ふ~みんのふんわり、ふら~り週末記

2011/12/25(日)00:04

見た目は大切

いつも見ている、矢島タケシさんのブログで私と同じ名前の中華料理屋さんを目にしました。 おいしそう!しかし、場所は表参道、しかも人気店のよう。 ひょいと気軽に行けそうにありませんが、いつか行ってみたいです。 青春していた20代前半の頃、引越し先のアパートで同年代の女性と仲良くなりました。 彼女はそれまでの仕事を辞め、転職のため、学校へ通い始めた頃でした。 何の仕事をしていたの? パターンナー すご~い、どうしてやめてしまったの? 忙しくて、大変だったの、すごく。。。。 当時は、技術があるのにもったいない、としか思いませんでしたが、今なら「大変だったの」の意味が少しわかるような気がします。 パターンナーって、デザインを型紙におこす仕事ですよね。 デザイナーのデザイン画って(いろいろとあるとは思いますが)かなりアバウトというかイメージ画ですよね。一般人の私には、見てもそのニュアンスはほとんどわかりません。 それを汲み取って、かつ着易いように型紙を起すって、その労力もさることながら、センス、コミュニケーション力が問われますよね。 職場環境や人間関係もあるだろうし、きっと疲れてしまったんだと、今なら察することが出来ます。 彼女とは隣同士の部屋でしたが、私より広い間取りの彼女の部屋にほとんど入り浸っていました。 仕事柄、洋服を着せる人型(トルソー?)やミシン、大きな鏡が置いてあり、いろんなブランドの洋服、バッグ、靴、アクセサリー、家具や食器にいたるまで、アパレル関係の人は違うなぁ、と感じさせる空間でした。 自分で買った洋服を着て見せると、たいてい酷評されました(笑) じゃぁ、どうしたらいいかとアレンジを考えてくれます。丈の長さだったり、重ね着するジャケットやインナー、靴下の色、ベルト、アクセサリー。。。ちょっとしたことですが、随分と変わります。 矢島さんのブログを見ていると、この当時のことが思い出されるんです。 一分の隙なくクールで渋いのではなく、どこかに遊びの色やデザインがあり、若々しく見せてくれる、 もう年だから、こんな色、デザインは着れない、じゃなくて、積極的に取り入れる、 だからって、年齢をまったく無視してるわけじゃなく、品も可愛らしさもある。 長袖のポロシャツを半袖にアレンジ、袖がちょっとふくらんだそのシャツを着ている矢島さん、 作った蝶ネクタイの生地がやや厚地で、写真でもその結び目の強引さがちょっとわかる可笑しさ、 シャツにビーズを縫い付ける、根気のいる地道な作業。 矢島さんの試作、試着、きっとそこから、いくつもの手を経て改良され、洗練された商品になっていくんでしょうね。 彼女が見立てた洋服やアレンジを、私が、ちょっと派手じゃない?と言うと 年を気にするなんておかしい、といつも言われていました。 彼女のセンスも、どこかに遊びや可愛らしさがあって、今で言うとベッキー風、かな(笑) 私は、彼女の影響で、かなり、はじけた格好をしていました。 周囲からは、派手だね。。。でも、似合ってる、って言われてました。 「似合ってるね」、いいね、って言われると、なんだか自分に自信が持て、元気になります。 人の中身は外見ではないけれど、でも、最初の印象はやはり見た目、 高価な物でなくても、自分に似合った格好で、若々しく、良い印象を与えられるのは、いいと思いませんか? 矢島さんの日々のスタイルは見ていて参考になります。 実年齢をはるかに超えた、痛い格好は避けたいですが、年齢を気にせず、ちょっと流行を取り入れた格好で、可愛いね、と言われるオバさんでいたいです。

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