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じゃんす的北京好日子 東京編

日中地震考

5月12日14時半ごろ中国四川省でM7.8の大地震が起きました。

私はこの時北京のオフィスで仕事をしていましたが、高層階にいたこともあり、揺れを感じました。

北京はM3.9、震度2,3くらいだったようです。
日本ならこの程度なら「あ、地震だ」「揺れてるね」くらいの会話でそのまま仕事を続けますが、北京では状況が違いました。

「ホァン(揺れてる)!ホァン!」「緊張!緊張!(こわい)」とみんな騒ぎ始め、各々階下に逃げ始めました。かなり本気で怖がっていました。みんなエレベーターを使い、乗れない人が非常階段で階下に逃げるという状況でした。

喫煙所が非常階段のところにあるのですが、揺れが収まってからそこに煙草を吸いに行くと多くの人々が階下に逃げているところでした。

オフィスに戻ると、残っているスタッフは3分の1くらいでした。台湾籍の社員が多く、島国の住民は地震に慣れているのかなと思いました。

しばらくしてオフィスに戻ってきた中国人の同僚たちに「こわかったー。じゃんすはなんで逃げなかったんだ。平然としていられるんだ?」と不思議がられました。

日本では震度2,3の地震はよくあること、学校や会社で年に何度か避難訓練があること、子供の頃は椅子に防災頭巾を敷いていること、などを話すと「へー、中国でもそういうのやったほうがいいな」と感心していました。


なんで逃げなかったのか、と聞かれて確かに「このくらいの揺れなら大丈夫」と判断した、ということもあるのですが、それ以外の理由として、自分は地震の時は指示待ち体質になっているんだと気付きました。

日本にいるとき、学校やオフィスで地震があった場合、まもなく「ただいま地震がありました。震度は~」という放送が流れます。緊急の場合は警報がなって、指示に従い非難するように子供の頃から訓練されます。

中国では(少なくとも私のいたオフィスビルでは)そういった放送や指示はないですし、各々自分の身は自分で守る!と各自判断してめいめいに行動します。


今回の地震は北京に来てから4年間で2度目の経験でした。

会社ではすぐに地震対応マニュアルが各スタッフにメールで送信されました。また、四川省への災害援助寄付の募集もすぐに始まり、私も個人的に寄付しました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被災された皆さんにお見舞い申し上げます。



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