピアスほか何もゴミの類は出てこなかった。
「何か専用の道具があるはずだ」言いながら、テレビを見つつ綿棒取り替えをしてくれた夫。
「もう、やめたら」「やめたいけど、ここまできたらやるしかない」の会話が数回。
引っ込みがつかなくなったパネルヒーター掃除だったが、やり終えて、すっきり。
熱効率が上がることまちがいなしに、我ながらよくできたと思う。
早速翌日、大工道具の専門店で掃除器具を探してみる。
夫の発案は試験管洗い。
ネットで検索して出てきたのは、わたしの感覚ではどうみても太すぎる。
ならばと、現場でと探してみたら豚毛の急須洗い(小)296円なりを見つけた。
全長20センチ、毛部分は8.5センチほど、ヘアーブラシ程度の硬さだ。
先端の豚毛は1センチほどの放射状、下部分の幅が2.5センチまで長細の三角錐の形状。
「入るかな?」「これ以上小さいのないし、買ってみよう」
家に戻りさっそくパネルに押し込んでみると、綿棒で苦労したのがうそのようにスッキリ掃除できる。
「やっぱり、道具だな」と、夫。
ネット検索でパネルヒーター掃除は、どこかの業者が1時間3000円からとあった。
わたしは要領が悪く2時間半も費やしたが、今回のブラシで次からは大幅時短となる。
ほこりがたまりきらないうちなら、エアーで掃除も可。
ピアスは探せなかったが、思わぬ掃除のコツを習得。
熱効率アップで、電気料金も節約できるはず。