ある日突然、治療先にて
「保険会社より治療打ち切りの連絡があった…明日からは自己
負担で支払ってください」もしくは、保険会社より直接
「病院には連絡しておきましたが、医療調査の結果、今月で
治療費は支払いません」と、やや強引に治療打ち切りを実施する
ケースがあとを絶ちません。
私自身としては、不景気が関係しているのでは…?
もしくは、ダイレクト系保険に市場競争で追いやられている結果が
被害者に飛び火しているのでは…?
と本気で思っているのですが、たまったものではないのは被害者。
一方、治療の実状を具体的に説明する医師にも問題は確かに
あります。つまり、治療費の請求を毎月のように保険会社宛で請求
していますが、その明細書には必ず、自賠責保険用の診断書が
必要となります。
しかし、その診断書には治療の経緯、症状の経過を記載するはず
が、毎回代わり映えしない内容であれば、
「症状が固定しているのでは?」という疑問を支払う側(保険会社)
が持つのも当然です。
となれば、それは後遺障害で、と移行することも・・・
その考えが徐々に早くなっているのです。
中には、早々に弁護士を立てて早期に兵糧攻めを行うことも・・・
対処法としては、症状を明確にする。
医師から具体的な症状経過を説明してもらう。
「被害に遭ってどうして…?」こんな言葉が出るかもしれませんが、
被害状況を説明する事も被害者のつとめです。
これを医師任せにしては、保険会社の思い通りとなります。
そうならないために、何においても『計画性』が重要なのです。