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2024/04/24(水)01:56

ネヘミヤ記13章より

ネヘミヤ記13章より ネヘミヤ記の最終章、ついに13章に到達です。皆さま、ご苦労さまでした。ここに、ネヘミヤの本音があります。 エルサレムに帰還した指導者、エズラもネヘミヤも同様に驚いた事は、民の堕落と神に対する不信仰です。想像を絶することに、大祭司と妨害者が癒着し、聖なる場所に敵の住処を作りました。その為に、神に仕える者は追い出され、神への礼拝は軽視され、後継者は雑婚の故に骨抜き状態です。 まさに、この問題の大改革こそ、ネヘミヤ・プロジェクトです。エズラによる律法教育、ネヘミヤによる城壁修復。そして最後は、大祭司一族から始まる、同化、世俗化の民の大改革です。 しかしこの問題は、モーセの時代にも、パウロの時代にも、今日にも存在します。申命記にあるモアブ人との離別。コリント書にある不品行との訣別。そして私たちの内にある、古き人からの聖別です。 だからキリストは、「わが愛の内に留まれ」と言われました。だからパウロは、「堅く立って動かされず、いつも全力を注いで励み努めよ」と言われました。 しかし、自分では出来ないのです。肉が強いのです。従えないのです。だから主を仰ぐのです。ここに、まことの聖別があります。ネヘミヤ・プロジェクトの完成があります。 以下、1分de聖書を引用しています。(篠原利治) おはようございます。今日はネヘミヤ記の最終章、13章「ネヘミヤの叱責」です。 私の神の宮と、その務めのためにしたいろいろな私の愛のわざを、ぬぐい去らないでください。:ネヘミヤ記13章14節 ◆要約 私は一旦アルタクセルクセス王のところに行き、その後、王にいとまを請い、エルサレムに帰ってきた。 そのとき、祭司エルヤシブが神の宮の庭にある一つの部屋を親しかったトビヤにあてがっていたため、私は怒ってその部屋からトビヤの物を全部出し、その部屋をきよめさせた。 また私は、レビ人が給与を支給されず、自分の農地に逃げ去ったことを聞いて、これを改めさせた。 また私は、安息日に仕事をしている者、物を運び込んでいる者を見つけ、彼らをとがめた。 そしてユダのおもだった人たちを詰問して、そのようなことをやめさせた。 また私は、外国の女をめとっているユダヤ人たちを詰問してのろい、そのうちの数人を打ち、彼らを神にかけて誓わせた。 私はすべての異教的なものから彼らをきよめ、祭司とレビ人のそれぞれの務めの規定を定め、ささげ物と、初物の規定も定めた。 私の神。私の神の宮と、その務めのためにしたいろいろな私の愛のわざを、ぬぐい去らないでください。 ネヘミヤ記  完(岡崎道成)

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