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カテゴリ:日常話
人として何が出来るのか?常に心掛けているテーマです。
長年保険業界に携わっている事で様々なケースを見てきましたが、 数年前まで曲がった見方をしていたのかもしれません。 賠償金は高いに越したことはない、と被害者の利益を重視するあまり、 見えなかったものもあります。 確かにお金はいくらあっても邪魔にならない。 しかし、孤独な被害者が最高額を目指す為には、ある程度の 割り切りも必要です。 つまり、少々大げさなアピールをして割合的に認めさせることも 手段としては使うこともあると言うことです。 でも、それが原因で心に傷を負うこともあるかもしれません。 重度の後遺障害を負った方は口を揃えてこう言います。 「もとの身体に戻して…」 本来、被害者がもっとも求めることです。 しかし、医学的な限界に遭遇し、かなわない事が大半です。 それをお金に換えて無理矢理納得させられてしまいます。 お金をもらったとしても何の解決にもならない、しかし そうせざる得ない現状があります。 被害者とお出会いしたときには、「どうしたいのか?」を 必ずたずねるようにしているのはこういった意味があります。 高額賠償を求めるのもよし、早く解決するのもよし、加害者を裁きに かけるのもよし、被害者本人が納得すれば示談解決です。 大切なのは被害者本意で行動すること。 これまでの被害者に教えていただいた気がします。 Mr.Childrenの「彩り」の中に 僕のした単純作業がこの世界を回り回って、まだであったことも ない人の笑い声を作ってゆく~♪ という詞があります。 この詞のように生きて行ければ幸せです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.05.28 13:46:01
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