2012/09/24(月)05:29
スターウォーズ ヨーダの言葉
日本車運転の中国人、半身不随に=西安の反日デモ暴徒化-中国紙- 時事通信(2012年9月21日) 【北京時事】中国陝西省西安市で15日に行われた大規模な反日デモで、日本車を運転していた中国人男性(51)が暴徒に頭を殴られ、半身不随になっていることが分かった。中国紙・北京青年報が21日、無法状態に陥った当日のルポを伝えた。 男性は長男の結婚準備のため、車で家族と買い物に行った帰りにデモ隊と遭遇。暴徒に囲まれ、棒や石などで車を壊された。男性の妻が「日本車を買ったのは間違いだった。もう買わないから」と乱暴をやめるよう訴えたが、男性は鈍器で頭を殴られて意識を失い病院に運ばれた。意識が戻ったのは3日後。左手足は動かせるようになったが、右半身はまひが続いているという。 西安では当日、ほかにも日本車がひっくり返されたり、日本ブランドのジャケットを着た男子大学生が「売国奴」とののしられて服を引き裂かれたりした。一方で「車が壊されるから、日本車はバックしろ」と紙に書いて警告する人や「子供が乗っているから乱暴はやめろ」と制止する人もいて、危うく難を逃れるケースもあったという。
西安で 一人の青年が 「この先で車が壊されている 日系(日本車)は引き返せ」というダンボールに手書きで書いたものを掲げている写真が掲載されている。
それで、60台ほどの日本車がそれで救われたという。
中国には多様な意見が存在するということ、また将来に向けての希望を一枚の写真が発信してくれているのかもしれない。
先日、ある人の会話で、浅草寺の賽銭箱の上に一つの額が掲げられているという話をした。
その額には 「施無畏」 という文字が書かれている。「施無畏者(せむいしゃ)」とは、観音菩薩の異名で「恐れること無きを施すもの」という意味である。
山岡鉄舟は「これが剣道の極意である」と剣の弟子に教えたという。
そんなことを話したらその人は言った。
「スターウォーズでも そういうことを 言っていますよね」と。
スターウォーズを製作した目的について、監督は「恐怖と怒りをコントロールことの大事さを伝える」ことだったとあるインタヴューアーに話したという。
恐怖と怒りと憎悪はダーク・サイド(暗黒面)に通じている。ヨーダの言葉である。
実現できなければ 人類そのものの生存も 危ういのかもしれない。
「Fear is the path to the dark side... 恐怖は暗黒面への道である。
fear leads to anger... 恐怖は怒りに通じ
anger leads to hate.. 怒りは憎しみに通じhate leads to suffering 憎しみは苦痛へと通じている」