『橋のない川』を語る
昨日の大台ケ原のアップで住井すゑさんの『橋のない川』を書いたらなんと今朝のテーブルに、住井すゑさんの講演録の冊子が❣❣(37回全国同和教育研究協議会研究大会特別講演録の小さな薄い冊子)私が捨てようとした本の中から、相方が読んでみたいと抜いて、いよいよ読もうとしたとか^^すごい偶然です~で、ちょっと読んでみたら、40ページであっという間に読めてしまいました^^少し紹介します~「人類の母性は人以上の人を産まず、人以下の人を産まず」 住井すゑ(一部勝手に書き換えてます・・・)国技館で相撲を見るのに、ある特定の人(天皇)だけが特定の場所で見る。娯楽一つにしても生まれたところによって違う。なんと不公平な。もう亡くなられた松本治一郎先生に、この会場で「人間はすべて平等だ。貴族あれば、賤族あり。生まれながら尊い者がある限り、生まれながら卑しいというこの制度はなくならない」と話して頂きたかった。人間はもともと平等なんだ。いったい何をもって一方は尊く、一方は卑しいというのか。いわれも証拠もない。科学的に証明できないのに尊いというのは迷信。イギリスのダイアナが第二王子を産んだとニュースを聞いたとき、テレビをぶん殴ろうと思うほど腹が立った。だれが王子なんて化け物を産むか。産むのは、当たり前のこどもだ。現在の憲法では、自由で平等で平和になっているはずだが、そうなっていない。憲法がうそをついているのか。私たちは憲法通りの生活が正しいと思うのにその憲法と違うことをやって、平気で通って行くこの不思議さ。和歌山での勤評闘争でこどもたちが同盟休校するところへいって見て、感じたことの下りも面白いですが長すぎるので、、、もし興味ある人が居れば連絡ください^^写真で写して、アップしますよ^^そして和歌山のこどもたちが「つづり方兄弟」の映画を見て人は必ず一度は死ぬから、死ぬのは悲しくないがどういう死に方をするのかは、悲しいと死ぬ前のシーンで泣いたのが、部落の子どもで、ほかのこどもは、死ぬとこで泣いた。泣く場所が違う。人間は一ぺんは死ぬのだから、死ぬことは悲しくも恐ろしくもない。悲しいのはどういう過程で死ななければならなかったか。そういう意味で、差別で死んでいく人、無謀な戦争で犠牲になった何千万もの人間 戦争はなぜ起こったか。日本の世界に類のない国体を守ろうとか、天皇を守ろうとかいう狂気の沙汰が、戦争を引き起こしたんだと私は思うんです。この反省の上に立って、憲法を守っていきたい。