4号物件退去、次々に明らかになる不具合の嵐 (後編)
ステンレスは磨けば光るので気に入っている。 なおシングルレバー水栓は動きが固く異音がするので、新品交換を依頼。 他の部分は汚れているのに、シンクの排水口だけはキッチリ掃除してあった。 不動産業者が気を効かして掃除したのかと思った聞いてみたら、入居者自身が掃除したとの事。 洗面所は、ボウルは汚れはあるものの、陶器製で傷も無いので掃除のみで使用可能。 水栓はちょっと硬いので、新品交換を考えたが、ひょっとしたら調整で直るかもしれないとの事で、取りあえず調整して貰い事とした。 又、鏡は一部破損があるが、ガラス交換だとかえって高額になってしまう上に、本体のプラスチック全体が黄ばんでいるので、鏡全体の新品交換を依頼。 大半の収納扉類はがたつきがあるので、調整が必要。 又、ツマミが妙な色具合だが、どうも元はシルバーだったのが、剥げて下地の黒色が露出してしまったようだ。 そこで、ここも新品交換を依頼。 不動産業者と打ち合わせも終わって帰ろうとしたところ、ドアクローザーが目にとまった。 油漏れしている! これはダンパーのオイルが漏れ出ている事を示している。 現状はドアクローザーとしての機能は果たしているが油漏れが続くといずれダンパーが抜けてしまって、ドアが「バタン」と閉まるようになってしまう。 そこで、これも追加で交換を依頼。 室内に居た不動産業者にドアクローザー交換の話をする為に振り返ったところ、今度はシンクの角が目に留まった。 エッジの保護材が外れてしまっている。 このままだと手を切ってしまいそう。 そこで、この補修も依頼。 当初、不動産業者から示された原状回復費用は、エアコン交換費用等もあって30万円を超えていたが、ドアクローザー、洗面所鏡その他追加が幾つもあるので、40万円近くになりそうな感じ。 現在、工事中の3号物件外壁塗装工事や、6号物件原状回復工事もあるので、今年の修繕費は膨大な金額が予想される。 頭が痛い。