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カテゴリ:保険会社の矛盾
仕事で被害者を同行する事が多いのですが、医者によっては
警戒されることもあります。 保険会社の医療調査員と間違えられたりするのです。 個人病院にとって、患者はお客さんです。 保険会社打ち切り交渉を行って来たとするならば、治療続行の 言い訳がないときにはやむなく終了となってしまいます。 つまり、医療に携わっている側からは意味もない治療はすぐに 解るのです。 その為患者以外の人間が診察室に入ってくると極端に態度を 変えたりもします。 「私は被害者の依頼で同行していますが、保険会社側の人間 ではありません。」 と言うと安心した顔をします。 しかし、すかさず打ち切りを持ち出しますので、これまた びっくりした顔をします。 どちらにしても無駄な治療は、被害者にとっても得をすることは ありませんので、直らないのであれば、症状固定として申請を した方がいいのです。 医療調査員よりもシビアなのですが、それなりに根拠があります のでどうすることも出来ません。 帰り際に「あと一ヶ月だけでも…」と言われましたが、 『自賠責枠は残っていません・・』と言うと 「あっ、そう」とすんなり引き下がりました。 つまり、自賠責枠を超えると任意保険が値切り交渉に来るので、 医師にとってはそっちの方が困るのです。 しかし、このやりとり自体普通ではありません。 患者の顔がみるみる不信顔になっていったのは言うまでもありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.12 20:22:50
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