2019年03月の記事一覧 | 写真俳句Ryo　俳句　山野草

かるがも　求愛ダンス

命光る鳥の求愛うらうら　　綾＊季語　麗か　春　子季語　うらうら*鳥の求愛のダンスはもっと派手な振付だと思っていた池の中ほどで二羽が向かい合って水面を雄がつつっく次には雌がそれに答えて水面をつつっくその繰り返しそれがカルガモの求愛ダンスカルガモは雄雌の区別がつきにくい二羽比べるとわかりやすいようだ雄は少し大きめで黒っぽく羽の鱗模様がくっきりしない雌は比べると小さめ羽の鱗模様がくっきりしているカルガモは留鳥で産卵は4月ごろからそろそろカップルが成立する頃

2019年03月31日

何やらゆかし

山路はすみれが似合う芭蕉かな　　綾＊季語　菫　春

2019年03月30日

レンテンローズ

真白なるレントに咲きて祈りかな　　綾＊季語　四旬節　春　子季語　レント四旬節・レントはイースターまでの４０日間この期間に咲くことからレンテンローズ今年のイースターは4月21日壁面に春切り取りて余韻なほ　　綾＊季語　春＊楽天写真俳句ブログの「日常茶飯事」さんのブログを訪問したらクリスマスローズをドライフラワーにしていた真似してみた既にアンティークになっているものもあってシックな好きな色合い花びらが退化していて花びらのように見えている部分は実は萼片で水分も少なく硬いのでドライフラワーに最適蕊がぱらぱら落ちて来るかな茎の乾燥がうまくいくかな階段の壁面が風通しがいいので飾りにもなりそうという事で剪定した月桂樹も一緒にこの場所にかけてみた毎年ばさばさと切って捨てていてきれいで名残惜しいと思っていたところこのブログに出会ってうれしい--花柄摘み--退紅や二ヶ月間の春を摘む　　綾　　　　　　　　　--2018年4月--あらぞめやにかげつかんのはるをつむ＊季語　春

2019年03月28日

楓の芽

楓の芽ほどけて柔らせせらぎの音　　綾　＊季語　楓の芽　春

2019年03月27日

ミモザ

太陽の光を集めミモザ咲く　　綾*季語　ミモザの花　春　

2019年03月27日

胡瓜草

佐保姫の息吹届くや小さきにも　　綾*季語　佐保姫　春*ムラサキ科の胡瓜草道端のコンクリート際で見つけた別名を田平子（タビラコ）キク科の小鬼田平子（コオニタビラコ）もタビラコと呼ぶことがあるが別物　　　　　　　　　　　--胡瓜草--麦と共に弥生時代に日本にやってきた史前帰化植物

2019年03月26日

春蘭

妖精や光透かして春ショール　　綾＊季語　春ショール　春

2019年03月24日

花いちもんめ

風に乗り花いちもんめ春休み　　綾＊季語　春休み　春

2019年03月24日

大山桜

花見する心を無には出来ぬもの　　綾*季語　花見　晩春花人の静乱すや吾も野暮な人　　綾はなびとのしず　みだすやわれもやぼなひと＊季語　花見　晩春　子季語　花人（はなびと）＊のんびりお花見をしていて嫌な事があって、感情爆発・・見知らぬ人に怒りを感じてしまったまったくお花見にはそぐわず・・花見する歩みゆるやか心凪ぐ　　綾＊季語　*季語　花見　晩春＊いやな事があっても花を見ながら遊歩道を友と語りながらゆっくりと歩くと、心が静かに待ち合わせ遅れし友や花日和　　綾＊季語　花見　晩春　子季語　花日和＊こんな絶好の花日和こんな事ではイライラしませんよ無事これてよかった遊歩道ベビーカー連れ花日和　　綾ゆうほどうべびかーづれはなびより＊季語　花見　晩春　子季語　花日和＊昨日の新聞に乳児を見たり触れたりするとオキシトンというホルモンが出るオキシトンは多幸感をもたらしその生理活性はコカインを超えるのですって！！「コウノドリ」の主人公になった産婦人科医の記事でした花の季みんな安けく集まりぬ　　綾はなのときみんなやすけくあつまりぬ＊季語　花（桜）　春＊みんないろいろあったけど慣例になった大山桜のお花見今年も無事に集まれた

2019年03月21日

春椎茸

榾のスクラム寒さ乗り越え春子かな　　綾ほだのすくらむ　さむさのりこえはるごかな＊季語　春椎茸　春　子季語　春子＊ソメイヨシノの開花は明日桜の時期なのに亀の甲羅の模様のきれいな冬菇肉厚で傘が開ききらないうちに収穫晩冬から早春にかけて寒い時にゆっくりと成長したものを冬菇と呼ぶ　　-写真は自然生態園の椎茸の榾木-今年は雨が少なく乾燥気味干椎茸にするには最高という事で只今乾燥中冬菇と香信の中間の香菇はスライスして冷凍庫へ保存分量が多いわけでないが旨みが出るし使う時に便利なので最近きのこ類は冷凍にしている椎茸の種類は大きさや傘の開き方によって冬菇（どんこ）傘が開き切らず肉厚香菇（こうこ）香信（こうしん）薄手でかさが開いた状態に分けられる俳句では椎茸は秋の季語春の季語は春椎茸・春子（はるご）

2019年03月19日

シャボン玉

シャボン玉五つ親子の笑顔のせ　　綾＊季語　シャボン玉　春

2019年03月19日

すみれ

一センチ踏みとどまりて菫かな　　綾＊季語　すみれ　春足とめる葵すみれや山道に　　綾＊季語　すみれ　春＊菫の中では春一番に咲きだすアオイスミレ花が半開状態のままで開ききらないのが特徴花の大きさは１ｃｍ程度花茎を長く伸ばさない葉はフキのようにほぼ円形で湿性の高い林床を好む菫見る紫が好きと問われし　　綾＊季語　菫　春しゃがみこみカメラ近づけすみれ草　　綾＊季語　すみれ　春タチツボスミレは茎が立ち上がる葉は丸く先がとがってハート型

2019年03月17日

せせらぎ　水遊び

水温む子等の声置くランチ時　　綾＊季語　水温む　春

2019年03月15日

河津桜

はらりはらり鳥動く度落花浴ぶ　　綾＊季語　落花　春＊そっと木の下に見つからないように写真を撮っているとメジロが動くたびにはらりと花びらが落ちてくる

2019年03月14日

大漁桜

早咲きの花花花や鳥と人　　綾＊季語　花（桜）　春＊珍しい名前の桜桜鯛の色と漁の時期に因んでこの名原木は熱海にあるとの事で潮風に強い早咲きの大島桜（ソメイヨシノの親）の種子から育成し、熱海では2月中旬から咲くこの写真の花に隠れて鵯が何羽いるでしょう結構騒々しい

2019年03月13日

支那実桜に蝶

蕊震ふ桜桃のはな虫誘ふ　　綾＊季語　桜桃の花　春*10日ほど前にこの花をソメイヨシノの蕾としてブログに掲載ソメイヨシノはクローンなので開花時期が同じ不思議と思いながら開花は早いと書いた昨日行ってみたら7分咲よく見たら花の様子が違う蕊が長い調べてみたらシナミザクラ（支那実桜)漢字で書くと意味が分かる実がなる桜、桜桃（おうとう）ともよばれるようだ西洋実桜よりはおいしくないようだが実は食べられるようだ蜂や蝶が来ていたアカタテハだろうこの蝶も成虫越冬寒い冬を越して春を謳歌しているようだ

2019年03月12日

猫柳

ふんわりと春陽抱く昼休み　　綾＊季語　春の日　春　子季語　春陽

2019年03月09日

初蝶

初蝶や歩く先へと止まりたる　　綾＊季語　初蝶　春＊初蝶は何年か前もキタテハだった黄色地に黒褐色の派手な豹柄裏面の保護色であろう枯れた木の葉模様も見たかったこれから枯葉の上で日光浴ね越冬した秋型だろう羽化してからの蝶の寿命は短いように思っていたが、調べたらタテハチョウ科・成虫で越冬する蝶は寿命が長く秋型は越冬して７月くらいまで生きているものもいるようだ

2019年03月09日

浄妙寺の梅

梅古木地を這いてなお生きて咲く＊季語　梅　春＊足利氏の氏寺鎌倉の浄妙寺の庭には手入れされた梅がきれいに咲いている地を這うように添え木に持たれながらも花をつけている古木もある樹齢を聞いてみたが植木屋さんもわからないそうだこのお寺には石釜で焼いたパンで有名なレストランがあって子育て仲間との会食もう何年の付き合いになるのだろう～

2019年03月07日

河津桜は葉桜も美しい

春陽に向かいて葉先伸ぶるかな　綾＊季語　春の日　春　子季語　春陽*満開の河津桜を見に行った雨上がりの午前中はメジロがよくいると思ったら今日は小学生とノルディックの方達でいつも静かな公園がにぎわっていた足を延ばして遊歩道を進んだ大山桜もまだまだなのにソメイヨシノが一本だけ早々と蕾が膨らみかけてソメイヨシノはクローン開花時期はほとんど同じ時期横浜の開花予報は3月22日この樹は来週末には咲き始めるかな桜追っかけの友人と一緒に大山桜のお花見今年はソメイヨシノといっしょかなスマホにこんな機能がついていました。　歩数　6358歩　歩行距離　4.5km　歩行時間　1時間歩数(3METs以上）6310歩

2019年03月06日

十年桜

くぐるくぐる十年桜少年期　　綾＊季語　桜　春＊2010年3月4日リリース10年桜 / AKB48「10年後に会おう」って言う歌詞この地に引っ越してから10年過ぎ公園が整備され河津桜もこの頃に植樹された後10年この桜は青年期を迎えるだろう

2019年03月05日

ひな祭り過ぎ

子等帰る雛片づけや先延ばし　　綾＊季語　雛　春

2019年03月04日

シナマンサク

人に似て金縷梅の葉や寄り添ひて　　綾ひとににてまんさくのはやよりそいて＊季語　金縷梅　春＊鎌倉の浄妙寺の庭は手入れされていて今は紅白の梅がきれいに咲いているマンサクやシナマンサクがまだ咲いていたシナマンサクの葉は秋に美しい黄葉を見せ花が咲いても枯れ色でしっかり枝についているマンサクのほうは葉が小さめで花の咲く前に落葉する春真っ先に咲く事から「先ず咲く」からこの名前がついた春の到来を知らせる花花が咲いても残っている葉何か理由があるのだろうがはっきり解明されていないようだ2011年（平成23年)歌会始のお題は「葉」皇后陛下の御歌「おほかたの枯葉は枝に残りつつ今日まんさくの花ひとつ咲く」この御歌はシナマンサクを詠まれた

2019年03月01日