今、小説
「双生水莽(田原著)」を読んでいます。
透明感があり、儚さを感じさせる文章で、作品から吉本ばななのような空気を感じています。
主人公は陳言という武漢の女の子です。作家の田原(ティエンユエン)も武漢出身なので、自伝的小説と言えるでしょう。
作者の田原(ティエン・ユエン)は、小説家であり、女優であり、歌手でもあります。16歳の時に「跳房子」というバンドのボーカルとして活動を開始し、注目を集めました。その後長編小説「斑馬森林」を執筆。18歳の時に香港映画『蝴蝶』に初主演して、最優秀新人賞を受賞しました。驚きほど多才なアーティストです。
田原(ティエンユエン)「田原的凡士林舞ting」より
彼女のブログ「田原的凡士林舞ting」には写真も多く掲載されていますが、素敵な写真が多く、写真家としての才能もありそうです。
「田原的凡士林舞ting」より
北京語言大学の英語科を最近卒業していますので、北京語言大学の留学生は彼女を見かけたことがあるかもしれませんね。
【主な出演作品】
『蝴蝶』(香)(2004)
『詛咒』(2005)
『江城夏日』(2006)
『八月的故事』(香)(2006)
『青春期』(2006)
先日上海の松浦さんが出張で北京にいらしたときみんなで悦堂にて鍋を囲んだのですが、そのとき泉さんに田原さんを紹介していただきました。明るくてかわいいし、お茶がなくなったときについでくれたりと気遣いも素晴らしい、素敵な女の子でした。ブログの話や日本の話などで盛り上がりました。
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