2009/03/06(金)06:39
消費財取引のメニュー価格制(2) - 運営管理の問題
おはようございます。今日は朝から雨ですね、出かけるのが億劫になります。
今日も消費財取引のメニュー価格制について紹介します。(出所:06年度1次試験 第28問)
メニュー価格制のその他の特徴としては、以下のようなものがあります。
・小売店側としては、メニュー価格制を導入すると、業態、取扱商品の特性、店頭スペースや
人手の問題など、自店の状況に合わせて最も合理的な価格となる物流手段を選択できます。
・納品サービスレベルを上昇させるには、それに見合ったコスト負担をしなければならず、
メニュー価格制の導入=(イコール)サービスレベル上昇、というわけではありません。
・一律価格設定では、商品の取引価格を配送費込みで決めるため、商品価格がいくらで、
配送費がいくらかかっているか、について小売店側は判断することができません。
メニュー価格制を導入することで、商品価格及び物流に関するそれぞれのサービス価格が
明確になり、物流コストの透明性を高めることができます。
・・・
昨今の消費財では、「透明性」というものが非常に重視されるようになってきましたね。
食物であれば作っている人の顔がわかると安心できる、といったようなものです。
トレーサビリティという仕組みになるのですが、ITシステムも関連してきます。
コンピュータシステムは私の得意分野でもあるので、機会があれば詳しく紹介したいですね。
応援クリックは励みになります!
ではでは~。
---
暖かくなると、久しぶりに行ってみたくなります。