北京の骨董街「瑠璃廠(リュウリーチャン)」に初めて行きました。
北京在住の友人知人から「おもしろいよ」と聞いていたので1度は行ってみたいと思っていた場所です。
瑠璃というのは瓦のことで、故宮の屋根やレンガ造りの壁の瓦のことを瑠璃と呼ぶそうです。明の時代に瑠璃を作った工場がこの辺りにあり、それが由来とのこと。今は骨董関係や書画、古風な文房具、印鑑などの店が建ち並んでいます。
ガイドブックには「ぼったくりに注意」とも書いてありますが、秀水と比べたら全然ましです。あまりしつこく売ってくる店員はいなかったですし、適正価格で販売しているお店も多かったです。町並みがのんびりしているからか、店員さんたちものどかな感じでした。秀水だと最初30元とふっかけられて10元まで値切るのが面倒な小物入れも最初から10元で販売していました。
通りにおじいちゃんが手に何かを持って立っていました。
なんだか惹かれてしまい、ふらふらと近寄ってみてみると、亀の置物でした。
親亀から子亀が出てきて、そこからさらに孫亀が出てきます。
裏返すと全部印鑑になっています。
手に乗せてみるとこれがズッシリと重い。
50元で購入しました。
亀売りのおじいさん。
売っているのはこの亀1つのみ。
この亀は私が買ってしまったのでもう売り切れのようでした。
帰りにもう一度このおじいさんのところに行ったら、今度は歴代皇帝のメダル冊子を100元で販売していました。
場所:北京市宣武区
地下鉄環状線 和平門駅下車 徒歩3分、バスは瑠璃廠下車すぐ
←ポチッと応援クリック頂けると嬉しいです。