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カテゴリ:二宮尊徳先生故地&観音巡礼
江戸末期、疲弊した農村復興などに功績を残した二宮尊徳(1787~1856)ゆかりの地、桜川市青木の青木堰(せき)広場で8日、尊徳の回村記念碑の除幕とサクラの植樹などが行われた。 青木村は桜川に作られた堰が壊れたことなどから江戸末期に荒廃。1834年、尊徳の指導で堰は見事に再建された。同時に堰周辺に植えられた「吉野桜」がサクラの名所として長年、親しまれてきたが、1950年代、堰の改修工事で大半が伐採されて姿を消した。 昨年5月に尊徳の手紙を読み、堰の吉野桜と尊徳の関係を知った広沢光一郎さん(71)が吉野桜植樹実行委員会を発足し、昨年12月、吉野桜の本場、奈良県を訪問。財団法人「吉野山保勝会」に吉野白山桜の苗木20本を譲り受けた。 除幕された記念碑は台座を含めて高さ2・5メートル、横約3メートルで、尊徳の業績と桜の由来が刻まれている。広沢委員長は「実行委員会を桜を育てる会に変え、この桜を大切に育てたい」と話している。 【小林昭雄】 桜町治績【56】青木堰普請のこと 天保4年に翁は青木の堰普請に従事す。横山周平の子息平太もまた常に随って出張せり。時に年24歳なり。遠路のこと故未明に陣屋を出て夜に入(い)りて家(うち)に帰れり。同年中に落成す。之がために同地方は田畑ともに広く開墾することを得て77町の田を開くことを得たり。この川は桜川と称し泥深き川にて堰普請をなすも随って崩れしが翁の時に至って根本的に之を修築せり。桜町より青木までは道程3里ありしが翁の健脚なる青木に至りて自ら鍬を取って役夫を指揮し荒地の開墾に従事し家に帰りし後も疲労を感ぜざりし故、村民もその健脚に驚きしが翁はなお陣屋へ帰りてより3ヶ村をめぐり密行的視察をなして足洗いの池にて足を洗い、別に家人(かじん)の手を煩わさずして寝に就き、かくして青木に通いおりしこと非凡の人にあらざれば到底なし得ざることである。 「ツキを呼ぶ魔法の言葉ゴールドラッシュ」マスオさん朗読CDを聞くこと288回 今野華都子先生の講演会のCDを聴くこと608回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月10日 04時17分43秒
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