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2024/03/14(木)02:12

サムエル記下17章より

サムエル記下17章を読んで思うこと。それは「命を懸けるダビデの友、ホシャイの知恵」について。 ここぞという大一番で、王子アブサロムは間違った。 アブサロムは、ダビデが最も恐れる「最高の知恵者アヒトペル」の進言を受け入れず、ダビデが信頼して送り込んだ「最高の友ホシャイ」の進言を受け入れてしまった。 この事が、アブサロムの自滅の第一歩になります。 アブサロムは、ダビデが送り込んだホシャイを、なぜ自分の顧問として受け入れたのか。 アブサロムは、ダビデが送り込んだホシャイの進言を、なぜ最高の知恵者アヒトペルの進言よりも優れているとしたのか。 ここがこの17章の味わいです。解説だけでなく、聖書をじっくりお読みください。 ダビデ王と、王子アブサロムの器の違い。都落ちしたダビデであっても、彼の周辺には常に、ダビデの為に命を懸ける人々がいます。 彼らは今まで、ダビデと苦楽を共にしてきた人々です。もちろんダビデの友ホシャイも然り、二人の祭司とその息子たちも、また彼らをかくまう無名の女性も、結局はダビデの為に働きます。神が上から導いているのです。 かたやアブサロムの周辺には、彼と苦楽を共にした者たちではなく、王子に上手く心を盗まれて、取り込まれた人々ばかりです。 寄り合い世帯、その場限りの烏合の衆は、必ず自滅していきます。ほんと対照的です。 この章で登場する、まことの知恵者「ダビデの友ホシャイ」は、あなたのまことの助け主「内住のキリスト」であり、御国を継がせるまことの知恵者「聖霊の証印」のことなのです。

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