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沖縄自治研究会

沖縄自治研究会

自治州基本法試案 0708

資 料:地方財政改革と沖縄県の
参加者:難波田・佐藤・与那嶺・濱里・藤中・島袋・渡嘉敷
文 責:渡嘉敷頼子

前文
ファシリテーター:濱里

【用語等の解説】
◆住民
濱里:住んでいる人という意味だけではないはずですよね

佐藤:あえてぼかして書いている

濱里:主権在民の民や人民というイメージ

島袋:そそ

佐藤:国籍を有さないというプラスの面は分る。

  :歴史を共有するとはどういう事か。

  :文化を理解する 

濱里:沖縄社会に主体的に参加する意思を有する人々を入れる

  :どうやって確かめるの?

  :これは主観

佐藤:文化と価値観を共有しという部分は問題ない


◆琉球
濱里:地理的範囲でいうと沖縄を使い、歴史的な意味がある時は琉球という
言葉を前文で使っている。


◆沖縄
  :地理的用語では沖縄島。奄美が、自主的に参加したいなら自動的に琉球になると言うことはできるのか?              

島袋:できる。県同士でやれば可能。 

  :憲法95条だから県民投票やる。その時否決にまわったところはどうするのか

  :全市町村でOKでなければ履行できない

佐藤:かなりの市町村がそれでいかないなら、いかないでいいんじゃない? 
  :8割以上くらいの賛同が得られなければとか

  :3分の2以上とか(全ての市町村で過半数、県民投票で3分の2)

  :それくらいやらないと後、やっていけない。 


◆小国寡民
  :屋嘉比先生の思いがあるから、下手に触れる事はできない。 

◆95条にもとづく
  :条文解説をやろうとおもったが、止めた。前文の役割りを明確にする必要はある。総論の構成はこれでいいのかと思う。

濱里:中央の道州制とか自治州と 沖縄自治州が混同されている。ここで用語解説でだすより、沖縄自治州  基本法案をトップに書くという構成がいいかと思う 

  :憲法95条の説明がない。説明しないと大前提がわからない。

  :用語の解説というレベルではない。

  :例えば総論の次にそのまま書くとか

  :それでいいんじゃない?

佐藤:95条の説明は初めてみる人に対してやるべきだ

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◆沖縄自治州と市町村の関係
 ファシリテーター:佐藤学
【事項案】
○1について
  :対等協力なら最大限尊重するというのはおかしい。すっきりさせるなら2番目はいらない気がする。

  :市町村の自治を侵害してはならないというのを入れる


○2について
  :強調するために、同じ文言を入れたほうがいいのか。

  :何でもっとも基礎的な自治体なのか。

濱里:政府がいう基礎的自治体とは違うというのを、はっきりさせた方がいい。
 

○3について
  :司法権がどうなるか。

  :裁判所は・・という規定がある。そういう意味での司法権は大丈夫なのか 

  :何かやり方があるんじゃない?

島袋:裁判所という名称でたてるのがいけない。別立てで、裁判所の機能をおわせればいいのかな 

  :そうかもしれない

  :紛争処理委員会みたいな名称をつけるとか


【解説・補足】
  :今の地方自治法ですら認められているんだからという補強の意味でだすか?

  :地方自治法の適用外であるが自治州と市町村の関係は対等協力であるというのをココで決める。

  :地方自治法で対等協力ではなく、ここで宣言するという感じ

沖縄自治州は地方自治法の適用外だが、地方自治法と同様に市町村と自治州は対等協力の関係である。それをここに明記する。

補完性の原理の説明は全部2にうつす

自治州と市町村保管(垂直保管)市町村間の保管(水平保管)水平補完は抜く


(3)補完的事務
  :高校と大学が入っているのが微妙

  :一番に入ってもいいのでは?

  :市町村は教育福祉を中心にする

  :地域振興はどこでもやっている。

  :サービスの供給は市町村でも県でもできる

佐藤:国頭の山を守るのは南部に必要、だから州がやってもいいのでは。市町村がやってもいいよという位でいいのかな。

濱里:逆三角形。全て市町村が持っているのが原則。県が補完的事務をする。

佐藤:州が占有的にやる仕事だとみられてしまう。但し書きをする。こういう仕事が発生すると思う。あくまでも補完的。市町村ができない事務、適当でない事務という表現にする。

  :公益的にやった方が効果があるから州がでてきた。なんでもかんでもいれられたら補完性にならない。

  :適当というのは言葉が曖昧。両方向で歯止めをかけないといけない。

濱里:あくまでも決めるのは市町村というのが当会の考え

  :誰が補完性の原理にもとづいてきめるの?実際やると大変なんじゃな
い?

  :選択と集中(予算編成)が自治州のメリット

  :補完性を重視するのが当会の考え

  :市町村からというのを徹底することが大事。

  :岡本さんは、経済振興策は全てとりあげ、州が公共振興策経済振興しかできない、市町村が選択と集注できない、という話をしていた。

島袋:財政なら一括移転 自治院でコントロールする 

  :全部市町村は理想論だから、実際は調整される。

  :自治というのは高い理想論で、そのあと交渉していく。

  :今は枠組みのなかでできる一番の過激な理論でいくべき。

  :沖縄で決定権を持つ。これが市町村なら弱い。市町村から信託をえて
いない自治州なら頑張りようがない。市町村で「自治州に」という話がでれば自治州はもっと強くなる


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