2005/01/12(水)00:03
株式取引の特定口座とは
最近、証券会社の宣伝などで「特定口座」という言葉を良く聞きます。
これから株取引を始める方は、基本的にこの口座を開設する必要があります。
この特定口座とは何なのか?
簡単に言うと、下図のようなものです。
まず、証券会社に特定口座を開設しそこに投資費用を預けます。
そこから取引に応じて費用を支払ったり、戻したりします。
取引額に応じ、利益が出るとそこから税金を納める必要があります。
その税金の納め方として、証券会社が代行してくれるものと自分でやるものがあります。
前者が源泉徴収あり(左)で、後者が源泉徴収なし(右)です。
大半の方は「自分で確定申告なんて面倒」と思われるでしょう。
では源泉徴収ありを選べば良いかと言うと、そうでもありません。
詳細は割愛しますが、源泉徴収ありの場合、証券会社が
税金を納めすぎてしまう場合があります。
また、1年分をまとめて納税するはずが取引のたびに納税されるので、その分投資資金が減ります。
証券会社が税金を納めすぎた場合は、還付申告ができます。
(結局、確定申告(簡易申告)をする場合と変わりません)
私はこんな理由もあって、源泉徴収なしにしています。
ただし、2/16~3/15 の確定申告の時期は忙しくなります。
どちらが得かは、各個人の判断です。
確定申告に慣れている方は、自分で申告するのが良いでしょう。
そうでない場合は、とりあえず代行してもらう方が良いと思います。
では。