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パワーアシストロボット、医療機器のLAP 平野 淳 のブログ

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April 27, 2006
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カテゴリ:ビジネス・起業
おはようございます。今日は今週号のPRESIDENT(プレジデント)誌からです。

20世紀を代表する名経営者にジャック・ウェルチ氏がいます。
いわずと知れたアメリカのGEの会長兼CEOだった人物です。
その氏が読者の質問に答えるコーナーがあります。(NYタイムズ誌の訳載)

今週号の質問は、『「人は財産」と言いつつ人を切るのは偽善では?』です。
「人を切る」というのは、いわゆるレイオフのことです。
(日本ではリストラという言い方をすることが多いですが。)

会社がある程度大きくなると、危機的な状況を迎えたときにどうしても
レイオフせざるを得ない局面が来ると思います。(日本では「早期退職」ですね。)

会社側から見ると、万一の時に“レイオフすべき社員”を常日頃から認識しています。
ところが、「優しい」マネージャーは常日頃、そういった社員に
「よく頑張ってくれた」と一定の評価の言葉を投げかけています。
そしてある日突然、評価されていたはずの社員に「辞めてくれ」と迫ります。

社員としては冗談じゃありません。「これまでの評価は何だったんだ?」となります。
レイオフせざると得ない状況というのは、世の中的にも不況のはずです。
その真っ只中で職を失うというのは、次の職を見つけにくい状況でもあります。

であれば、最初から「君たちは評価されていない」という言葉を伝えるべきです。
そうすると評価されていない社員はさっさと次の職場に移ります。
会社にも社員にも、悪くはない話なので、マネージャーはそう動くべきだ、ということです。

「優しい」マネージャーは問題を先送りしたに過ぎず、責務を果たしていないことになります。
マネージャーである以上、部下に対しては厳しい評価システムで臨むべきでしょう。

あくまで「ある程度大きな会社」での話しですが・・・。
(中小企業では一人ひとりが戦力なので、辞められると困ることが多いですよね。)

---
氏の唯一と言っていい自伝です。
ジャック・ウェルチわが経営(上)





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Last updated  April 27, 2006 08:48:39 AM
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