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カテゴリ:マザー・テレサとマハトマ・ガンジーの世界
カリガートの「死を待つ人の家」を訪れた人が
この家にみなぎっている『平和』を 不思議に思ったようです 私は単純にこう言いました 「神がここにおられるのです」 ここでは カーストや宗派は 問いません 彼らが私と同じ信仰ではない ということは問題ではありませんよ 「マザー・テレサの 愛 という仕事」113ページより カルカッタにある<死を待つ人の家>に、一人の無神論者がやってきたことがあります。 私はその時のことを忘れられません。 彼が来る少し前に、シスターたちが街の通りから一人の人を連れてきたのです。 その人の体はウジで覆われていましたから、おそらく排水路の中で倒れていたところをひきあげられたのでしょう。 一人のシスターが彼の世話をしておりました。 もちろん彼女は、その時やってきた無神論者が自分を観察していることなど知りません。 しかし、彼女がていねいに体を清めてあげ、微笑みをもって接していたことは、言うまでもありません。 その無神論者はじっとその場に立って、シスターの様子を観察していました。 そして私のところにやって来て、こう言いました。 「私は神を認めていませんでした。 認めないだけでなく、私の胸の中は神への憎悪でいっぱいでした。 しかし今は、私の胸の中は神への愛であふれそうです。 シスターのおこないの中に神の愛を見ることができたのです。 その人を世話するシスターの手、その人を見つめるシスターの微笑み、その人に対する愛に満ちた優しさを通して、そこに神を見ました。 今、私は神を信じられます」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月16日 18時39分48秒
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