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2009年06月04日
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二宮尊徳道歌碑(報徳二宮神社・桜町陣屋隣り)

報徳日めくりカレンダー(発行 報徳学園報徳教育部)より

4日 

初めよく一をふめば
終必ず一を得


「二宮翁夜話」

「はじめに生活設計をよくたてて一本筋を通せば、必ずよい結果を得るから、はじめに全体の見通しをよくつけ、筋を立てることが大切であると二宮尊徳は常に力説してやまないのである。」

栃木の桜町陣屋跡に隣接する「二宮尊徳資料館」の写真を掲載し、その下に「大江市松翁処世訓」より述べる。

「心に確かな信念を懐き
   それに向かって進み行けば
     知らず識らず正しき道を踏むことが出来る」

【二宮尊徳道歌】

音もなくかもなく常に天地は
  書かざる経をくるかへしつゝ


二宮翁夜話巻の1

【1】翁(をう)曰(いは)く、
夫(そ)れ誠(まこと)の道は、学ばずしておのづから知り、習はずしておのづから覚え、書籍(しょじゃく)もなく、記録もなく、師匠もなく、而(しか)して人々自得(じとく)して忘れず、是(これ)ぞ誠(まこと)の道の本体なる。
渇して飲み、飢(う)ゑて食(くら)ひ、労(つか)れていね、さめて起(お)く、皆此の類なり。
古歌(こか)に「水鳥(みづとり)のゆくもかへるも跡(あと)たえてされども道は忘れざりけり」といへるが如(ごと)し。
夫(そ)れ記録もなく、書籍(しょじやく)もなく、学ばず習はずして、明(あき)らかなる道にあらざれば誠(まこと)の道にあらざるなり。
夫れ、我が教えは書籍(しょじやく)を尊(たふと)まず。
故(ゆえ)に天地(てんち)を以(も)つて経文(きやうもん)とす。
予(よ)が歌に
「音もなくかもなく常に天地(あめつち)は書かざる経をくりかへしつゝ」
とよめり。
此のごとく日々(にちにち)繰返し繰返して、しめさるゝ天地(あめつち)の経文に、誠の道は明(あき)らかなり。
掛(かゝ)る尊(たふと)き天地(あめつち)の経文を外(ほか)にして、書籍(しょじやく)の上に道を求むる、学者輩の論説は取らざるなり。
能々(よくよく)目を開きて、天地(あめつち)の経文(きやうもん)を拝見し、之を誠にするの道を尋ぬべきなり。
夫れ世界横の平(たひら)は水面を至れりとす。
竪(たて)の直(すぐ)は、垂針(さげぶり)を至れりとす。
凡(およ)そ、此のごとき万古動かぬ物あればこそ、地球の測量も出来るなれ。是を外(ほか)にして測量の術あらむや。
暦道(れきだう)の表(へう)を立てゝ、景(かげ)を測(はか)るの法(ほふ)、 算術(さんじゆつ)の九々の如(ごと)き、 皆(みな)自然の規(のり)にして万古不易の物なり。
此の物によりてこそ、天文も考ふべく暦法(れきほふ)をも算すべけれ。
此の物を外(ほか)にせばいかなる智者といへども、 術を施すに方(ほう)なからん。
夫れ我が道もまたしかり。
天(てん)言(もの)いはず、而して、四時(しいじ)行はれ百物(ぶつ)成(な)る処(ところ)の、 不書(ふしよ)の経文(きやうもん)、不言(ふげん)の教戒(けうかい)、
則ち米を蒔(ま)けば米がはえ、麦を蒔(ま)けば麦の実法(みの)るが如(ごと)き、万古不易(ばんこふえき)の道理(だうり)により、誠(まこと)の道に基きて、之を誠にするの勤めをなすべきなり。


【1】  尊徳先生はおっしゃった。
誠の道は、学ばないでも自ずから知り、習わないで自ずから覚え、書籍もなく、記録もなく、師匠もなく、そして人々が自得していて忘れない、これが誠の道の本体である。
のどが渇いて飲み、おなかがすいて食べ、疲れて眠り、目が覚めて起きる、みなこの類いである。
古歌に「水鳥(みずとり)のゆくもかへるも跡たえてされども道は忘れざりけり」というようなものだ。
記録もなく、書籍もなく、学ばず習わないで、明らかである道でなければ誠の道ではない。
私の教えは書籍を尊ばない。
だから天地をもつて経文とする。
私の歌に
「音(おと)もなく香(か)もなく常に天地(あめつち)は書かざる経をくりかへしつゝ」とよんでいる。
このように日々繰返し繰返して、しめされている天地の経文に、誠の道は明らかである。
このような尊い天地の経文をほかにして、書籍の上に道を求める学者連中の論説は取らない。
よくよく目を開いて、天地の経文を拝見し、これを誠にするの道を尋ねるべきである。
世界の横の平は水面を至れりとする。
竪(たて)の直は、垂針(さげぶり)を至れりとする。
およそ、このように万古に動かない物があるからこそ、地球の測量もできるのだ。
これをほかにして測量の術があろうか。
暦道の表を立て、測量する方法、 算術の九々のようなものも、みな自然の法則であって万古不易の物である。
この物によってこそ、天文も考えることができ、暦法をも計算することができる。
この物をほかにすればどのような智者であっても、 術を施すに方法はないであろう。
私の道もまたそのとおりだ。
天ものいはず、しかして、四時(しいじ)行われ百物(ひゃくぶつ)成(な)るところの、 不書(ふしよ)の経文(きやうもん)、不言(ふげん)の教戒(きょうかい)、
すなわち米を蒔けば米がはえ、麦を蒔けば麦が実るような、万古不易の道理による、誠の道に基いて、これを誠にする勤めをなすべきである。

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最終更新日  2009年06月04日 05時41分02秒
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