水のように生きる
『細水長流』中国では、人の生き方をこのようにいうことがあるそうです。太く短く、ではなく、細く、長く。なにごとも全力投球ではなく、7割くらいのちからで。細くても、水のように流れていれば、絶えることはない。こんな生き方もあるんだよ、と教えてくれたのは、会社のお客さん、和菓子職人のKさんです。Kさんは若くみえるけど、もう50半ばで、勤務の不規則な奥さまにかわって、子育ても介護もしていらっしゃったそうです。そんなKさんが、「そんなにがんばらばくてもいいんだよー」と教えてくれました。わたしたちの子供のことも。「幸せだよね。両親の国が違うってことは、可能性が2倍になるってことだもん。人間として、豊かになれるってことだよね」Kさん、ありがとう。迷ったとき、苦しいとき、この言葉を思い出して元気をだそう。