じじい50の日記

じじい50の日記

このはなさくや姫とかぐや姫

富士山の神、おおやまつみの娘、このはなさくやと天孫族のににぎが結婚したいと、この父に願い出たところ、姉妹の両方を嫁に取ってくれ、というのでした。
このはなさくや姫の姉妹のいわなが姫は不器量な娘で、ににぎのみことたちは、この娘だけを返してしまいました。

ににぎの尊の子孫はこのはなさくや姫の美しさのみを受け継いで、いわなが姫の頑強さは受け継がず、寿命が短くなったと。。

神が命ずる結婚を拒否して、子孫の寿命を縮めるのは、「悪いこと」かもしれませんが、ここは考えようですね。

そういう政略結婚は生きる意味を大事にすることとは矛盾すると。


竹取物語のかぐや姫の場合。
月よりの迎えの使者を追い返そうとみかどの軍勢が警護するものの、停めることはできず、帰ってしまう。

死も同じで。

両性生殖する生物はすべて、個体の寿命が限られています。
生者必滅。


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