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カテゴリ:保険会社の矛盾
先日、事故による頚椎捻挫に起因して、髄液漏れ(ずいえきもれ)
症状「脳脊髄液減少症」に陥った被害者がおられました。 建築士の資格を有し、精力的に仕事をこなしていたのですが、事故に より労働能力が低下し、勤務先から解雇されたそうです。 20代後半でこれからというときにです。 ご存じの通り、脳脊髄液減少症の原因については、ほぼ解明されている ものの実情に見合った賠償を得られていない障害の1つです。 「労働力は著しく低下している原因がわかっているのに認めてもらえない。」 そのようなジレンマに悩み、職を失う、文句を言えば、精神系疾患と疑われ、 普通の人でも頭がおかしくなってしまうほどです。 この症状に注目してから、かなりの年月が経ちましたが、被害者の横の連携、 研究者の助けもあり、ようやく国レベルで認知されはじめているようですが、 実情に見合う状態まではほど遠いようです。 このように、症例によっては報われない方もいることを知ってください。 「医学は万全ではない」と誰もが言うように、取り方(損保側)によれば いいように使われるということも実際にはあります。 他人の不法行為で職を失うほど悲しいものはありません。 交通事故は、人の人生やその家族の人生までも変えてしまいます。 ハンドルを握っている皆さん、運転は慎重にお願いします。 そして、やっぱり運転中の携帯電話はいけません。 子供に笑われますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.01 16:19:38
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