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カテゴリ:保険会社の矛盾
他の交通事故支援系のNPO理事と話をする機会がありました。
「最近、自転車同士、もしくは自転車が加害者となる事故が多く、 対応に困っている」「いっそのこと、自転車にも自賠責のような保険があれば…」 と救済案の少ない現状に嘆いておられました。 自賠責のように、すべての自転車に保険加入するという斬新な意見ではありますが、 現実問題として管理する側の体制を作らないことには実現は出来ません。 しかし、危険率の問題で自転車本体よりも保険の方が高くなると言う現象も 考えられます。 また、車検がないことで加入漏れが多い250cc以下のバイクも同様、 管理できないものに規制線をはることは難しい。 飲酒問題、駐車監視員制度、ガソリン高騰、様々な事情が相まって、 自転車の普及率が上がっています。 それと同時に事故が多発し、死亡事故も増加しています。 しかし、そんなことよりも被害にあう前提で、個人の保険内容を考え直す、 見直すことが先決です。 期待できない加害者を攻めるよりも、自身をカバーする損害保険に加入する 事の方が重要だと思います。 車の任意保険は、基本的に損害を与えたものに対して、肩代わりさせる保険と 定着していますが、支払いの問題で紛争している状況を目の当たりにすると、 相手の損害保険に頼ること自体、もう時代遅れなのかもしれません。 そんな話をしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.30 16:27:13
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