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テーマ:中国&台湾(3301)
カテゴリ:北京生活
中国人の朋友たち10人と夕飯を食べに行きました。
今晩行ったのは新光天地の「鹿港小鎮」。 新光天地6階のレストラン街はすでにオープンしています。 私はとなりの鼎泰豊(ディンタイフォン)に行きたかったのですが、多数決で負けました。 「鹿港小鎮」は初めて行ったのですが、なかなかおいしかったです。 台湾料理で、日本人の口にも合うと思いました。 なぜか女の子の服務員がみんな短髪でした。 会計は今回集まった面子の中で一番偉い人(社会的地位が高くお金持ってそうな人)が持ちました。全員分なので結構な額だったと思います。 日本人の集まりに参加する場合、大抵は割り勘で、学生が多い場合は社会人が多く持ったりしますが全部1人が出すということは少ないです。 中国人の集まりに参加すると、その中で一番偉い人が全部持つのが普通です。 なので、店に入って円卓に座った時点で、「今日はこの人が持つんだろうな」とだいたい予想がつきます。逆に面子が自分より年下が多い、学生が多いという場合は「今日は自分が持つ!」と覚悟を決めます。 自分が持つときも「何でも好きなの頼んでね」「お腹一杯?もっと追加したら」と周りを気遣いますが、内心「あんまし高いの頼まないでね」とびくびくしています。でも中国人の友人たちもその辺心得ていて適当な額で収まるように注文してくれます。 せっかくの機会なのでちょっと中国のおごり文化について書いてみたいと思います。 誰もが最初はこの習慣に戸惑うと思います。「おごるタイミング」をはかるのはなかなか難しいものです。 おごりルール: ・中国人は基本的に割り勘をしない。(割り勘は中国語でAA制といいます) ・その場にいる中で一番社会的地位が高く、お金持ちがおごる。 ・上下関係の無い友人、同僚関係の場合は交代でおごり合う。今回A君が持ったら次回はB君など。 ・ただし、頻繁に遊ぶ友達、毎日ランチを一緒に行く同僚などの場合交代制も面倒だから毎回割り勘にする。 ・おごられても「ごちそうさま」とか「ありがとうございます」とは言わない習慣。 ・デート代を男が全部持つのは当然。 ざっくり書くとこんな感じです。 ただし、先日テレビで「割り勘の是非」について男女が討論しているのを見たのですが、女性の意見は完全に「男は女におごるのは当たり前」でしたが、男性陣からは「ぶっちゃけ毎回おごるのきついよ、たまには割り勘がいいよ」という意見もあり、中国人男性も大変だなと思いました。 あと、中国人におごるとき、友人関係の場合、高級すぎるレストランに行ったりすると、こちらが良かれと思っても先方が気を使うことになることがあります。その行為は「次回は君が同等のものをおごってくれよ」という無言のプレッシャーを与えることになりかねないからです。日本料理は口に合わない場合もあるし、座敷に上がるとき足の匂いを気にして靴を脱ぎたがらない人もいるので中華のほうが無難です。私の場合火鍋やディンタイフォンあたりが多いです。 あと今日はおごるべきなのかどうなのか、と迷ったときはとりあえずおごっておいたほうがいいと思います。 友達に「我請NI(おごるよ)」といわれたら素直におごられておきましょう。悪いから、と気を使って断るほうが悪いです。でもビジネス関係なら臨機応変の判断が必要です。 1クリックいただけると嬉しいです。人気blogランキングへ 中国人と付き合う上で参考になりそうな本: 「人」を食う中国人割を食う日本人 中国人に絶対負けない交渉術 中国人の秘密 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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