2006/03/02(木)00:44
県庁の星
Saturday,26 February rain
久しぶりの映画をフジグランに見に行きました。
最初、ジュディフォスターの『フライトプラン』を見る予定だったのですが、嫁さんが頭痛で、ドンバチやるような映画はいやだというので、『県庁の星』を見ることにしました。
織田裕二と柴咲コウが出演していますが、舞台が県庁でキャリア公務員の織田裕二が「特別養護老人施設建設」プロジェクトを足がかりに、さらにステップアップをねらっていて、ある日民間企業との人事交流研修のメンバーに選ばれたのであるが、行った先は、三流スーパー『満点堂』そこのパートの教育係が柴咲コウという設定で、ストーリーは何となく伊丹十三作品ににていた感じがしました。
柴咲コウの演技がいいのかどうかわかりませんが、スクリーンのなかの柴咲コウにはなぜか魅力的でです。「グッドラック」「世界の中心で愛を叫ぶ」など自分としてはそんな美人の女優というイメージではないのだが、なぜかいいと思ってしまうのは僕だけでしょうか。
これと言った盛り上がりのシーンには、かけますが、いつの間にか2時間30分ぐらいがすぎてしまったという感じなので、それなりにはまっていたと言うことなのでしょうか。
現職の県職員としては、福祉施設の建設と言った箱もの行政を背景にしている当たりは、いささか時代錯誤という感じは否めず、ラストシーンでコーヒーが有料になっているシーンがありますが、今時税金でコーヒーを飲ませている県庁が本当にあるのか疑問です。と設定自体にほんと?と言うところはありますが、それなりに公務員の姿も描けていて、自分なりに満足いくところはありました。初日ということを知らずにいったので、かなりの客がきているのは、少し意外でしたが、その後ランキング1位になったとニュースを来て少しびっくりしました。
しかし、肩の力を抜いてフラット見るにはいい映画かもしれません。ぼくとしては、75点ぐらいかなといった感じです。