柔道女子52キロ級で、中国の洗東妹(洗はにすい)が金メダルを獲得しました。
日本の中村美里が銅メダルだった階級です。
洗東妹選手は1975年産まれの33歳で、1歳半の娘がいるママさん選手です。
開幕以前から「ママさん選手」として注目と期待を集めていました。
アテネオリンピックで横澤由貴を下し、金メダルに輝いた後、引退し結婚、そして女の子を出産しました。そして、2007年にまた柔道界にカムバックし、今回見事2連覇を達成したわけです。母として金メダルを獲得したのは中国史上初の快挙だそうです。
彼女は娘が5ヶ月の時に、夫と娘と離れ、オリンピックに向けて練習に打ち込みました。
洗東妹選手は
「娘と離れたとき、彼女はまだ5ヶ月でした。ものすごく一緒にいたい気持ちに耐えました。娘は私に諦めない気持ちと勇気と原動力をくれました。」
とコメントしています。
5ヶ月の娘、新婚の夫と離れてオリンピックに打ち込むのは本当に大変だったろうと思います。自分も単身赴任の身なので感情移入してしまいました。
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10日の夜、CCTVをつけてみると柔道特集をしていました。
中国で柔道はそれほど人気スポーツではないため、ルールを知らない人も多いです。
そのため、番組内でルールを説明していました。
一番低いポイントは「コッカ(日本語で)」です。次が「ユッコー」そして「ワザアリ」です。技がきれいに決まると「イーベン(一本のこと)」となり、そこで試合終了です。
と説明していました。
効果、有効、技有りは日本語ですが、なぜか「一本」だけは中国語(ピンイン)読みで「イーベン」と言っていました。
柔道:中国史上首位“女馬女馬冠軍”洗東妹
為了幼女 洗東妹以衛冕当作補償
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