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2007/05/20(日)15:00

[6756] 日立国際電気

半導体装置システム減益の08年3月期会社計画は過小 「慎重予想」で知られる日立国際電気の今2008年3月期は、売上高、営業利益とも横ばいの会社計画だ。日立グループ各社は、親会社の日立製作所から「予算必達」を厳命されているために低め予想となるケースが多い。06年11月に日立の古川一夫社長が新中計を発表して以降、その傾向が顕著になっている。  会社側の説明によれば、主力の半導体製造装置は下期に不透明感がある。放送・映像システムは堅調、通信・情報システムは地デジ関連需要が一巡して、設計段階からの原材料費見直しを進めて採算改善を図るが、営業利益は07年3月期並みを確保するのが精一杯というシナリオだ。  ここで日立国際電気の会社計画の予測精度を知るために07年3月期の営業利益をセグメント別に期初予想から振り返ってみよう。

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