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2007年08月25日
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「病は忘れることによって治る!」とは、
カリアッパ師が難病に苦しんでいた中村天風(三郎)に教えたことであった。

ブログを見ていたらこんなカリアッパ師と三郎との話があった。

カリアッパ師は、子犬と三郎の腕の皮の部分をはさみでちょん、と切って、どちらの傷が早く治るか競争させた。

一週間後、三郎は右手を師のほうに出すと傷口の周囲は赤く腫れ、化膿していた。

「やっぱり、お前の負けだな…」

「えっ…?」

「お前の負けだ、と言っているのだ」

「それは無理ですよ、犬ですから」

「ほう、妙なことを言うねぇ、犬ならどうして人間より早く治るのだ?」

「それは…」

そう言いかけて、三郎はぐっとつまってしまった、当たり前ではないですか、とでも言いたかったのだが、それではなぜ当たり前なのか、と追い討ちを食いそうで、でかけたその言葉もやむなく飲み込んでしまった。

「いいか、お前のように神経を過敏にして、毎日、傷口や病を気にしていたら、治る病も治らないし、傷口だってふさがらない。病を治す秘訣は、この犬のように病や悪いことを忘れてしまうことなのだ。

「その理由はな、ただ一つ、お前の心の中にあるのだ。この一週間、お前は暇さえあれば傷口を眺めてそれを気にしていただろう。
 しかし犬のほうは、切られたときにそれは痛がる。だがそのあとはもう忘れている。時折舐めるくらいのことはするけどな。ところがお前はどうだ。心配と言う負担を心にかけっぱなしだ。どうだ、心を大事にしていない証拠だろう?だから、こういう結果になるのだ。」

「わたしは、『大事なことに気づいていない、それに気づけば、死なずにすむ』そう言った。

それはな、こういうことなのだ。いわゆる文化の低い民族と言うのは、その面から言えば、すべてに価値低く、そして不幸であるはずだろう。お前のように文化文明の智を持っている人間よりはな。
 ところが、実際にはどうだ。お前が見ての通り、ここでは、誰もが肉体は完全な強さを発揮している。心の方とてお前とは違って、みな安らかであるし、また豊かさも持っている

 むやみやたらに肉体を案ずることも無ければ、分に過ぎた欲望も持ってはいない。心も体も、ともに大事にして生きている。だからこそ丈夫でいられるし、また幸せでもありうるのだが、それが生命を扱う正しいあり方だということをよく承知しているからなのだ。

 ところが、とかく文明の国の人間というのは、それにとらわれて、そうした行き方が出来ずにいる。だから、生命を守ってくれる力というものが出てくれないのだ。そうすると、病にもかかりやすいし、また、かかった場合には、治りにくいと言うことになる。」

実際に、三郎自身が医者としての体験から言っても、神経質な病人というのはどうも治りが遅い、そんな実感を持っていたのである。この程度ならもう治っているはずだが、と思うのだが、思うとおり治らない。そういう患者に共通しているのが、やたらに神経質になると言うことだったのである。


☆母の入院に付き添うため介護休暇をとっていた時のことである。
病院の近くに市立図書館があり、本を何冊も借りて読んだものだ。
その一つに「快癒力」篠原佳年著があった。
それが先述のカリアッパ師の言葉を思い出させる内容だった。

篠原氏は大分県生まれで岡山大学医学部を卒業後、しのはら医院の院長をされている。
膠原病、慢性リューマチの治療を専門にし、リューマチ治しの名人といわれているとのことである。

私(篠原佳年)の経験によれば難病が治るケースは次の3つしかありません。

1 病気をあきらめた人

2 病気をわすれた人

3 人のために尽くした人

結論からいえば、病気にエネルギーを使わなくなってしまった人たちなのです。

1 病気をあきらめた人

多くのリューマチ患者さんをみていて「この人は絶対に治らないだろうな」と思われる人がいた。
症状も悪ければ検査結果も最悪。その上、治りたい気持ちが人一倍強く、来るたびに「治して、治して」とせがむ。
その患者さんがしばらくこないと思ったら、久しぶりに来た。
彼女の顔つきがまるで変わっていた。穏やかで明るくて笑みさえ浮かべている。
「どうしたんですか?」
「先生、もうあきらめちゃった」
検査すると炎症が治っている。「治りたい」と願っていて、あれほど治らなかった人が、あきらめたら逆に治ってしまった。

2 病気をわすれた人

ある人は相当症状が悪いはずなのに通ってこなくなった。
久しぶりに来たので事情を聞くと、孫が生まれて「その世話で忙しくて忙しくて、病院に行くのなんか忘れてしまった」
薬もずっと飲んでいないという。
検査したら劇的に快方に向かっていた。

3 人のために尽くした人

60歳くらいの男性で、初めて来院したとき、膝が曲がって自分では歩けない状態だった。
体重が80キロ近くあり、看護婦さん総出で診察室に運んだ。
人から「リュウマチなら、しのはら医院」と聞いてきたのだが、
「俺の病気は特別だから治せない」といった態度だった。ところが月1回ほどの通院で半年したころから効果が出始めた。
するとこの患者さんが次から次へと患者さんを連れてきた。
しかもその患者さんたちが劇的によくなる。
「あの病院の先生に診てもらったら、自分はこんなによくなった、あなたもきっと治る」と言っていたのだった。
治癒の完全なイメージを抱ければ病気は完全に治る。
その男性も自分もよくなり、紹介した人もよくなるので嬉しくて、最初は自分の病状ばかり気にしていたのが、いつしか紹介した人の結果を気にするようになった。
そうやっていたら、当の本人もほとんど治ってしまった。
このように人のために夢中になっていると、自分の病気は消えていきます。










最終更新日  2007年08月25日 20時20分23秒
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