GAIA

2017/07/29(土)10:27

夢千代最後の言葉

パワーか、フォースか(924)

どんなものがほしいかときかれたら 愛がほしいとこたえます 「夢千代日記」の映画にあたって、夢千代の最期のせりふをめぐって、浦山監督と吉永小百合との意見が食い違った。 「浦山さんは、死の床での『ピカが怖い』というセリフを『ピカが憎い』と変えてほしい、とおっしゃったんです。 社会派の監督でしたし、そうしたメッセージを込めたかったんだと思います。 でも、私はずっとテレビでやってきていて、自分なりの夢千代ができちゃったんいたんですね。 その夢千代は『ピカが怖い』と言うけれども、『憎い』とは言わないんです。 どうしても『憎い』とは言えないと言って何日も話したけど、一致点を見いせませんでした。」 樹木希林さんは「夢千代日記」のテレビドラマ、映画を通して菊奴という芸者役で出演した。 「ピカが怖い」と「憎い」をめぐる場面について 「あそこで、そのたった一つの台詞を譲らなかったのを見て、私は小百合さんのことを認めましたよ」と吉永さんとの対談で話した(『夢の続き』集英社文庫) 夢千代 夢の中

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