2005/12/13(火)17:19
2006 ロッテ新人選手8名紹介
ロッテ新入団選手発表会
柳田ら2006年新人選手8名参加
12日に千葉市内「ぱ・る・るプラザ千葉」で新入団選手発表会が行われ、
招待したファン500人に高校生ドラフト1巡目の青森山田・柳田将利投手(18)らルーキー8選手を披露した。
バレンタイン監督が「投手兼打者」として育成する柳田は投手では異例のヘルメットの採寸を行い、長距離用バットも発注済み。2刀流実現に向けて早くも始動した。その柳田は、挨拶の際、緊張のせいか言葉が出てこなかったのか、少しの間無言状態が続くと、会場のファンの人達に「ガンバレ!」などを声を掛けられ、
「ファンの方にガンバレなどと言われて嬉しいです」(確かこんな感じ)
と、すぐ切り替えし会場のファンが沸いた。
柳田選手のあのキャラクター、間違いなく人気者になるでしょう!
ロッテ2006年新入団選手高校生ドラフト1位 柳田将利大阪・藤井寺市生まれの18歳。中学時代はダルビッシュ(日本ハム)と同じボーイズリーグ「全羽曳野」でプレー。左投げ左打ち。176cm
青森山田では2年夏から3季連続甲子園出場。
2005夏では、打者として甲子園でホームランを放つ。
ロッテでは、投手&打者の二刀流を目指す。背番号は15。
ストレートは140~145キロくらい。なんといっても球質が重い。変化球も110~120キロ台のカーブが低めに決まれば相当打ちづらい。下半身が安定している為、
フォームも安定していてコントロールが良い。打者としてもパワーヒッターで柳田シフトを敷かれる程、警戒されている。柳田シフト=一二塁間を狭く、ショートがセカンドベースくらいに守る。打撃は全体的にやわらかさを感じる。ステップした後、バットを出すまでに1テンポ待てるので変化球も打てるフォーム。やはりパワーがあり、力強い。
高校生ドラフト2位 林啓介福井商業出身。184cm、78キロ。背番号は37。
今夏では2回戦敗退も2試合で防御率1.04をマーク。
MAX145キロのストレートを切れの良いスライダーが持ち味。
ブレーキのあるカーブ、フォークボールも投げる。将来の先発候補。
高校生ドラフト3位 末永仁志京都、南京都高出身。188cm、83キロ。右投げ右打ち。
甲子園出場経験はなし。今夏は甲子園準優勝校、京都外大西に地方大会で敗退。末永投手は南京都OBで現ソフトバンクの斉藤和巳投手にあこがれる。
長身から投げ下ろすMAX145キロの重いストレートが武器。即戦力とはいかないかもしれないが、未完の大器という感じ。背番号は66。
高校生ドラフト4位 細谷圭群馬、太田市立商業出身。182cm、84キロ。
右投げ右打ち。背番号は59。
今夏は地方大会決勝で前橋商に敗退。甲子園出場経験はなし。
大型遊撃手で高校1年秋から4番に座り、高校通算46本塁打をマーク。
現在ロッテは西岡、今江の若手が台頭する中、ショートのポジションは厳しい。コンバートもありうるか?
大学・社会人ドラフト3位 根元俊一花咲徳栄高-東北福祉大。175cm、70キロ。
右投げ左打ち。背番号は32。22歳。
高校時代は甲子園を経験。大学では大学選手権優勝を経験。
ミートが上手く、どちらかというとアベレージヒッターの二塁手。
現在のロッテ正二塁手の堀の後継者として期待が持てる選手。
将来は、西岡との二遊間コンビの期待がかかる。
大学・社会人ドラフト4位 川崎雄介宮崎南-九州東海大-ホンダ熊本。左投げ左打ち。背番号は49。23歳。
大学2年まで野手、3年から本格的に投手に転向する。
球質の重いストレートと、チェンジアップが武器。制球力も問題ない。
大学・社会人ドラフト5位 古谷拓哉駒大岩見沢-駒大-日本通運。左投げ左打ち。背番号は27。24歳。
180cm、73キロ。高校時代は2度甲子園を経験も無名の選手だった。
日本通運で才能が開花しスカウトの目に止まりプロ入りする。
いわゆる松坂世代。MAX145キロのストレートと、多彩な変化球が持ち味。
大学・社会人ドラフト5位 相原勝幸沖縄水産-富士大。190cm、87キロ。右投げ右打ち。背番号53。22歳。
高校時代は試合出場に恵まれず、富士大に進学。2年の時に下手投げにフォームを変更。4年に、元の上手投げに戻した異色の投手。
長身から投げ下ろすMAX149キロのストレートが武器。
変化球は、スライダー、カーブ、フォークを投げる。
もし下手投げにフォームを変更した場合は渡辺俊介という素晴らしい手本がいる為、心強い。上からも下からも投げられる貴重な選手。
千葉ロッテマリーンズ