ＣＨＩＮＥＳＥ　ＰＯＰ レビュー ＋

『Ｆ．Ｉ．Ｒ』
カッコイイです。
女性ボーカルにギターとキーボードという３人組み。
日本で言えば『ＥＬＴ』って感じです。


バラードは徹底的にバラードしてて「Ｌｙｄｉａ」なんかは『ちあきなおみ』くらい感情入ってます。ロック色の強い曲も秀逸で「我要飛」はスピード感があり、カラオケで歌いたくなるくらいの気持ちの良さです。
画像は、この２曲が入ってるのとは別のアルバムです。ごめんなさい。

ボーカルのＦａｙｅは長い髪をかき上げながら歌う姿が、カルメンマキがＯＺにいた時みたいで素敵です。（古い！）
ギターのＲＥＡＬは黙々と弾くテクニシャン。キーボードのＩＡＮはバンドを操る知性派プロデューサーの匂いがします。
ほとんどの曲の作詞作曲が『Ｆ．Ｉ．Ｒ』になっていますが、実際は役割分担があるのでしょうネ。
ギターのＲＥＡＬ（阿沁）は他のアーティストにも曲を提供していて
私の大好きな『張韶涵』の「愛情旅程」は彼の作詞作曲です。（これは名曲ですよ）

発売されている３枚のアルバムを聞いてみると、ちょっとピアノとストリングス系が目立ち過ぎてるかな、って感じです。ギターがもう少し弾けてくれてもイイカナなんて思います。ま、バンドの中のチカラ関係もあるでしょうし。
そういえばＲＥＡＬはソロアルバムを出すようです。バンドの中でのストレス解消ですかネ。