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おはようございます。米GMがついに破産法申請のようですが、無理な経営の結果ですね。
今日はIS-LM曲線について紹介します。(出所:08年度1次試験 第6問) マクロ経済学における分析手法の一つに、IS-LM分析というものがあります。 IS曲線、LM曲線というものを描き、そこから様々な現象の分析を行うものです。(下図) IS曲線:IはInvestment(投資)、SはSaving(貯蓄)のことで、投資と貯蓄の関係を 表す曲線です。分析の目的から、縦軸を利子率、横軸を国民所得として曲線を描きます。 LM曲線:LはLiquidity Preference(流動性選好)、MはMoney Supply(貨幣供給)のことで、 貨幣の供給量とその保有嗜好との関係を表す曲線です。流動性選好とは、貨幣をそのまま (現金)で保有したがる度合いのことです。 ここでは、投資の利子弾力性がゼロ(投資が利子率に反応しない)の場合を考えます。 その場合、上手のIS曲線は垂直な線(E点を通る垂直な線)になります。 この時、貨幣供給(M)が増加し、(所得も増加するため)LM曲線が右にシフトすると、 利子率は低下しますが、投資が不変であるため、GDPの水準に変化はありません。 一方、財政支出が増加し、(所得も増加するため)IS曲線が右にシフトすると、利子率は 上昇しますが、投資が増加した分だけ所得も増加し、クラウディング・アウトは発生しません。 (クラウディング・アウト:政府支出の拡大等拡張的な財政政策が行われた時に、それが 利子率の上昇を招き、民間投資を減少させてしまう現象のこと。) ・・・ IS-LM分析は、難しいようで理解すれば単純なモデルでもあり、マクロ的な現象の分析に よく活用されています。 日本でもこういった先人の知恵を利用し、財政政策などが行われているはずです。。。 応援クリックは励みになります! ・QRコード作成の【Q's make】 ・短縮転送URL作成の【S&F URL】 ・アラームメール管理の【Plago.net】 ではでは~。 --- 今日は娘の幼稚園の父親参観日で、これから幼稚園に登園です。(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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