12340581 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

GAIA

GAIA

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
全て | 報徳記&二宮翁夜話 | 二宮尊徳先生故地&観音巡礼 | イマジン | ネイチャー | マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界 | 宮澤賢治の世界 | 五日市剛・今野華都子さんの世界 | 和歌・俳句&道歌選 | パワーか、フォースか | 木谷ポルソッタ倶楽部ほか | 尊徳先生の世界 | 鈴木藤三郎 | 井口丑二 | クロムウェル カーライル著&天路歴程 | 広井勇&八田與一 | イギリス史、ニューイングランド史 | 遠州の報徳運動 | 日本社会の病巣 | 世界人類に真正の文明の実現せんことを | 三國隆志先生の世界 | 満州棄民・シベリア抑留 | 技師鳥居信平著述集 | 資料で読む 技師鳥居信平著述集  | 徳島県技師鳥居信平 | ドラッカー | 結跏趺坐 | 鎌倉殿の13人 | ウクライナ | 徳川家康
2017年11月16日
XML
カリガートの「死を待つ人の家」を訪れた人が
この家にみなぎっている『平和』を
不思議に思ったようです
私は単純にこう言いました
「神がここにおられるのです」
ここでは
カーストや宗派は
問いません
彼らが私と同じ信仰ではない
ということは問題ではありませんよ


「マザー・テレサの 愛 という仕事」113ページより

カルカッタにある<死を待つ人の家>に、一人の無神論者がやってきたことがあります。
私はその時のことを忘れられません。
彼が来る少し前に、シスターたちが街の通りから一人の人を連れてきたのです。
その人の体はウジで覆われていましたから、おそらく排水路の中で倒れていたところをひきあげられたのでしょう。
一人のシスターが彼の世話をしておりました。
もちろん彼女は、その時やってきた無神論者が自分を観察していることなど知りません。
しかし、彼女がていねいに体を清めてあげ、微笑みをもって接していたことは、言うまでもありません。
その無神論者はじっとその場に立って、シスターの様子を観察していました。
そして私のところにやって来て、こう言いました。
「私は神を認めていませんでした。
認めないだけでなく、私の胸の中は神への憎悪でいっぱいでした。
しかし今は、私の胸の中は神への愛であふれそうです。
シスターのおこないの中に神の愛を見ることができたのです。
その人を世話するシスターの手、その人を見つめるシスターの微笑み、その人に対する愛に満ちた優しさを通して、そこに神を見ました。
今、私は神を信じられます」と。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017年11月16日 18時39分48秒
[マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.