遊ぼう　! ジメさんの　ひろば

今朝の気温は　28℃、夏空が広がり　最高気温　35℃の猛暑日となった、
明朝の気温は　27℃、快晴で　最高気温　34℃の予報である。

先ほど　6時に帰宅して　パソコンを開いたら　ジメさんのブログのアクセス・カウンターが　144万秋セスを越えていた。
7月11日に　143万だったので　かなり早い　1万だった。
いつも読んで下さる皆さんに　深く感謝申し上げます。

自宅看取りを覚悟した　弟は　今朝　午前4時48分に　静かに眠ったまま大往生しました。
寂しい気持ちはありますが　悲しいと言う気持ちは　今もありません。
むしろ　最期は　多くのスタッフと家族に支えられて　自宅看取りを完成さした弟と嫁を褒めてやりたいと思います。

昨夜　23時に　弟宅へ戻ると　ジメさんの長男が　東京で仕事を終えてから　新幹線に乗って見まいに来てくれてました。息子が声をかけると　弟は　細い眼を開けて　うれし涙を流していました。
23時30分に　息子が伊丹へ戻った後　訪問クリニックの医師が診察し「今夜が最大の山場です。」と告げたので　嫁さんと二人で「今夜はどんなことが起こっても　大声を出したり頬っぺたを叩いたりするのはやめようと決めました。
弟はすやすやと寝息を立てて眠り続けています。夜間担当の介護ヘルパーさんが　弟か苦しみだすのは　連日　午前4時半ころから始まるので　ジメさんと嫁さんに「明日朝　4時に起こしますから　今夜は早く寝て下さい。」と言われ　それぞれベッドに入り　パタン・グーで熟睡しました。
午前4時に起こされた時も　弟はすやすやと寝ていました。
4時30分になって　急に血中酸素測定器の数字が低くなり　血圧も下がり　脈拍も少なくなりました。
三人で　腕をさすりながら　弟に「昨日まで無理やり起こしてごめん。よくここまで頑張ったね。お疲れさん。ありがとう。」と声を掛ける中　4時48分　全く苦しまずに大往生しました。
ここから　弟は　私たちに素晴らしい初体験をさせてくれました。
午前5時10分に　クリニックから看護師さんが来られ　点滴の針と　尿管を外してから「今から　お身体をきれいに拭くので　お二人も手伝って下さい。」と言われました。
弟を素っ裸にして　熱い蒸しタオルを取り換えながら　全身をきれいに拭いてやりました。看護師さんは剃刀でひげをきれいに剃った後　お化粧して下さいました。抗がん剤でむくんでムーン・フェイスになった化粧顔を見て　ジメさんが「マツコ・デラックスみたいやぞ。」と言ったら大笑いになりました。
弟がこの日のためにパリで買っておいた何ちゃらブランドのポロシャツを着せ　お揃いの靴下を履かせズボンを履かせると　お洒落だった昔の弟に戻りました。
午前9時に　クリニックの主治医が来られ「死亡診断書」の説明と確認をされました。病歴らには　弟の身体は6年前くらいからがん細胞が出来ていたとのことです。そして最後の行には　家庭看取りの成功と書いてあり　医師も弟が頑張ったことを褒めて下さいました。
午前10時に「クレリ東灘・花六総本店」一級葬祭ディレクターの男性が来られました。弟も　ジメさんの教えで　クレリの会員登録をし下見もしていたとのことでした。ジメさんには「俺は葬式も墓も要らん。」と言ってましたが　一昨年夏に「兄貴の買った祭壇納骨ロッカーに入れて欲しい。」と言い出した頃に　心変わりしたのでしょう。
花六の係員が　携帯で電話をかけて「弟さんは運が強い。明日　日曜日の神戸市・甲南斎場が取れた。月曜日は休館日なので　2日間待つことになる直前でした。だたコロナ対策で甲南斎場は　一組　10人までの制限があるそうです。
今夜の通夜も　三ヶ月間　病院で一人で我慢してくれたので　もう一晩だけ我慢して貰うことして中止
明日の午前11時15分～午前12時まで　無宗教　家族のみで行うことにしました。
午後3時に　花六から三人の男性が来て　マンションの廊下を担架で運び　寝台車に乗せて東灘ホールへ運んでくれました。
ジメさんも嫁さんと一緒に追いかけて行ました。既にホールの祭壇は豪華ではありませんが　可愛い花で飾られていました。弟を納棺するのも手伝と　弟は　マツコ・デラックスから　元のサイズの顔に戻っていた。　
式次第も決めて　タクシーで阪急・御影駅で降ろして貰って　伊丹へ戻った。
長男の子供たちは　中学でコロナが発生したので　移動禁止となり参列出来なくなったと分った。
今　パパは孫から　お棺に入れる　弟への手紙を電話で聴いて代筆している。
ジメさんも　最後に弟を笑わせてやろうと「お笑いマスク」をポケットに忍ばせた。
本当に　弟夫婦の自宅看取りで　多くのことを学んだ。感謝　感謝である。

明日の予定「大好きな弟の再会を約して　& ? 」