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功績伝える紙芝居完成　掛川の偉人・岡田良一郎
静岡新聞2010/01/15

　掛川市内で自主的に学ぶ市民大学院の「報徳研究グループ」が１４日、二宮尊徳（金次郎）の紙芝居に続き、同市倉真出身の偉人岡田良一郎の紙芝居を完成させた。同市原里の介護関連施設「ほのぼの」で、施設を利用する高齢者や、職員らに初披露した。尊徳の紙芝居や物語は有名だが、掛川生まれの偉人岡田良一郎の紙芝居は珍しく、今後、教育の場での活用なども期待されそうだ。
　岡田良一郎は尊徳に教えを受けた「尊徳四高弟」の１人で、大日本報徳社第２代社長、衆院議員も務めた。掛川信用金庫の前身「資産金貸付所」や、私塾「冀北学舎」、掛川農学社などの創立にも尽力した。
　紙芝居は、こうした良一郎の功績をわかりやすく伝える内容で、明治期の私塾で先進的に英語などを教え、近代日本の担い手となる人材を育てたり、植林活動にも尽力した姿も物語にした。
　グループの１人、新田多加さん（城北）は「紙芝居にする作業は難しかったが、少しでも良一郎さんの偉業が伝えられたらうれしい」と話した。

フーム、ぜひ森町の人々にも郷土の偉人　鈴木藤三郎についての紙芝居を作って、静岡新聞紙上で大々的に知らしめていただきたいものだ、フフ