聖書を毎日、一日数章、一生学ぶプログラム

2021/01/04(月)08:50

士師記17章より

士師記17章を読んで思うこと。それは「ミカの家に留まった、不思議な方」のこと。 ミカは、母子家庭で裕福な子。しかし宗教観は混乱していて定まらず、自分の感覚で信仰を持って生きていた。 神の御旨を解き明かす士師がいない時代、混乱した時代。今日と、よく似ています。 士師記からルツ記、そしてサムエル記と舞台が変わり、やがてダビデ王が出現します。 ダビデ王は、王の王、主の主の雛形です。2000年前の十字架の主、やがて再び来られる再臨の主、終末の主の雛形です。私たちも聖書をしっかり読んで、豊かに待ち望みましょう。 「そのころイスラエルには王がなかったので、人々はおのおの自分たちの目に正しいと思うことを行った。」(士師記17:6) そこに一人の方が登場。不安定な心のミカの内に留まります。「ユダの地、ベツレヘムよ」(ミカ書5:2)を思い出す祭司が登場します。それも「住むべき地を尋ねて旅する」とは。まさに、ユダヤの田舎のベツレヘムでお生まれになった方を思い出しますね。(ルカ福音書2:1) ザアカイの家に留まった方、アンデレがついて行って留まった方、エマオの途上の二人が強いて願って留まった方。主イエスの匂いがプンプンしますね。 ミカは彼に言った、「あなたはどこからおいでになりましたか」。彼は言った、「わたしはユダのベツレヘムのレビびとですが、住むべきところを尋ねて旅をしているのです」。ミカは言った、「わたしと一緒にいて、わたしのために父とも祭司ともなってください。そうすれば年に銀十枚と衣服ひとそろいと食物とをさしあげましょう」。(士師記17:9〜10)

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る