2009/06/16(火)13:30
営業活動によるキャッシュフロー(間接法) - 財務・会計の問題
おはようございます。昨日は2ヶ月以上伸ばしていた髪を、夏に向けてバッサリ切りました。
今日は営業キャッシュフローについて紹介します。(出所:08年度1次試験 第6問)
キャッシュフロー計算書とは、2期の現金および現金同等物の増減の明細を、2期の
貸借対照表の各勘定科目の差額と損益計算書の数値から明らかにするものです。
キャッシュフロー計算書は、(1)営業活動によるキャッシュフロー、(2)投資活動による
キャッシュフロー、(3)財務活動によるキャッシュフローに区分されています。
(1)は、さらに直接法と間接法による計算方法に分別されます。(詳細は割愛)
ここでは、営業活動によるキャッシュフロー(間接法)の、小計計算までを説明します。
同表は、次のように表示します。
I 営業活動によるキャッシュフロー(間接法)
税引前当期純利益 +XXX :損益計算書の税引前当期純利益
減価償却費 +XXX :[1]
貸倒引当金の増加額 +XXX :[2]
受取利息及び受取配当金 -XXX :[3]
支払利息 +XXX :[3]
有形固定資産売却益 -XXX :[3]
売上債権の増加額 -XXX :[4]
たな卸資産の増加額 -XXX :[4]
買入債務の増加額 +XXX :[4]
前受金の増加額 +XXX :[4]
前払金の増加額 -XXX :[4]
未払費用(営業関連)の増加額 +XXX :[5]
前払費用(営業関連)の増加額 -XXX :[5]
補足
[1]非資金費用で、キャッシュが社内留保されていくため、プラスになります。
[2]貸倒引当金繰入額ではなく、貸倒引当金の純増額を記入するため、プラスになります。
[3]営業活動以外の損益を除去するため、損益計算書の項目の符号を逆にして記載します。
[4]売上高、売上原価に関連する資産/負債の増減を調整します。
[5]販管費に関連する資産/負債の増減を調整します。
・・・
キャッシュフロー計算は、なかなか奥が深いのですが、現金の動きに注意すれば
なんとなくわかるかもしれません。そういう意味で、上記のプラス/マイナスといった
符号に注意が必要ですね。
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ではでは~。
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マグロがおいしいと感じる日本人に生まれて良かったと思います。