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2024/03/20(水)06:34

雅歌6章より

雅歌6章より 花嫁のひたむきな愛、再臨待望の動力。 前章の雅歌5:9で、エルサレムの娘たちは、花嫁に尋ねました。すると花嫁は、雅歌5:10〜16で、花婿の素晴らしさを語りました。この花嫁のひたむきな愛(花婿に対する変わらない愛)によって、エルサレムの娘たちは心(こころ)動かされました。そして花嫁と共に、花婿を探すのです(雅歌6:1)。 女のうちの最も美しい者よ、あなたの愛する者はどこへ行ったか。あなたの愛する者はどこへおもむいたか。わたしたちはあなたと一緒にたずねよう。(雅歌6:1) エルサレムの娘たちの心を動かした、この花嫁の変わらない告白、ひたむきな愛(雅歌6:2〜3、雅歌6:11〜12)が、再臨待望の動力です。キリストの花嫁である教会は、花婿なるキリストを待望して、毎日変わらずに祈るべきです。 わが愛する者は園の中で、群れを飼い、またゆりの花を取るために自分の園に下り、かんばしい花の床へ行きました。わたしはわが愛する人のもの、わが愛する者はわたしのものです。彼はゆりの花の中で、その群れを飼っています。(雅歌6:2〜3) わたしは谷の花を見、ぶどうが芽ざしたか、ざくろの花が咲いたかを見ようと、くるみの園へ下っていった。わたしの知らないうちに、わたしの思いは、わたしを車の中のわが君のかたわらにおらせた。(雅歌6:11〜12) 雅歌6章を理解する為には、言葉を語っている人(人称)を、正しく知る必要があります。以下が、その答えです。エルサレムの娘たち(6:1)、花嫁(6:2〜3)、花婿(6:4〜10)、花嫁(6:11〜12)、エルサレムの娘たち(6:13a)、花婿(6:13b)と、次々と人称が変わります。ご注意ください。

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