閲覧総数 68
August 24, 2009 コメント(8)
|
全25件 (25件中 1-10件目) 本・書籍
カテゴリ:本・書籍
おはようございます。今日は本の紹介です。
先日、アメリカ大統領選がようやく終わりました。 それを受けて、というわけでもないのですが、アメリカなどの欧米とビジネスを行う ための秘訣をまとめた本『「NO」の言い方、「YES」の言わせ方』を読んでみました。 この本は10年くらい前のものなので、内容が少し古い感じもしました。 が、アメリカで長年ビジネスを展開している著者の、実感溢れる指摘は実に的を得ていました。 日本企業のアメリカ法人(支店)の欠点をズバリ指摘し、その対策も実に具体的です。 中でも気になったのは「曖昧の美学を絶対に捨てるべし」という指摘です。 日本人は何かと曖昧な表現で「言いたい事を汲み取れ」という主張が多かったりします。 「そうだけど、でもね。。。」と遠まわしに「NO」を表現していたり。 そういった曖昧な表現ではアメリカ側に伝わらず、お互いに不幸になるとのことです。 確かに、最近の日本でも大企業や先進企業ではこういった“曖昧さ”は嫌われますね。 もう一つ。 「グループ」と「チーム」の違い、わかりますか? 日本は「グループ」でビジネスを行うが、アメリカは「チーム」で進める。 この説明を読んでみて「なるほどな」と思いました。 私の場合は必然的に「チーム」型で仕事をすることが多く、強く納得するものがありました。 いずれにせよ、現在でも通用する内容の多い本です。 海外展開で失敗したり、これから考えている企業ビジネスマンには必読の本です。 先人の知恵を簡単に身につけられる本だと思います。 ![]() ではでは~。 --- 『「NO」の言い方、「YES」の言わせ方』です。 ![]()
November 8, 2008
カテゴリ:本・書籍
こんにちは。いまさらですが「金持ち父さん 貧乏父さん」を読みました。
今でもビジネスマン必読の本なので、読もう読もうとは思っていたのですが。。。 ようやく入手する機会に恵まれ、手応えを感じつつ、3日間で読破しました。 この本の主張をひと言で言うと、「お金についてもっと勉強しろ!」ということです。 普通のビジネスマンは、あまりにもお金のことを知らない、 もっとファイナンス・インテリジェンスを高めろ、ということです。 「そもそも「資産」というのは「収入」を生み出してくれるもの。 マイホームはローン支払いという「支出」を生み出すので、資産ではない。」 個人的にはこの「資産」に関する考え方で、目が覚めた感覚を受けました。 自分自身も今はとても「安定している」と言える生活ではありません。 このまま10年、20年後も同じことをやり続けるわけにはいきません。 その時に備え、今からコツコツと勉強に勉強を重ねていきたいと思っています。 それに加え、今の収入を支出に回すのではなく、資産に回していきたいものです。 10年、20年後に自分の「お金がお金を生み出して」くれるように。 ただし、以前紹介した「運命を拓く」の生き方も忘れてはいけません。 現代社会で生きる以上、まずは自分と家族は最低限守る必要があります。 それと「金持ち父さん 貧乏父さん」の生き方を両立させたいものです。 今の時代は高度成長期のような右肩上がりで、1億総中流の時代ではありません。 自分と家族の生活は個人個人が考えないと、誰も守ってくれません。 そんな時代に、改めて「勉強すること」の大切さを教えてくれた一冊です。 ![]() ではでは~。 --- 「金持ち父さん 貧乏父さん」です。 ![]()
November 5, 2008
カテゴリ:本・書籍
おはようございます!今日は2,3年位前に話題となった書籍の紹介です。
タイトルは「千円札は拾うな。」です。 (株)ワイキューブの創業社長である安田氏の著作です。 2006年1月発行で、当時はベストセラーになったと記憶しています。 内容は、成功した起業家によるバリバリの“ビジネス成功本”です。 中長期的な視点から、何を重視し何を捨てるか、ということから 最終的な成功(=儲け)を生み出す秘訣が盛りだくさんです。 例えば、 ・古い価値観のまま勤勉に努力するのではやく、そのやり方を捨てることこそが「努力」 ・ビジネスは百メートルを走るのではなく、別のやり方で五秒で移動した者が勝つ ・無駄な投資も三手先、四手先を見越して、「戦略」として実行する ・社員が持っている付加価値こそが「企業の力の差」となる ・自分の時間には価値があり、意識して時間を使うかどうかがポイント などなど。 ワイキューブと言えば、当時は社内にバーカウンターがあることで有名でした。 これも立派な戦略だとわかり、納得です。 書かれている内容は、今となっては当たり前のものが多いかもしれません。 でも、いくつかはキラリと光るものがあるはずです。 ビジネスだけでなく、人生で成功するためにも応用できるはずです。 これも読みやすい本ですので、一度手にとってみてはいかがでしょうか。 ![]() ではでは~。 --- 「千円札は拾うな。」です。 ![]()
Last updated
November 5, 2008 07:15:14 AM
コメント(0) | コメントを書く
November 2, 2008
カテゴリ:本・書籍
今日もご訪問頂き、本当にありがとうございます。
「落ちたリンゴを売れ!」とは奇抜なタイトルですが、ためになる本です。 これもソフトカバーの本で、文字も大きく読みやすく、1日の通勤電車で読み切りました。 まずは著者の箱田忠昭氏。 こちらもこの本で初めて知ったのですが、ビジネス界での有名人のお一方です。 「年間300回以上のセミナーをこなすカリスマインストラクター」です。 タイトルからわかるかもしれませんが、バリバリの「成功本」の一つです。 ただ、漠然と成功の法則のようなものを書き連ねるのではなく、具体的な手法を提示しています。 その一つが、目標の作り方とその達成方法。 具体的なテンプレートを示し、達成のための法則を明示しています。 読んでいると、節々に著者の自慢話(?)のような記述もありますが、本気でビジネス上の 成功を掴み取りたい人には、読んでみる価値のある一冊です。 (何せ、2~3時間で読み切れますから。) また、ビジネスだけでなく「生き方のルール」とサブタイトルにしているあたり、 生活全般に、自分の行き方の“柱”を見つける助けになる一冊です。 特に「35歳までに」と帯に示されていることから、若手ビジネスマンには最適です。 よく言われる、「若いうちは買ってでも苦労しろ」という話にも通じるような事例が 書かれていたり、「やはりそうだな」とうなずくことも盛りだくさんです。 著者は現在、65歳過ぎ。老獪な経験と成功の実績から、説得力満点です。 本は2年前に発行されたものなので、古本屋でも買えるかもしれないですね。 ![]() ではでは~。 --- 「落ちたリンゴを売れ!」です。 ![]()
October 31, 2008
カテゴリ:本・書籍
いつもご訪問頂き、ありがとうございます。
今日も長い通勤時間を利用し、一日で読み切ってしまった書籍の紹介です。 タイトルは「ウチのシステムはなぜ使えない」で、システム屋としては気になる一冊です。 この本は企業のITシステムに関し、なかなか思うように導入できない現状を指摘しています。 「高いお金を払ったのに使いにくい」「少し変更したいだけなのにお金がかかる」 「システムが動くまでに時間がかかる」といった不満を、働く人の視点から説明しています。 ITシステムを開発しするのはSE(システム・エンジニア)と呼ばれる人たち。 それを導入する(買う)側はユーザと呼ばれる、(概して)コンピュータに詳しくない人たち。 コンピュータやITシステムというと、かっこいい印象があるかもしれません。 ですが、実際に作っているのは紛れもなく生身の人間。 人と人とが、どんなシステムにしたいか打合せをしながら作っていくものです。 打合せをしていると、自然に人間関係や交渉などの機会が増えていくもの。 その中から、会社の中でも政治的な動きがあり、うやむやに進んでいくことも。 「なぜこんな機能が?」などと疑問に思うこともよくありますね。 本のサブタイトルに「SEとユーザの失敗学」とある通り、こうした人間関係から システム導入が“いかに失敗していくか”を小気味良く描ききっています。 正直、一般的なシステム開発側の人間から見ると頭に来ることが多いかもしれません。 ですが、私の場合は本当の意味での「顧客第一主義」を最優先に考えています。 もちろん元SEという立場上、業界の裏側もよくわかっており、うなずけることは多いです。 ですので、私は頭に来るというよりは、甚く共感しました。 できれば、今までにシステム導入で失敗したことがあるような企業様、失敗したことは ないけれども、大きな投資をしようとしている企業様には読んで欲しい一冊です。 システム業界に造詣がなければ、是非とも事前対策として、お奨めできる一冊です。 今後「使えないシステム」が少しでも減るよう、私も微力ながら尽くしたいと思っています。 ![]() ではでは~。 --- 「ウチのシステムはなぜ使えない」です。 ![]()
October 28, 2008
カテゴリ:本・書籍
いつもご訪問頂き、ありがとうございます。
最近は客先への電車通勤の時間が4時間近く(往復)になり、読書量が増えました。 その中から、今日は「運命を拓く」の紹介です。 まず著者の中村天風(てんぷう)ですが、私はこの本を読むまで全く知りませんでした。 40年も前に92歳で亡くなっているのですが、私の生まれる前なので尚更かもしれません。 でも、意外と言っては失礼ですが、かなり有名だったのですね。 そんな著者は日露戦争時代に活躍し、死刑寸前や不治の病から生還しました。 その時の“悟り”を世に広く教え、伝えるための本が「運命を拓く」です。 最初は単なる精神論かとも思っていましたが、良い意味で期待を裏切られました。 人生を生きる目的や病に対する心構え、“理想”とは何か、などを見事に説明し切ります。 個人的には、この本を読めば拝金主義的な心の狭さから解放され、 前向きに生きるための哲学を得ることができると思っています。 満員電車の混雑や仕事でのストレス、小さいことですぐ怒るようなこと、 損したことを他人のせいにすること、そういったことのマイナス面から解放されます。 私も通勤電車で読んでいて、思わず自分が恥ずかしくなりました。 少し前までは仕事がうまくいかないと、何かしらの理由をつけて、他人のせいに していましたが、今は全く考え方が変わりました。 「早く帰りたい」「きつい」「苦しい」「嫌だ」「やりたくない」「お前が悪い」 「景気が悪いせいだ」などの言葉は、聞いている他人の心に悪影響を及ぼします。 ネガティブ発言は、他人を不幸にする犯罪のようなものです。 そんなことも、本を読めば心に刻まれていくはずです。 少し昔の言葉なので、読みにくい箇所があるかもしれません。 ですが、それでも心に深く感じる“何か”があるはずです。 個人的には手放したくない一冊です。 ![]() ではでは~。 --- 「運命を拓く」です。 ![]()
October 19, 2008
カテゴリ:本・書籍
毎度のご訪問、とてもうれしいです。
今日は最近読んだ『「1秒!」で財務諸表を読む方法』小宮一慶著の紹介です。 日本企業の財務・会計の分野では、財務諸表というものがとても大事です。 この本は、企業活動の結果である財務諸表の読むポイントを簡潔に説明したものです。 本の冒頭から、この本のポイントである「1秒で読む方法」が説明されています。 それはズバリ!・・・ってそれをここで書いてしまったら意味がないですね。 簡単にヒントだけ言うと、短期的に会社が潰れないこと、を1秒で確認できます。 (会計に関する知識が多少でもあれば、答えは簡単ですね。) あとは、ROE、ROA、自己資本比率などの聞き慣れた用語もわかりやすく説明されます。 個人的に初耳だったのがWACC=加重平均資本調達コストです。 一般的に、銀行から借金するよりも出資者に株式を発行する方が支払う利息が多くなります。 (もちろん、株式に対する利息とは、配当金などを指します。) なぜなら、出資者は企業に出資するよりも銀行に預けた方が利息が高いのであれば、そんな 企業には出資せず、銀行に預けるからです。 企業は当然、銀行利息よりも高い配当金を払わなければ、出資者がお金を出してくれません。 この借金と出資金の利息(調達コストと言います)の加重平均がWACCです。 詳しくは割愛しますが、WACC≦ROA とならなければなりません。 あとは、航空会社や携帯電話、自動車、液晶テレビなどの例を用い、 会計的な観点からの各企業の動向をわかりやすく説明しています。 財務・会計が苦手な私にも、とてもわかりやすい1冊でした。 ![]() ではでは~。 --- 『「1秒!」で財務諸表を読む方法』です。 ![]()
October 14, 2008
カテゴリ:本・書籍
いつも応援頂き、誠にありがとうございます。
今日は最近読んだ「呼吸入門」齋藤孝著の感想です。 出身大学の教授でもあり(直接関わりはありませんでしたが)、齋藤先生は大好きです。 齋藤先生は若き頃から「呼吸学」を研究していたとてもユニークな方です。 この本では、日本の文化と呼吸方法を結び付け、日本人の私には心から共感できました。 具体的には「3秒吸って2秒止め、15秒で吐く」これを6セット=2分。 それだけで集中力が高まり、それが持続できる。 誰でも簡単に出来て、極めて安全なもの。私も試してみました。 通勤電車の中で試すと、心も落ち着き、混雑した車内でも冷静にいられたりします。 もちろん集中力が高まるので、眠くなることも少なく、勉強や読書に没頭できます。 「誰でも簡単、安全に」というのが良いですね。いつでもどこでも試せます。 ただ、最初は難しいかもしれません。特に「15秒で吐く」ということが。 齋藤先生も書いていますが、息の長いことは誇るべきことですが、現代人には難しいですね。 浅く短い口呼吸が増えてきた現代人は、鼻から息を吸ったり吐くことも減ってきた、と。 もう一つ、リラックス法というのに着目しました。 気持ちがこもっていたり、集中力が持続できなくなってきた時に効果的です。 「体を揺さぶり、息をハッハッとどんどん吐く方法」というものが紹介されています。 自分の中から吐き出すものをどんどん吐き、体の中を入れ替える感覚でやってみましょう。 実際にやってみると、確かに頭の中がスッキリし、目の前のやるべき事に集中できます。 これは、早朝に軽い運動を行って目を覚ますのと同じようなものかもしれませんね。 一通り読み終える頃には、すっかり呼吸人間になっていると思いますよ。 ストレス社会の今日ですが、意外と簡単なことでストレス解消できそうです。 ![]() ではでは~。 --- もちろん、今日は「呼吸入門」です。文庫なので1,2日で読めますよ! ![]()
July 10, 2006
テーマ:お勧めの本(4602)
カテゴリ:本・書籍
久しぶりにトップページの今月のベストセラー(ビジネス書)を更新しました。
個人的に気になったのはヤバい経済学です。 経済学と言えば、中小企業診断士試験の最初の科目です。 私も勉強しているので「マジメな本なのかな」と思いきや・・・ 目次を見るとびっくり!です。 ヤクの売人はどうしてママと住んでるの?犯罪者はみんなどこへ消えた?などなど。 およそ難しい経済学とは関係のないようなものです。。。 しかし、著者(洋書の訳書なので、アメリカ人?っぽいですが)は経済学をよく知っています。 難しい経済学を身近な話題に置き換え、飽きること無いように書いています。 「アメリカに経済学ブームを」起こしたというのもうなずけます。 個人的には経済学の勉強で疲れているところなので、こういった本はありがたいです。 詳しくはこちらを見てください。 難しい話も身近な話題に置き換えてくれるとわかりやすいですね。 法律やら国会論議やらもそうして欲しいものです。 --- 今日はもちろんこれです。 ![]()
May 6, 2006
カテゴリ:本・書籍
今日はトップページの「今月のベストセラー」を更新しました。
堂々の第一位は「キヤノン方式のセル生産で意識が変わる会社が変わる」です。 著者はキヤノン電子社長の酒巻久氏です。 セル生産方式はキヤノンの御手洗社長が導入した生産方式です。 一人もしくは数人で一つの製品を一貫して組み立てあげるものです。 ただ、キヤノンのセル生産はそれだけにとどまらず、マネジメントの在り方を含みます。 従来の生産方式(ベルトコンベア型)からセル生産へと、生産の意識改革を起こしたからです。 それを基に、メーカーとしての全社的な、高効率の「生産システム」を実現しています。 そういった意識改革、革新の軌跡をこの本では描いています。 同時に、メーカーを中心とした<会社を変革させる秘訣>も描いています。 また、御手洗氏は経団連の会長に就く予定であり、優れたリーダーとしても知られています。 プレジデント誌の2006.5.1号にも「説得と承諾のリーダーシップ」として載っています。 併せて見てみてはどうでしょうか。 --- キヤノン関係の書籍です。 ![]() ![]() ![]() ![]() このブログでよく読まれている記事
全25件 (25件中 1-10件目) 総合記事ランキング
|