★　JiaXiang in Beijing vol.１　★

中国の暖房

だいたいどこの大学の学生寮も同じだと思うんですが。。。
中国の暖房、「暖気（ヌアンチー）」についてご紹介します。

こ～ゆ～のが各部屋の窓辺にあるんです。↓
　　
わかりますかねぇ？上からと側面と2面暖気の出口があるんです。

私の部屋は一人部屋なんで、狭いため、暖気の効きがよく、すごくあったかいんです。でも、この暖気、勝手に寮の方で管理しているため、調節が不可能なんです。。。
寒いと思ってもそれ以上温度を高くしたり、風の量を多くしたりできません。
逆に、暑いな～と思ってもそれ以上温度を下げたり、風の量を少なくすることもできません。
そこがちょっと不便なところ。
２４時間暖気は出っ放しだと思います。（止められたら寒いし。。。）
でも、いつも風がびゅ～びゅ～出てるわけじゃないんです。
なんとな～く、ほわ～んとゆっくり湧き出てるような感じです。
この暖気のおかげで、部屋はホカホカな反面、すご～く乾燥しています。なので、こんな風に暖気の出口の上に濡らしたタオルを被せて、スチームになるよう工夫しています。↓

こんな風に頑張っても、この塗らしたタオルは、朝、昼、晩とまめに濡らさないとすぐにカラカラに乾いてしまうんです。。。

そう、おかげで洗濯物もほとんど1日で乾きます。（笑）

浴槽がなく、シャワーだけのお風呂場。
裸になったら寒くてたまりません。
そこで、お風呂場にも暖気はあります。
では、私の部屋のお風呂場を特別にお見せしましょう。
　　

物の多さにびっくりしたでしょう？（笑）
まぁまぁ。
お風呂場の写真、左側に見える銀色のが暖気です。
暖気を正面から見たのが写真右です。
おそらく、部屋の暖気も、板の中のシステムはこれと同じなのでは？と思います。
ちなみに、真ん中に見える緑色のがシャワーカーテンで、シャワーを使う時にはこのカーテンを引いて、便座が濡れないようにしています。

こ～ゆ～暖房システムは中国に来て初めて見ました。
もう慣れちゃいましたけど。。。

暖気だけで部屋の中はあったかいので、部屋の中でまでコートを着たり、厚いセーターを着る必要はありません。
でも、ずっと勉強したり、動かずにいるとちょっと肌寒く感じることもあるので、私は、勉強するときはひざ掛けを使っています。
それと、ベッドの上には、スーパーで買った電気毛布（カーペットのように薄いですが。。。）を敷いて、ずっとベッドに座ってテレビとかを見るときには、この毛布の電源を入れっぱなしにして、その上に座っています。
こんなのです。↓

寝るときには、つけっ放しだとかなり暑くて汗が出るので、寝る前にちょこっとだけつけて暖めて、その後は電源を切って寝ます。

最近特に、校内での火災に対する意識が高まっているようで、火災の元となりそうな電化製品は、寮によっては没収されているようです。
でも、私の寮は（私は？）幸いにして、私が電気毛布を使っていることは服務員にバレバレですが、没収は免れています。
たぶん、どの服務員とも顔馴染で仲良しだからってゆ～、コネの問題もあるかな？
なんて思っていたんですが、先日、部屋に置いておいたロウソクは没収されてしまいました。。。
退寮の時にならなければ返してくれないとのこと。

私は自炊をしているので、もちろん炊飯器もありますが、没収はされません。