今日は2時間ぶっ続けで会議の通訳をしました。
つかれたー。
通訳の仕事は疲れるのでなるべくやりたくないのですが、どうしてもやらなくてはいけないときはやっています。自分の会社の通訳なのでなんとか出来ていますが、別の業界なら専門用語が分からないので無理だと思います。
通訳の仕事ははたからみると簡単で楽そうに見えるかもしれません。
私も以前そう思っていました。売れっ子の通訳者というのは支払う金額も高額だし、いい仕事だなあとも思っていました。
東京時代は欧米本社から来日したエグゼクティブと日本のメディアを取材を設定するとき、通訳会社に依頼することが多々ありました。例えば「インタビュー午後3本通訳お願いします。」とオーダーを出すと、3本連続はきついので通訳者をもう1人追加頂くか、休憩時間を30分以上下さい。」と言われました。そんなに辛いもんなのかな、と思っていましたが自分でやってみると、これは本当にきついですね。
会議の間、通訳はずーっと集中していなくてはいけません。忘れないようにメモを取ります。自分にだけ分かるような速記で、なぐり書きなのでノートなんかすぐなくなってしまいます。
「早く訳してくれ」というプレッシャーも感じます。Aさんが言った事をBさんに訳すとき、Aさんは早く次ぎのことが言いたくてうずうずしているのを感じてあせったりします。これは特に中国人に多いですね。
日本人に多いのは、相手の顔ではなく、通訳のほうを見て話す人が多いですね。私のほうばっかり見て話されても困るなあと思うときがよくあります。
言った言わないの問題など、通訳せいにされがちでもあり、損な役割でもあります。
ミーティングなどで求められる通訳は
「とにかく流れを止めないこと」だと思います。あとは「早口で、かつハキハキ話すこと」。同時通訳的に合いの手を入れる感じで通訳していくと、お互いにストレスが無いように思います。もちろん一時一句を間違ってはいけないという大事な会議の時はプロを雇った方がいいです。
手に職をつけておけば食いっぱぐれることは無いといいますから、なるべく通訳のレベルも上げていきたいですが本職にはしたくないなあと思います。
この本、まだ読んだことは無いのですが、通訳するなら役立ちそうです。
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