カテゴリ:カテゴリ未分類
おはようございます。今日は夜から雨とか。早めに帰宅したいですが、そうもいかないですね。
今日は製造業における保全活動について紹介します。(出所:06年度1次試験 第7問) 工場の設備は、使用していくと段々と故障するようになったり、性能が落ちたりします。 それらに対処する活動を保全活動と言います。 設備の保全活動は、設計時の技術的性能を維持するための維持活動と、性能に劣化が 見られたとき、それを修復・改善する改善活動に大別されます。 それぞれの活動は、さらに以下のように分類されます。 【維持活動の分類】 [1]事後保全(Breakdown Maintenance:BM) 設備に故障が発見された段階で、その故障を取り除く方式の保全。(JIS Z8141-6209) [2]予防保全(Preventive Maintenance:PM) 故障に至る前に寿命を推定して、故障を未然に防止する方式の保全。(JIS Z8141-6210) [2-1]定期保全(Periodic Maintenance) 従来の故障記録、保全記録の評価から周期を決め、周期ごとに行う保全方式。(JIS Z8141-6213) [2-2]予知保全(Predictive Maintenance) 設備の劣化傾向を設備診断技術などによって管理し、故障に至る前の最適な時期に最善の 対策を行う予防保全の方法。(JIS Z8141-6214) 【改善活動の分類】 [3]改良保全(Corrective Maintenance:CM) 故障が起こりにくい設備への改善、又は性能向上を目的とした保全活動。(JIS Z8141-6211) [4]保全予防(Maintenance Prevention:MP) 設備、系、ユニット、アッセンブリ、部品などについて、計画・設備段階から過去の保全実績 又は情報を用いて不良や故障に関する事項を予知・予測し、これらを排除するための対策を 織り込む活動。(JIS Z8141-6212) 保全活動には似たような紛らわしい名称が多く登場します。 迷わないようにしっかり覚えたいですね。 応援クリックは励みになります! ではでは~。 --- こちらのお店も、ある意味で家庭の改善活動の一貫かもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|