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カテゴリ:損をしない賠償の考え方
先日、面談に来られた被害者が「後遺障害診断書」を持ってき
ました。 自覚症状から神経学的、画像所見も丁寧に記載されていました。 しかし、内容は充実しているものの、「漏れ」が存在していました。 短縮障害の記載漏れと角度の計測違い。 簡単な見落としで実際の障害が見落とされる事はよくあります。 認定する側がわかっていても診断書に明記されていないものは 認定のしようがありません。 しかし、その見落としは損害額に大きな影響を及ぼします。 実際に、13級と12級が見落とされる恐れがありました。 実に500万円ほどの違いです… 医師の記載した診断書を信用しがちではありますが、見落としは あるものとして「交通事故後遺障害添削」をしています。 実は、かなりの効果があります。 本当は医療機関が率先して行うべきものでもあります。 担当医師の意見を尊重しているのか、それとも診断書自体が軽視 されているのか… 実際のところはわかりませんが、何も知らない被害者は医師を信用 するしかありません。 ケアレスミスによって被害者の損害額が左右される。 あってはならないことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.11.11 05:21:37
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